え!この人は買い手だったの?アメリカで飲食店を売りに出すときの注意点
お店を売りに出すことを決めて、ブローカーに依頼すると、ネット上に売出し中であることが掲載されます。
登録するウェブ・サイトにもよるのですが、基本的にはお店の名前など具体的な事はわからない様になっていて、買い手がブローカーにコンタクトし、実際にお店を見たい!という人だけがお店の詳細を公開してもらる仕組みです。
これは自分がお店を買ったときと同じですね。
今回は、
・売りに出していることをネットに掲載した後どうなるのか?
・オファーがあったらどうするのか?
について注意点を交えながら書いていきます。
売り出し中であることを掲示すると、ブローカーを通じて、レストランに興味を持った人が実際にお店にやってきます。
大体は「売りに出してるって聞いたんだけど・・」とお店に現れます。
キッチンやトイレ、バックオフィスなど自由に見てもらってもいいと思うし、あなたが一緒に案内してあげても良いと思います。お店について何か質問されたりすると思うので、そのときは答えてあげれば問題ありません。
自分のお店の料理を、無料で食べていってもらうのも1つの手かも、と私は思います。買い手は時間をかけて色々な店舗を見て回っているため、特徴がないと忘れたりしてしまいがちなのですが、オーナーがとても良い人とか、親切にしてもらったという印象を残すことは出来るかもしれません。
あと買い手がお客さんとして来ている場合もあります。あちらから何も質問されなければ、この場合は気づかないです。
買い手はブローカーにコンタクトして、あなたのお店の住所を聞いてやってくるので、こまめなブローカーだと「お店を見たいって言っている人がいるから、誰か来るかも」とあなたに連絡をくれたりします。
これってほんとありがたいんですよね。こちらも心の準備が出来るし、状況がわかるし。ブローカーを選ぶとき、やっぱりフットワークの軽い人、こまめに動いてよくやってくれる人が良いと思います。
あと、店を見学する時間帯を指定することもできます。
例えば、昼間だけにしてほしいということも可能で、その場合はブローカーに予め言っておくと良いと思います。
もしお店に興味ある人がなかなか現れない場合は、売出し価格の見直しをしていきます。
自分達の体験談を話すと、「お店を売りに出していると聞いたんですけど」とやって来るパターンが多かったです。
でも最終的にお店を買ってくれた方は、最初お客さんとしてお店に来ていて、後日になって買い手だということがわかったパターンでした。
なので私は「え!あの人買い手だったの?!」と凄くびっくりしました。
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その後あなたのお店を買いたい人が現れれば、ブローカーを通じて、「お客様がレストランを買いたいと言ってきてるよ~」と連絡があります。
そこからすぐに値段交渉に入ります。◯◯ドルだったら買いますとか、◯◯ドルで売って欲しいとか。
間にブローカーが入っているので、売り手と買い手が直接交渉することはなくて、私たちの場合は買い手から、「値段を下げて欲しい」とブローカー経由で要望がありました。
でも私たちも希望する売値があったので、最終的には、相手と自分達が希望する中間の値段でオッケーを出しました。
とはいえ、ここはちょっとした駆け引きなところがあります。
出来るだけ早く売りたいとか、時間がかかってもいいからその価格では売らないとか、自分であらかじめ決めておいたり、経済状況などと合わせて自分で判断する必要があります。
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売出し中のお店を見にやってくる人って、資金に余裕がある人が多いのかなと思いきや、お金をあまりもってない人もいます。
「これしかないんだけど売ってくれる?」とか。
もちろん売りませんけど、お店に興味ある人の中にも結構色々なタイプがいるんじゃないかなって思います。シェフをしていて、独立をしたいんだとかももちろんいたかな。
値段交渉のときは、相手がどういうバックグラウンドを持っているのか詳しくわからなくて、そこが駆け引きを難しくさせる部分でもあるなあと思いました。
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