アメリカ大手航空会社の客室乗務員になるには?
航空会社の試験って、採用されるときはほんとにトントン拍子でいくんですよね。
でも面接で落ちた場合、なぜ落ちたのか理由を教えてくれません。一生懸命考えたところで答えは一生わかりません。すごく悔しいですよね。
・あのときうまく答えられなかったから?
・緊張しすぎて笑顔が足りなかったから?
でも心の奥底では自分でよくわかっていると思うんです。
準備が不足していた・・
と。
アメリカで客室乗務員の仕事をするのに、特別な資格はいりません(合法で米国で仕事ができる為のグリーンカードや米国籍はあるという前提でお話しています)。アメリカですし、年齢の上限はありません。私は40代ですが、同じ年代やそれ以上の同期がたくさんいます。日本と違って要件を満たしていれば年齢は関係ないという世界で、私はとても気がらくですし、日本との違いに大変驚いています。
要はしっかりと準備をして受験に臨めば、合格できるんです。
英語に自信がなくても、面接の受け答えが不安でも、一歩を踏み出すのが怖くても・・
準備をしていけば大きな壁もちゃんと突破できます。準備が不足しているからその壁を超えられないだけなのです。
だったら準備をしまくればいいだけだと私は思います。
アメリカの航空会社大手の良いところは、
・福利厚生が良い
・勤務がフレキシブル
・世界中どこにでも行ける
・ちゃんと仕事をすればどこに住んでも良い
・日本と比較して給料が高い
・様々な考えの人に出会える
もちろん悪いところが無いわけではありません。
・自宅を留守にする日が多い(毎晩ちゃんと家に帰りたい人には向いてないかと思います。日帰りのフライトを希望したいところですが、新人のときは難しい)
・天候や機材整備などで遅延になると、拘束時間が長くなる
私はエアラインの仕事がもともと好きで、それでも嫌なだなと思うときはありますが、良いところが断然勝っているので、この仕事をさせて頂き嬉しく思っています。日本でも同じ仕事をしていたのですが、日本とアメリカの大きな違いは、
・かなりカジュアルなサービス(求められているものが違う)
・どのような勤務にしたいかは、自分で選べる
この2つですね。
文化の違いとして、アメリカではお客様と従業員は対等な世界ですし、会社からも丁寧なサービスをそこまで高く求められていないので、働く側としてはとても気がらくです。
どのような勤務にしたいかを自分で選べるというのは、多く働きたい人は多く働いて、最小限でしか働きたくない人はそう選べるし、曜日も時間もリクエスト自体はできるので、それが良いかなと思います。自分で自分のスケジュールを作っている感じですね。
どこに住むかも指定はなく、会社としてはちゃんと勤務をこなしてくれれば良いので、世界中から通っている人がいるのを知ったときは度肝を抜かれました。
例えば、ダラスベースだけど、ハワイから通っている。遠いけど、それは一応国内。でもヨーロッパから通っているとかアジアから通っている人がいるんです。
これがアメリカか・・!
もちろん新人のときはそのような勤務をするのは難しいのですが、徐々にフレキシブルになっていきます。住む場所に縛りがないという考えに、私はすごい社会だなと思いましたし、それがとても嬉しくて仕方がないです。
日本にいるときはリクエストできたのは有給だけだったような・・。
休みは4勤2休(4日働いて2日休みを曜日に関係なく繰り返す)でしたし、「このフライトを飛びたい!」「この日のフライトを誰かと代わりたい」と言えるシステムは無く、アサインされた仕事をこなすだけでした。
一長一短なので、好き嫌いとか合う合わないがあると思うんですけど、私はアメリカのエアラインで働く方が自分に合っていると思います。アメリカの大手航空会社に入るのに、特に資格はいらないです。高額なエアラインスクールに行く必要はないと思っています。とはいえ、入るのにコツのようなものはあります。
もちろん私は大手のエアラインに入るまでに1発合格したわけではありません。失敗したり、恥をかいたりしながらもこうすればいいのかな?と試行錯誤しながら掴み取ったものです。
「必勝!アメリカ大手エアラインに合格する方法」は、アメリカにすでに在住で、アメリカの大手エアライン客室乗務員になりたい方向けに、どうしたら大手エアラインに入れるのか、何を準備すればいいか、どのようにたち振る舞えばいいかなど、私の体験談を混じえながら、できるだけわかりやすくまとめたものです。
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詳しい内容は、
●アメリカ大手4社の違い
●リサーチの重要性と企業研究の具体的な方法とは?
●採用の流れ
●適性検査対策―アセスメント突破方法―
●面接対策その①―面接の乗り越え方―
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