アメリカでレストラン経営。良い人材確保2つの方法とメリット・デメリット
人材集めは、お店の準備状況をみながら進めて行きます。
前オーナーの従業員はそのまま残ってくれるのか?
それとも新しく誰かを雇ったり、友達を引き抜くのか?
それぞれ見ていきます。
前オーナー時代の従業員が残りたいという場合と、残りたくないという場合があると思います。
その店が好きで、その仕事が好き、新しく仕事を探すのも面倒、と思っていれば残りたいと言ってくれると思います。新しいオーナーも悪い人じゃなさそうだし・・とあなたの人柄を見ている人もいると思います。
一方で、オーナーが変わるなら私も辞めようかな・・と残ってくれないかもしれません。
とはいっても、基本的には残りたいという人が多いと思います。
前オーナーの従業員に残ってもらうメリット
・人材確保をする手間が省ける
・従業員がなんでも知っているので教育する必要なし
・常連のことなども知っている
早くお店をオープンさせたいと思っていて、改装もしない人には向いていると思います。
デメリットは、
・従業員の給料を変更しにくい
・今までのルールを変更しにくい
・雰囲気もあまり変わらない
私達は改装をしなかったですし、前オーナー時代の従業員にそのまま残ってもらって一緒に仕事しました。
私は心強いなあと思ったのが本音です。ただ、私達目線で言うと、1人の社員の給料が見合って無くて、でもそこを変更でき無かったのはデメリットでした。
もしお店を改装したいと思っていて、オープンまでに半年とか期間が空いてしまうと、その間も従業員に無給で残ってもらうのは厳しいかなと思います。その間みんな仕事を探すでしょうし、そうすると戻ってこない可能性は高いです。それでもやっぱりあの店がいいと思ってくれる人もいますけど、その方が稀だと思います。
私達のお店を買った、後のオーナーは、最初から(私達と一緒に働いていた)従業員を引き継がないと言ってました。1番の理由は給料が高すぎるというものでした。なので自分の知り合いを入れたり、新しく募集をかけたりしてました。
こちらのメリット・デメリットもみてみます。
メリット
・自分が雇っているというリーダー意識
・見合った給料設定
・自分の好きな人を採用できる
デメリット
・募集をかけたりする手間
・トレーニングは必要
・採用してもすぐ辞める可能性は高い
どの方法を取るかはオーナーのあなた次第です。もちろん、この人には残ってもらいたいけど、この部門の人は辞めてもらって、新しく雇うなどもアリです。
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オープン時だけではなくて、誰か辞めてしまったときは、新しく雇う必要があると思います。
・友達や知り合いに頼む
知り合いに頼むというのは1番信頼が高いですね。重要なポジションは、急に抜けられても困るので、友達にいいシェフがいるから、その人に入ってもらうなどのパターンがいいかもしれません。
・知り合いの業者に聞いてみる
もしあなたが飲食店で働いていたら、お店に出入りしている業者さんがいますよね。例えば食材を運んでくださる業者さん。色々なお店に出入りをしているので、結構情報ツウだと思います。
・クレッグスリストなどネットで募集をかける
クレッグスリストは地域のネット掲示板という感じで、結構見たり使っている人多いと思います。募集を出す場合は有料になりますが、そんなに高くないと思います。
・スーパーや店先に募集を貼らせてもらう
私達もこれをやったことがあるのですが、米系スーパーに募集の紙を貼るのは最近は厳しくなっていて、貼らせてもらえない可能性が高いです。
貼るならアジア系やメキシコ系のスーパーが良いと思います。
人材集めの目処がついたら、ペイロールの会社の決定しておきましょう。
キャッシュでの給料支払は違法になります。税金とかの細かい計算は自分でできないですから、その手続を行ってくれる会社を通して従業員に給料をお支払いします。
あと州の最低賃金を確認しておくといいと思います。知らないでそれより低い給料を払ったりすると、従業員から訴えられたり、罰金ある可能性もあるので、確認をしておきましょう。
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人材を集めは大変なことだと思います。
いい人材が欲しいけど、そういった人たちは給料が見合ってないと違うところへ移ってしまいます。だからといって高い給料を出し続けるわけにもいかないですから、その兼ね合いですとか、人材確保が難しいと思います。
お店のエリアの治安がいいと、レストランで働いてくれるような人が近くにあまり住んでおらず、やや遠くに住んでいる所から来てもらったりしていたのですが、そうするとやっぱりやめちゃう人もいて、そのあたりが難しかったです。観光地が近くにあると、観光地にあるレストランで働く方がチップも多いので、そちらに行ってしまう傾向があります。
採用自体よりも、いい人に長く働いてもらうというところに、難しさがあると思います。
悩みなどありましたら、こちらから気軽にメール下さい。
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