アメリカ国内の引っ越し費用や方法を紹介!業者と自力トラックを比較したよ
アメリカ国内の引っ越しと言っても日本とやり方が違うので大変ですよね。私は州をまたいでの引っ越しを過去3回しているのですが、何度経験しても大変なことに変わりないですし、毎回トラブルがありました。
アメリカはDIYの国柄だけあってか、U-HAULなどのトラックを借りて自分で行う人が多いんじゃないかなあと思います。大まかには業者に頼むか、自分でやるかなのですが、いくつかあるのでそれぞれメリット&デメリット合わせて紹介していきます。
選択の1つとして引っ越し業者があります。
メリット・・楽でストレスが少ないのが1番のメリット。業者はトラックへの荷物の積め方も熟知しているので短時間で終わる。家族や友達に引っ越しの手伝いを頼む必要がない。
デメリット・・費用が掛かる。日系と米系の業者を比較すると、日系の方が丁寧だけど高い。荷物が届くまでに幅があるのでやや不便。わざとじゃなくても荷物を乱暴に扱かわれることがあるかも。
次に紹介するのはPODSです。PODSとはコンテナの貸し出しのことで、自宅にコンテナを運んでもらい、そこに自分達で荷物を詰める&下ろす。コンテナを運ぶのは業者さんというサービスです(U-HAULでも同じようなサービスやっています)。
メリット・・引っ越し業者に頼むよりは安い。必要になるまで倉庫に荷物を保管できるサービスもある。トラックの運転の心配が要らず、自分の車で新居に移動できる。
デメリット・・アパート住まいだとどこにコンテナを置いて良いか制限があるかも。U-HAULなどのトラックを借りるよりは値段が高い。コンテナが届くまでやや時間がかかる。必要に応じて荷物運びを友達に頼んだり、人を雇う必要あり。
3つ目に紹介するのがトラック。トラックのサイズと距離により値段が変わります。普通免許で大丈夫です、なぜか。
メリット・・安い。引っ越し先ですぐに荷物を使える。自分で引っ越しのプロセスをコントロールできる。
デメリット・・荷物の運搬から移動まで全て自分で行うので、大変だし荷物が重い。トラックにバックミラーがないので、バックが難しいし(カメラは付いています)車内がビックリするほど狭い。重い荷物を積んでいるのでスピードが出ない。
●Uホールを使った引越しについてはこちらでも書いています→アメリカ国内の引越しでU-Haulを利用したよ!安くて便利なレンタル・トラック
最後に紹介するのは自分の車でけん引です。
自分の車で引っ張っていってもいいし、指定のボックスに荷物を詰めて最寄りのU-HAULまで運び、そのあとはU-HAULが引っ越し先の最寄りにあるU-HAULまで運んでくれるので、取りに行くという方法もあります。
メリット・・ 比較的安い。慣れた自分の車を運転して荷物を引っ張っていける。
デメリット・・車とトレイラーの接続が慣れてないと大変。車によっては大きな重さのものは引っ張れない。車によってはヒッチがついてない。トラック程ではないけど、ゆらゆらするので運転に気を遣う。バックできない。
私達は②以外の引っ越しを方法をそれぞれ体験しました。体験談については後述。
どれが1番良かったかな?と考えてみたのですが、会社負担での業者依頼(笑)。どれも一長一短ありますが、引っ越しで一番大変なのって重い荷物の積み下ろしの部分なので、ここをどうするかですね。
引っ越しは長距離になればなるほどコストが高くなります。そうすると受取のタイミングも難しくなります。遠い場所に引っ越すなら家具は捨てるなりネットで売るなりして処分して、現地で買いなおした方が安いんじゃないかなと思います。
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私たちは自分の車に乗って移動したので、車を運んでくれる業者は頼みませんでしたが、そこまで高くないと思います。距離とか大きさにもよると思いますが、大体1000ドル前後で済むのではないでしょうか。
尚、ホリデーシーズンや、ハイシーズンの夏は割高になります。
参考サイト:https://www.amerifreight.net/car-shipping-auto-transport-quotes-rates-cost-calculator
■引っ越し業者に依頼した時(ソルトレイクシティ‐シアトル間)
日系の業者に見積もりを頼んだら8000ドル近くで、夫の会社側から高すぎなので違う所を探して下さいと言われてしまいました。米系は半額以下の3000ドルくらいだったのでそこに依頼することにしました。
ちなみに日系の業者は見積もりをしに我が家に来ましたが、米系業者は事前に間取りを伝えただけ。日系は高いですが丁寧ですね。さすが日本!
荷物を積んだ時は業者さんが3人来たのでめちゃくちゃ早く終わりました。3人のうち1人はやることなかったのか、駐車場で鼻歌歌ってましたからね。
で私たちは自分の車で移動しました。
よし、順調だ!と引っ越し先で荷物の到着待っていたのですが、予定より遅れてやって来たトラックの大きさ見てびっくり。ウォルマートの配送トラックばりに大きなサイズに積み替えられてました。ドライバーが駐車場の心配をやたらしていたけど、そりゃそうだよなと思いました。
トラックの到着が夜になってしまったので、荷物の運搬は明日ということになったのはいいのですが、朝寝ている時に電話かかってきて「運搬していイイデスカ?」って時計見たら朝7時前ですからね!いやまだ寝てましたよって!まだベッド搬入してないから床で!
しかも業者さん1人しか見当たらなくて、もう1人来ないのですか?と聞いたらボク一人って。え、お宅の会社、Two men moversじゃなかったけ?というオチでございました。
夫婦の引っ越し家具なんて大した量はないのに、なぜこんなに大きなトラックなのかについては、「奥にもう一家分(4人家族)の家具が入っている。このあと行くんだー」そうで。
ってあなた1人で荷物運び大丈夫?という何故か心配をかけまくる業者でした。超ガタイの良い人だったし、引っ越し用の道具とか持ってたので問題ないんでしょうけど、大変だし、そのやっぱり1人だと運搬が雑でした・・
業者に頼んだけど、はー疲れた、という引っ越しでした。
■U-HAULのUボックスを借りた時(シアトルーラスベガス間)
U-HAULのUボックスを1つ借りた時は、荷物を積んで自分達の車とボックスをつなげて最寄りのU-HAULへ運び、自分達は車で移動。新居のラスベガスにあるU-HAULでボックスをピックし、荷物を下ろした後ボックスを返却しに行きました。値段は1400ドルくらいでした。
この時は誰にも頼らずに2人で荷物を運んだりして超重かったし、車とボックスの接続の仕方とかわからなくて時間かかり過ぎました。約束の時間までにボックスを預けに行けなかったし・・。次は誰か友達に頼んだり人を雇おうとこの時決意しました。
それにしてもどうして我が家のソファはこんなに重いのか?
■U-HAULのトラックで移動(ラスベガス-コロラドスプリングス)
ラスベガスでU-HAULのトラックを借りた時は4日間で500ドルくらいでしたが、そこにガソリン代が加わる(4回くらい)という所でしょうか。あと荷物の運搬するのに友達の友達を紹介してもらい、2時間で70ドル。普通に雇ったら1時間100~120ドルくらいじゃないかなと思います。
新居に到着し荷物を下ろしたら、最寄りのU-HAULへトラックを返却。この時の荷物の運搬は友達に頼みました。そのあと飛行機でラスベガスへ戻り、自分達の車をピックしてコロラドまで移動したので、大変といえば大変でした。
しかもトラックでの移動中に吹雪いちゃって全然スピード出せなくて。前方車のテイルライトと轍を頼りに高速道路を40マイル走行でノロノロと走ったので時間かかりました。その日の宿泊先はもうすぐそこなのに、そのあと1マイルが凄く長く感じ・・夫も私も最後の1-2時間くらいは無言。運転していた夫は目が血走ってました。
トラックでも普通免許で大丈夫なのですが、荷物満杯で重い上に慣れないトラックの運転は大変なので無理はしない方がいいと思います。しかもトラック、最低限の装備しかなくてリクライニングとか無かったです。常に直角・・・。
【U-HAULトラックの車内。車高があり、バスに乗っているみたいな感じだけど、リクライニングが・・下がらん!】
晴れていれば夫がトラック、私が車を運転し2台で移動する方法を考えていたのですが、雪の予報があったし今回はこの方法で良かったと思います。
引っ越し全体の感想は、自分がどんどんたくましくなっていく・・。
アメリカ生活はサバイバルって感じですが、でもこれはこれで何気に楽しんでいます。
●Uホールを使った引越しについてはこちらでも書いています→アメリカ国内の引越しでU-Haulを利用したよ!安くて便利なレンタル・トラック
●引っ越しでの手続きリストについてはこちらで書いています→アメリカ国内で引っ越し!住所変更など手続きのリストをまとめたよ
●銀行口座の開け方についてはこちら→アメリカの銀行口座開設の流れと必要書類!お勧めは特典オファーのある銀行
アメリカ生活に興味ある方はこちらもどうぞ↓
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