海外ドラマフレンズから学ぶアメリカ生活その3
大人気を誇った海外ドラマ「フレンズ」。何度みても毎回笑える楽しいドラマなので私はいまだに見ています。今回もそんな「フレンズ」のシーズン1から、アメリカ生活のリアルをお伝えしていきます。
「フレンズって何?」という人はコチラを参考にして下さい。http://america2go.net/2018/10/11/dramafriends/
停電に見舞われるニューヨーク。
暗いので部屋中にキャンドルを灯し、チャンドラー以外のメンバーがモニカの部屋に集まっています。月明りもあり、ワインも手伝って少しいつもとは違う雰囲気の夜。
「ロスとレイチェルは友達ゾーンにいるから、そこから踏み出さなければだめだ」とジョーイがロスにアドバイスします。
ロスは「そのチャンスを待ってるんだ」と答えますが、ジョーイはキャンドルがたかれ、ワインを飲みながら月の光を楽しんでいる「今」だと主張。
意を決したロスはレイチェルをテラスに誘います。そんなロスにジョーイは応援の気持ちを込めてロスにハグをします。
■ここから見えるアメリカ・ハグについて
今回のエピソードだけではなく、ドラマのなかでみんなハグをよくしていますが、実社会のアメリカでももちろんハグする機会は多いです。
日本ではハグの文化はないですよね。私はアメリカに来たばかりの時はハグに慣れるまで時間がかかりました。今までしていなかったし、なんだか恥ずかしいというか、人との距離が近すぎるというか、そんな気持ちでした。
一言ハグ、と言っても誰にでもするわけではなくて、友人や家族、恋人などの親しい間柄で行われます。初対面でハグ、はあまりないです。
握手をするのは初対面の時やビジネスで、という感じでしょうか。この時は握手+アイコンタクト+スマイルが鉄板です。
親しい人とのハグですが、女性同士、男性同士、異性同士も頻繁です。私は女性ですが、女性同士でハグ&軽く頬にチューとか、チューしない場合でも、キス音を出して友情を示す人も結構います。
ハグできない場所・位置にいるときは、投げキッスをして立ち去る女友達もいます。
変な意味のチューでは全くなくて、あくまで「あなたを大事に想っていますよ」的な友情の意味のものですね。
ハグは感情が伝えやすい行為だなって思います。
ちなみに同性でも異性でも、挨拶で口へのチューをされたことはいままでに一度も無いです。笑
ハグをする場面ですが、会った時と別れる時の2回するのが多いです。例えば、
「久しぶり~!元気?」ハグ。
「今日はありがとう、またね!」ハグ。のような感じです。
男性の間でよくみるのは、ハグの他に手をグーにしてぶつけ合う挨拶ですね。仲の良い友達同士でよくしています。
アメリカにいる日本人同士でも、親しければアメリカスタイルでハグをすることが多いです。
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2人のおばあさんのナナが亡くなったので、お葬式の準備をし埋葬することになりました。
一度ナナが息を吹き返したり、ロスが深く掘られた埋葬場所に落っこちるハプニングはあったものの、故人を偲ぶフレンズ達。
■ここから見えるアメリカ お葬式と埋葬
●流れ
まず誰かが亡くなった場合の流れですが、亡くなった翌日にお通夜のような儀式(viewing)があり、教会が付設した葬儀場で行われます。そして葬儀、埋葬、食事会というのが一般的な流れのようです(地域や宗派、人により違いあり)。
日本の仏前葬式は白装束ですが、アメリカでは日常で身に着けていた衣服を故人に着せます。なので遺族は身に着ける衣服、棺に入れる故人の愛用品、遺影として使用する写真を用意します。
●参列者の服装
参列者の服装ですが、日本よりカジュアルな恰好です。日本は喪服が売られていますが、アメリカではジーンズで行く人も中にはいます。
葬儀に行った友人の服装は上は黒でしたが、下はジーンズでした。ジーンズを履いているのを見た時はたまげましたが、これがアメリカ。
ドラマの中でも、ロスは遺族なのでスーツでしたが、サングラスをかけていたり、フィービーは色のついた服でしたね。地味なものであれば何でも大丈夫です。それから香典を渡す習慣はありません。
●土葬
日本はほぼ100パーセント火葬ですが、アメリカは土葬も主流です。土葬である理由はキリスト教徒は復活を信じているので遺体は保存と考えられているから、という背景があります。でも近年は火葬が増えていますし、散骨する人もいます。
私の友人も少し前にご両親の遺灰を「ボートに乗って海にまきにいった」と言っていました。アメリカではカリフォルニア州が散骨が盛んな地域です。コインロッカーの様になったスペースに収納する共同霊廟をハワイでみたことがあります。また戦争で命を落とした軍人が眠る国立霊園もあります。
●お墓参り
日本のお盆のように決まった時期にお墓参りに行く、という習慣はアメリカではないそうです。自分が好きな時に行く様です。
言えることは日本もアメリカも故人を大切にしのぶという気持ちは同じ、ということだと思います。
以上、今回もシーズン1から2つ、アメリカ生活についてお伝えしました。
アメリカのホラー映画でよく墓場からゾンビが出てくるシーンがありますが、土葬だからというわけですね。日本にいるときはアメリカのお葬式事情について知る機会がなかったですし、そもそも疑問すら湧きませんでしたが、フレンズを通して学ぶことができて良かったです。
フレンズから学ぶアメリカ生活その2 についてはよろしければこちらを参考にして下さい。http://america2go.net/2018/10/18/friendsamericanlife2/
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