居抜き物件の内覧チェックポイント!アメリカで飲食店を買う時はココを見よう!
色々なお店を調べて「お!この店舗はよいかも?」と思ったらオーナーさんに店内を見させてもらうと思います。
本格的に良いなと感じたら売上やコストのことを聞くと思いますが、加えてお店の設備についても状態を聞いたり、見たりしてチェックしましょう。
まず、お店が所有しているものと、リースしているものがあったりするので、そこは確認しておきます。
例えば、私達が買おうとしていたお店は、ディッシュウォッシャーをリースで使っていました。
リースだと、専用の洗剤をいくつも買ったりしなくてはならず、値段も結構高くつきます。
なので自分たちは、この居抜き店舗を買ったら、中古のディッシュウォッシャーに取り替えたいと考えました。
で、物件を買ったときに、前オーナーにその事を伝えて、リース契約を切ってもらいました。
ただですね、そのリース業者は前オーナーが「契約やめます」と通達しても、なかなか引き取りにきてくれなくて、でもちゃっかりその期間分はチャージされたりしてて・・
前オーナーから「訴えてやる!」という言葉を引き出させたくらい、イラつかせる業者でした。
怒った前オーナーは、契約をやめると言った以降の分を払わなかったのですが、そうしたらクレジットヒストリーに傷がついたみたいで・・またその手続をしたりと、超面倒なことになって更に激怒してました。
この業者は悪どかったです。すべてがそんな悪い業者ではないですし、このときは私達にとっては特に何も問題はなかったですが(前オーナーにとっては悲惨でしたが)、こんなこともあるかもしれないし、リースについては確認しておきましょう。
あと、
・壊れそうな機材はあるのか?
・いつ買ったか?
・修理歴
これらを聞いてみてもいいと思います。
壊れそうなものを知っておくだけでも、そのうち修理必要だな、新しいものが必要かもな、と心の準備にもなりますよ。
レストランで必要な大きめ機材をあげておきますね。
・冷蔵庫
・冷凍庫
・フライヤー
・製氷機
・ソーダマシーン
・電子レンジ
・炊飯器
・ディッシュウォッシャー
・オーブン
・グリル
・ビアサーバー
お店によっては全部が必要なわけではないですが、大体こんなところですね。
私達の場合は、前オーナーさんが結構機材を使い込んでいたのもあり、冷蔵庫や冷凍庫、フライヤーや製氷機など、1回は壊れました。
1番大変だったのは冷凍庫が壊れたときですね。予備の冷凍庫が他に無かったですし、冷凍庫って大型ですから、安くもないし、短時間で新しいものが手に入るわけでもなかったですし、あたふたしました。大型であればあるほど、壊れたらイタイですね。
あと建物に既に備わっている設備として、
・エアコン
・ダクト
・消化器
・火災報知器
・お湯が出るか
・下水(グリーストラップを含む)
※グリーストラップとは、厨房の排水に含まれる、油分やくずなど分離・収集し、排水管をつまらせたりするのを防ぐ装置。してないと罰金。
これらも気にしておいたほうが良いと思います。
私達の店のエアコンは調子が悪くて、2つあるうちの片方のパワーが弱くなってしまったりしました。
あと、前回も少しお話しましたが、下水やダクトのお掃除が州で義務付けられていたりします。州により違いがあると思いますが、私達のところのダクトは年2回でした。
「下水やダクトのお掃除って義務付けられていますか?だとしたら年に何回ですか?」などをオーナーさんに聞いてみてみると良いと思います。
スポンサードリンク
エアコンの調子とかって、なかなか気が付きにくいとこですが、でも大事な機材ですし、こういった部分も確認しておいたほうが良いです。
レストランではないですがオフィスを借りたアメリカ人が、「エアコンがつかない!ランドロードに言ったけど、まだ何も対応してくれない!」と怒ってオフィスを借りる契約をやめたという話も聞いたりしました。
これはランドロードが責任をとる必要があったのか、事情はよくわかりませんが、やはり借りる前にわかっていたほうが良いと思います。どちらに責任があるかも、確認しておいたほうがいいです。
本格的に、店を買いますと決まったとき、私達もオーナーさんから
「修理が必要ならここに電話したらいいよ」
と色々教えて貰ったので、そういうのもタイミングをみて聞いておくといいと思います(大体は本体に連絡先のシールが貼ってあったりしますが)。
悩みなどありましたら、こちらから気軽にメール下さい。
前回の記事はコチラ⇒売り手オーナーの本音を見抜け!アメリカで個人が飲食店を居抜きで買う際の注意点
次の記事はこちら⇒大家が誰かを知ってトラブル回避!アメリカで個人レストラン開業する時のアドバイス
アメリカで自分の店を持ちたい人はこちらもどうぞ↓
アメリカ生活のリアルについてはこちらで書いています↓
アメリカの大自然についてはこちら↓
ラスベガスについてはこちらでまとめています↓
ラスベガスに来たらグランドキャニオンは観光必須!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。