グリーンカードが届かず最後までハラハラ!GC条件削除の手続きと流れ
数か月前に正規のグリーンカードがやっと手元に届きました。なんやかんや渡米した日から5年近くの年月が経っていて、K1ビザの手続きをスタートした時から計算すると、6、7年くらい経過しています。
長かったですね・・。
次に手続きをするときはアメリカ市民権を取る場合か、10年後のグリーンカード更新の手続きなので、しばらくの間は安泰です。
今回は仮グリーンカードから正規のグリーンカードへの変更手続きについて書きたいと思います。
◆手続きを開始する時期
グリーンカードの条件削除の手続きは、条件付きグリーンカードの有効期限が切れる90日前から行えます。
この手続きをウッカリ忘れない様に注意してください。忘れると、永住権が無効になってしまいます。
自分の場合、夫の方がしっかりしているので、
仮のグリーンカード、そろそろ切れるんじゃないの?
・・・・そういえば・・!
という感じでしたので、自分のカードですし自分でしっかり管理しましょう(お前が言うでない!)。
手続きの期間あたりに引っ越しを控えている場合は、引っ越し後に手続きをした方がいいと思います。もちろん期限切れる前に手続きをする必要はありますが、引っ越す前に手続き始めると、住所変更の手続きをする羽目になるので、自分は引っ越ししてから新しい住所を使って手続きしました。
尚、今回も自分たちは弁護士を使わず、自力で行っています。
◆必要フォームと書類
●I-751
●サポート書類 (グリーンカード表裏コピーと、夫婦関係を証明する書類を提出します。)
●申請料 (680ドル)
(I-751における移民局の情報はこちら→https://www.uscis.gov/i-751)
サポート書類は何かというと、例えばですが、
●子供の出生証明書
●2人で借りているリースの証明書やモーゲージ
●ジョイントセービングアカウントや、チェッキングアカウントのヒストリー
●共同名義の光熱費明細
●結婚が偽装ではないと証明できる他のもの
●自分たちの婚姻を証明できる人の名前や情報など
ですね。
自分たちが用意して実際に提出したサポート書類は、
●ジョイント バンクアカウント
●ジョイント クレジットカード
●ジョイント タックスリターン
●車の保険
●アパートのリースアプリケーション
●2人の写真や旅行に行った際の航空券のコピー
●アメリカに住んでいる親戚の情報
などです。出来るだけ多く証明できるものを出します。
私が提出しなかったのは、
・子供の出生証明書 (子供がいない為)
・共同名義の光熱費明細 (夫の名前しか入ってなかった)
ですが、手続きには問題なかったみたいです。
◆申請費用
●680ドル
自分たちは、チェックを同封しました。
◆その後の流れ
●I-751とサポート書類の提出をしたのが、2017年の2月。
⇩
●Notice of Actionを受領。(2017年3月)
これは「I-751 が受理されました~」という通知。この手紙には、「コンディショナル グリーンカードを1年延ばします」と書いてあります。
⇩
●バイオメトリックス(指紋採取)の連絡 (2017年の3月)
とここまでは、スムーズでした。問題はここからでした。
待っても待っても、そのあと連絡がこない!コンディショナルグリーンカードの1年延長の期間が過ぎてしまいました。
帰国できないし、心配で仕方がなかったですが、待つことしか出来ないのでしばらく放置。1年3か月くらいは何も連絡がなかったことになります。
その後、
●「手続きスムーズにするために、アプリケーションをテキサスに移しました」と通知が来ました。(2018年6月)
⇩
●「手続きが遅れているのでコンディショナル グリーンカードを18か月延ばす」と通知。(2018年8月)
⇩
●「結婚していると証明できる追加の書類を11月8日までに提出するように」と通知。(2018年8月)
⇩
●婚姻の証明になるなるものを提出 (2018年9月) ※提出物は下記参照
⇩
●正規のグリーンカード受け取り (2018年10月)
◆追加で婚姻の証明として提出したもの
追加で婚姻証明として出す書類は、具体的な指示がありました。
・子供がいる場合は出生証明書など(子供がいないので自分は未提出)
・現在の2人名義のリースや住宅ローン
・自分と配偶者の運転免許のコピー
・直近3か月の当座貯金口座、貯蓄口座の取引ページのコピー
・所有物や生命保険のドキュメント
・過去3年のタックスリターン (W‐2)
・公共料金の支払い
・ローンやクレジットカードの取引明細書
結構なページの量があったと思います。
カバーシートと、USCISから送られてきたオレンジの紙「REQUEST FOR EVIDENCE」も添えて提出します。(カバーシートは、どういった書類を同封したかの簡単な説明文)
「グリーンカード条件削除で私が提出したカバーレター」についてはコチラを参考にして下さい。
http://america2go.net/2019/03/01/coversheetsample/
何かあった時の為に、コピーは取っておきましょう。
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◆体験談
今回1番心配だったのは、予定通りにグリーンカードが来なかったことですね。
実質4か月くらいは、グリーンカードの期限が切れた状態になってしまったので、アメリカから出られないですし、どうしたものか、と思っていましたが、手続きが遅れた理由は政治のことも関係しているのかもしれませんね。仕方がないと言えば仕方がないですが。
USCISのサイトに行って自分のReceipt Number 入れると自分のステータスを確認することができるので活用してみてください。https://www.uscis.gov/greencard/adjustment-of-status
面倒だったのは、2人の名義のリースまたは住宅ローンの証明。夫の名前のみで、アパートの契約していたみたいで、私の名前も契約書に入れてもらう手続きをし直しました。ちょっと手間かかりましたし、わずかですがお金もかかりました。
相変わらず書類の手続きってメンドクサイですね。笑
2人の名前が入っている書類を提出することを求められるので、やはり自分だけでは出来ないことですよね。必ず配偶者の協力は要ります。今回も大変でしたが、2人で協力して行えばサクサクと終わるので、共同作業だと思ってポジティブに取り組みましょう。
◆まとめ
アメリカのビザやグリーンカードの手続きって、本当に大変で面倒で、時間もお金もかかりますね。
でもこれを乗り越えたので、暫くはそんな手間からオサラバです!お疲れさまでした。せっかく手に入れたグリーンカードですから、保管をしっかりして、次の10年後の手続きを忘れないようにしましょうね!
アメリカ国籍取得のメリット&デメリットなどについてはこちらで書いています。
●グリーンカードを持つ私が感じるアメリカ国籍取得のメリットとデメリット
●日本人の夫がアメリカ国籍を取得するまでのリアル体験談と本音
アメリカの大自然についてはこちらでまとめています↓
ラスベガスについてはこちらでまとめています↓
ラスベガス来たらグランドキャニオンは観光必須!↓
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