【客層】が飲食店経営の成功の鍵!アメリカでレストラン開業する際の注意点
自分の念願のお店。
お店に来てくれるお客さんはどんな人たちでしょうか?
どんなお客さんが来てくれたら嬉しいですか?
どんなお客さんが来たら嫌ですか?
飲食店をスタートさせるとき、「どういったお客さん相手に商売をするのか」はとても大事です。
ただ、客層を設定するといっても選択肢はたくさん浮かぶのではないかなあ、と思います。
観光客?
地元のアメリカ人?
学生さん?
それとも現地の日本人?
ビーガンやベジタリアン?
家族連れ?
お金持ち相手?
細かくわけたら、もっとたくさん出てくると思います。
とはいえ、お客さんのことだけを考えればいいのかというとそうではなく、お店を構える場所も関係してきます。買う物件の場所で、大体はお客さんの層は決まってしまうからです。
例えば、
・観光客相手→観光地
・地元のアメリカ人相手→観光地から離れた地元の人が暮らしている場所
・学生さん→大学の近く。注:春休みや夏休みには人が少なくなることを頭に入れておく必要があります
・現地の日本人→日本人、またはアジア人多めな場所。メニューは日本人の好みに合うもの
・ビーガンやベジタリアン→健康への意識が強い町。例えばですが、シアトル、デンバーなど。セドナとかもスピリチュアル系の町なので、ナチュラルなものを好む人が多いですね
・家族連れ→単身の少ないエリア。価格設定は低めになると思います。食べ放題なんかは好まれますが、コロナでどうなるか?
・お金持ち相手→治安が良い場所。学区が良いとか、リタイアしている人が多いエリアなど
ざっとですが、こんな感じでしょうか。
もちろん、絶対このお客さんが来ます!というのではなくて、閑静な住宅街に観光客がくるということもあるのですが、
場所でお客さんの層が決まる
と考えて良いんじゃないかなあ、と思います。
場所を選ぶには、資金がどのくらいあるのかも関係してきます。
観光客相手に観光地で勝負したい!と思っても、観光地は売りに出されているお店の値段が高い傾向にあります。
なので、
・場所+店舗の広さ
・客層
・資金
これらを相互に合わせて考えてみるといいと思います。
この場所がいいんだけど値段が高いとか、客層と合わない、など出てくると思うので、自分が何を優先にするのかを決めると良いと思います。
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客層と合わない場所にお店を開いたらどうなるか、なのですが、お客さんが来る率が下がると思います。
例えばですが、
「治安があまり良くないエリアなんだけど、店の値段が手頃だったので買いました。そこで値段そこそこのおいしい寿司を提供したい!」
というような場合。
私だったら頻繁には行かないと思います。美味しいお店ということで、昼間だったらいくかもしれないですよ。
でも夜だったら一人では行かないと思うし、だったら別の安全なとこで食べたいかなあ。
治安があまりよくないエリアの人は、出来るだけ安いものを食べたいと思うので、そうすると価格設定が高めのお店には行きづらいのではないかと感じます。
逆に、世帯収入がある程度ある人たちが多いエリアに、安さ重視のお店出した場合、これもスルーされちゃう確率が高いと思います。そういった所は店の値段も家賃も高い傾向にあるので、経営を続けるのが難しくなるかもしれません。
そういう人たちってお金を出してもいいから、良いものを食べたいっていう人が多い気がしませんか?
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私達のお店は、地元のアメリカ人が多くいるエリアにありました。お客さんは、ベジタリアンやビーガンの人が多かったです。
なので日本人が好きそうなメニューではなくて、ベジタリアン&ビーガンメニューを別に作ってました。野菜の寿司の割合が多かったので、日本人のお客さんがくるのは稀でした。味付けもアメリカ人の好みに合わせていました。そういったお寿司って、日本で生まれた現地の日本人は食べないですよね。
アメリカの人は、「え?これが美味しいの?」と思うような味付けを好んだりします。逆に、日本人が好むような商品を、嫌いなこともあります(アメリカ人の味の好みについては今後書く予定です)。
近くには、日本人が好きそうなテイストの和食やお寿司を出しているお店があったのですが、お客さんは現地に住む日本人が多かった様に思います。現地の日本人の間でも、あそこは美味しいよ、日本がやっているスタイルと大体同じだよって噂がまわってました。
なので場所とお客さん像は一致させることがとても大事だと私は思います。
悩みなどありましたら、こちらから気軽にメール下さい。
前回の記事はコチラ⇒ココに気を付けて!アメリカで個人が飲食店開業時のエリア選び。メリットとデメリット
次の記事はこちら⇒どんなイメージの店を持ちたいの?海外でレストラン経営する際に考えておくこと
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