インタビューも素晴らしい!テニス錦織圭選手の英語力が世界レベルなワケ
錦織圭選手と言えば、世界ランキング最高4位のテニス界のスーパースターですよね。日本で最も強いテニスプレーヤーです。そのうえ英語スピーチも絶賛されています。
私はテニスの事は正直詳しくありませんが、錦織選手は大好きなテニスプレーヤーで、彼の試合を見るとすごくポジティブなエネルギーを貰っています。
試合で負けそうになっても決してそこで諦めたりせず粘り強いプレーですよね。ポイントを取るたびに「よし!!」って私も一緒に叫んでます。私は普段、嬉しいことがあっても大声上げたりするタイプではないので、私の大声に「どうしたんだ?!」周りの人が引いています笑。
そんなことはどうでもいいですが、最初は負けそうなスコアなのに、ボールを諦めずに粘り強く戦って死闘の末に勝った時なんかは本当に感動ですよね!心がジーンと熱くなります。
しかも対戦相手って錦織選手より背の高い選手ばかりなわけですよ。
錦織選手は日本人の中では背が高い方で178㎝、しかしそれに対し世界トップクラスのプライヤーは、更に高く、平均身長190㎝くらい。中には2m越えの人もいるわけです。
身長が高く体重が重ければ重いボールを打ってきますし、リーチも長いですよね。サーブも剛速球を打ってきます。体格では不利なのに、そんな連中相手に錦織選手は日々、戦っているわけですよ。
そんな錦織選手を見ていると、「自分も頑張ろう!」って、いつも励まされます。
◆10代で渡米
錦織選手は5歳からテニスを始めて、メキメキと力をつけて頭角を現すわけですが、テニスだけでなく英語力も大変高いことで有名ですね。
13、14歳の頃にフロリダにテニス留学で渡っています。現在の拠点もフロリダにある、施設の整ったIMGアカデミーのようですね。
現在錦織選手は29歳なので、時間にしたら長い間英語に触れていることになります。世界中で試合をしていますが、年月だけみると10年以上アメリカで生活しているわけですね。
でも13歳で渡米したということは、最初は英語は話せなかったはずだと思うんですよ。
英語まみれの世界に13歳で飛び込んだ・・。13歳でですよ?13歳って子供ですよね?
自分が13歳の時って何してたかなって振り返ると、私は外国の「ガ」の字も思い浮かんでいませんでしたね。部活と友達と遊ぶことばかり考えてました。13歳の時点で、こんなにも違う。笑
普通の人ではまず考えないことを13歳でしているわけですから、やはりスゴイ、の一言に尽きます。
錦織選手が13歳で留学したIMGアカデミーは、世界のトップアスリートを数多く輩出していますが、英語プログラムもあるようなので、ここで英語を習得しつつ、世界中から集まるスポーツ界のエリートたちと実用的な英会話を学んだんでしょうね。日本人は少なかったようですよ。
心細い上に嫌でも英語を話さなければならない状況だったと思いますが、そんな状況であっても「トッププレイヤーになりたい!」という気持ちが大変強かったと思います。
とは言っても、もともとは日本生まれで母国語は日本語なので、努力なしには流暢な英語を話せるようになりません。13歳という若さで渡米したとしても、苦労はあったと思います。
なぜかというと、本人が話せるようになりたいとか、意思疎通を図りたいと思って努力したりとか積極的に話すことなどをしなければ英語力は上がらないからです。
しかもそう思ったとしても、すぐに英語力って上がるわけではないので、不安やもどかしさを感じたりとか、言葉の壁を感じて日本に帰りたいとかっていう気持ちはあったと思うんですよ。
だから「若かったから英語が簡単に身についた」わけではないと私は思います。
ラクに簡単に英語が身についたわけではなく、苦労や努力あって現在の英語力を身につけたんだと思います。
◆錦織選手の話す英語
試合後のインタビューを聞いた個人的な感想ですが、やはり英語力は高いと思います。通訳なしでネイティブのインタビュアーと堂々と話していますし、ちゃんと相手も錦織選手と意思疎通が図れてますね。
私は在米歴5年で、錦織選手よりも時間だけを考えると半分以下で偉そうなことを言えませんが、例えば、自分が錦織選手と同じ立場で、インタビューを受けるとしますよね。そしたらあんな風には立ち振る舞えないと思います。
まず観客の大声援の中でちゃんとインタビュアーの質問を聞き取れるかな?って心配になりますね。シーンと静まりかえったところでならまだしも、第二言語を習得する者にとって、声援の多い、がやがやした中でちゃんと聞き取るってそれだけでも大変なことですよ。
しかも自分のレベルだったら合間に黙ってしまったり、「え?なんて言いました?もう一度お願いします」とかって質問してしまいそうですが、そういったこともないし。
アメリカ人の友達曰く、「ネイティブじゃないのは英語聞いていてわかるけど、彼の英語すごくいいよ!」って言ってましたね。アメリカ人からも絶賛の会話力です。
ちなみに、日本の友人に「錦織圭の日本語って、なんだかふにゃふにゃしてる感じだけど、英語ってどうなの?英語もフニャフニャしてるの?」って聞かれたことあるんですけど、英語はフニャフニャしている印象は全くないです!むしろペラペラでカッコいいですよね!
日本語の方が下手、とか言われているみたいですけど、確かに日本語の方は、頼りない感じがありますが、声の質のような気もします。
日本語と英語のインタビューを比較すると私には英語の方が堂々としているというか、自然に聞こえますね。
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◆最後に
錦織選手はテニスだけでなく英語力もかなりある選手ですが、その陰ではテニスだけではなく英語も相当努力したのではないかと思います。
心が折れそうになったとき何を考えているか?という質問に対して錦織選手が、
「最初ダメで負けていても良くなることはあるし、最後まであきらめないことだね。ほんと負けていても、良くなるキッカケがくるから。もしそこで試合に負けても、また練習すればいいだけだから。」
「テニスだけではなくて、何の仕事していても辛い時期はやってくるけど・・それも簡単に諦めないことだね」
という言葉がすごく胸に刺さってます。これは錦織選手の言っている通り、テニスだけの話ではなくて、英語でも何でも同じですよね。
錦織選手ほどにはなれないとしても、自分の取り組んでいる分野とか、今挑戦していることとか、
「簡単に諦めるなああああ~!!!!」
ということです。(松岡修造さんの声がちょっと聞こえてきそうです)
錦織選手の日本人離れした実力と精神力はホントに神の領域だと思うし、尊敬の域です。
私たちにたくさんの感動を与えてくれる錦織選手を今後もずっと応援していきたいですね!
英語上達への道はコチラで書いています↓
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