アメリカにある飛行機の墓場が超広い!アリゾナ州の砂漠にある退役した機体の最期
砂漠にあると言われる「飛行機の墓場」。
日本で航空会社で働いてた際、「飛行機の墓場は砂漠にあるんだよ」と聞いたときは、恥ずかしながらアラビア砂漠のようなところに飛行機がガチで捨てられているイメージを抱いていました。
実際見てみたら、想像とはだいぶ違って管理されていましたし(安心しました)、空港とは違う雰囲気で機体がズラッと並んでいるレアな光景を見れたのは嬉しかったです。ボロボロになった飛行機を見たときはちょっと悲しかったですが・・。
公道から見えるところをちょっと車で走っただけですが、今回はアリゾナ州にある飛行機の墓場を紹介します。
飛行機の墓場といっても、世界に一箇所あるのではなく、アメリカだけでもいくつも存在します。
私が行ったのはアリゾナ州のマラナにある「ピナルエアパーク」。
エアパークと聞くと墓場ではない気がしますが、現役の飛行機をここに駐機できるサービスもあるため、こういう呼び方をするのかと思います。
遠くに見えはじめた機体の数々。これが飛行機の墓場か・・!
ピナルエアパークの入り口。昔は人がいたんでしょうけど、現在は管理人さんの姿はなし。
ここはもともとは軍の飛行場だったそう。
現在は飛行機の保管、再構成、再利用、解体などのサービスを展開しているそうです。
飛行機の墓場でありますが、運休中の機体もここに停められていたりします。
アリゾナに集められる理由は、極度に乾燥しており湿度が低いから。金属の腐敗を遅らすことが可能で管理に適しています。
確かにこのあたりは雨があまり降りません。アラビアのような砂漠ではないけど、降っても長時間降ることはなくすぐ乾きます。
スピリットの黄色い機体が見えてきました。
まだ新しく見えるなあ。
エンジンにフタをしているので、まだ使える機体っぽいです。運休中の機体をここに停めているだけみたい。
上の写真の機体も同様。
ノーズが無くなっている飛行機。
機体のドアも開けっ放しだし、翼を支えている木材のようなものも見えるので、これはもう解体が始まっている模様。
この飛行機はノーズとバルクがパカッと開いています。
すごい光景!
なかなかこんな飛行機の姿を見れないから一人で大興奮・・!そばにはちぎれた尾翼が!
お宝光景ですわ!!
よく見るとエンジンが空っぽ。エンジンは再利用かな?
うようよと停まっっている機体。
アメリカンイーグルです。
公道からちょっと車で走っただけですが、かなり広いのがわかりました!
動画撮っているのでよろしければどうぞ⇓
こちらは少し離れた場所にあった機体です。
尾翼もないし、主翼もなく・・この機体はもう飛べませんね。
かつては世界中の大空を飛んでいた飛行機が今はボロボロ。なんかちょっと悲しい姿です・・。
タラップがついているので、作業はしているみたいですが・・。
翼の断面。
こんな風になっているんですね!
長年飛んでおつかれ様でした。
なお、ピナルパークではデルタ航空の機体が結構多いです。
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アメリカには飛行機の墓場が多く存在します。
【出典:https://www.airplaneboneyards.com/airplane-boneyard-tours.htm#pinal】
ニューメキシコ州のロズウェルなんかは有名かなと思います。
アメリカ以外だと飛行機の墓場は、ヨーロッパに多いし、オーストラリアにもあるみたい。
飛べなくなった飛行機の最後ってどうなるのかを考えたことがなかったですが、再利用なり解体しているのを知れてよかったです。大型なので時間はかかるんでしょうけど、そのまま放置じゃないんですね。その方が飛行機も嬉しいし、私も嬉しいです。
アメリカでゴミの捨て方を見てると、捨てっぱなしだからまさか飛行機も・・なんて一瞬思いましたが・・。
ピナルエアパークの公式サイトを見ていたら、以前の日本のエアフォース(政府専用機)も保管しているらしくびっくり。しかも売りに出てる〜w
ちょっと面白いですね!
ピナルエアパークの公式サイトhttps://www.airplaneboneyards.com/pinal-airpark-airliner-storage-boneyard.htm
アメリカ生活のリアルについてはこちらで書いています↓
アメリカの大自然についてはこちら↓
ラスベガスについてはこちらでまとめています↓
ラスベガスに来たらグランドキャニオンは観光必須!
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