NOと言えない日本人が現地で学んだアメリカの自己主張

アメリカで暮らすようになって数年なのですが、自己主張の文化は馴染むのに時間がかかったことの1つです。たかだかNO、されどNO。それが意外と難しいんですよね・・。

 

 

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日本はハイコンテクスト文化

日本人ってNOという言葉を使ってハッキリと断るのが苦手な傾向にありますよね。

 

日本人がノーと言ってないわけではないんですが、ノー以外の言葉を使ってやんわり断わるのが上手だったり、雰囲気を醸し出しだしてノーを伝えたり、曖昧にすることが多いです。

 

それに言語を使わずに相手を察する能力は尋常ではないくらい日本人は高いですよね。あうんの呼吸とか、空気を読む、以心伝心といわれるやつです(=ハイコンテクスト文化)。

 

日本は島国で村社会だから、はじきものになったら生きて行くのが大変ですし、和を乱さないとかそういうのが大事にされる文化だからでしょうね。相手の立場になって考えたり、相手の気持ちを気遣う素晴らしい文化だと思います。

 

日本の航空会社で働いているときも「お客様には“できません”という言い方をせずに、代替え案を提示してください!」とみっちり教えられていましたし、日本で30年以上暮らしていたので、アメリカで生活するようになって数年が経つのに、いまだに「ノー」を言うのが苦手です。

 

例えば、友人が

 

「次の週末3連休で会社休みなの。あなた何してる?ショッピングいかない?」

 

「ウウウうん、イイィィね・・!行こっか・・」

 

(本音は家でゆっくり寝ていたいな)

 

微妙なリアクションをしながらも言葉でハッキリ断れなくて一緒に行く。

 

一緒に行ったショッピングモールで、私がセーターを探していると、

 

友人が「これはどう?似合うと思うよ!」

 

「そそそうだね・・!っここれ!買うわ~。」

 

(カワイイけど、他のセーターももっと見たいな~・・)

 

ということがありまして。

 

どんだけ断れないんだっていう話ですけどね!さすがに断りなさいよ、あんた!ですけどね。

 

彼女は私が普段から疲れているのを知っているのですが、だから「それを知っていてなぜ誘うのだろう?」と逆に思ってしまったのです。

 

しかしそれが日本式の考え方なんでしょね。言わなくても知ってるよね?雰囲気でわかるよね?私疲れてんやぞ!のように。

 

自分の性格もあると思うのですが、相手によく思われたい、嫌われたくないという気持ちが働いてしまったなとも思います。断ったら友達がガッカリするんじゃないかとか、失礼なんじゃないかとか。だからハッキリと言えなかったのもありますね。

 

レストランでの要望の多さ

レストランで働いているときもですね、お客側からの要望にノーが言えない時期がありました。

 

「この料理に玉ねぎ入っているの?嫌いだから入れないでね。その代わり、ほうれん草足して。」

「味噌汁あまり好きじゃないの。その代わりにサラダにしてくれない?」

「この料理の量は多いから半分の量で作って欲しい。だから料金も安くできる?」

 

始めの頃、まずこういった要望の多さにカルチャーショックを受けました。レストランで自分のして欲しい事をどんどんアピールしてくるんですね。もうね、めちゃくちゃ多かったですよ。

 

日本でもこういったことはあるんでしょうけど、少なくとも自分はしたことがなかったですし、こういったときに文化をよくわかっていなかった私は、微妙なリアクションをしながらも「Oh~yes!!!」と全て受け入れていました。

 

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ハッキリ言葉で言っていい

しかしなんでもイエスとしていると当然問題が出てきます。「いつもここではこのサービスをしてもらってる、この間はそうしてもらった」というのが。

 

お客様は当然のようにそのサービスを受け入れてしまいますし、細かい仕事が増えて自分自身も大変になるし、心理的に辛くなるし、店側もコストが余計にかかるわけです。

 

だから出来ないものは「出来ない」と言っていいんです。逆に「それは出来ない」と言って怒り出す人にはほとんど会ったことが無いですね (たまにいるけど)。

 

なので思い切ってノーと言ったら、

 

「あらそうなの、じゃあこれにしようかな~」

 

と超拍子抜けなリアクション。

 

え?ノーと言うのはこんなに簡単なことだったのか!もっと早くから言ってば良かった!と思いました。そうか、無理にYesと言わずにハッキリNoって言っていいんだってちょっとラクになりました。

 

理由を添えるとほとんど納得してもらえているので、今は無理な時はそう伝えています。もちろんできる範囲でリクエストには応えるけど。

 

お友達との関係も同じです。遊びに誘われても「相手は知っているハズだから言わなくてもわかるよね?雰囲気でわかるよね?」という考えを脇において「今週は忙しかったから疲れてるんだ、行けなくてごめん。でも誘ってくれてありがとう」とちゃんと言葉に出して伝えます。それでオッケーです。

 

何でもかんでもノーがいいわけじゃなくて、相手を思いやる気持ちは変わりなくて「でも誘ってくれてありがとう!」と付け足します。

 

自分の気持ちを尊重する為にも断り上手になる必要はあるのかなと思います。

 

逆にノーとハッキリ言われることについてはどう思うか?

先ほど書いた通り、アメリカ人は主張自体は凄くするなあ、と思います。もちろんそうじゃない人もいるのですが、アメリカ人の女性ってこんな強いのかい!と感じます。

 

ジョークで「この世の地獄は、中国の給料をもらい、イギリス人のコックを雇い、日本の家に住み、アメリカ人の妻を持つこと」というのがありますが、なかなか的を得ていると思いました。

 

私の夫は日本人なのですが、私と結婚していなかったとしたら、誰と結婚していたか?という質問に対して、アメリカ人女性との結婚は考えてなかったみたいです。理由は強いからだそうです。というか日本人の男性はアメリカ人女性に人気が無いと思うし、お互い様って感じですかね。

 

日本人の女性はアメリカ人みたいに強くは主張しませんけど、でも裏ではボロクソ言っていることもあるから、どちらの表現の仕方がいいか?の違いな気もするな。

 

ハッキリ言われることにたいしてはタジタジになりますが、わかりやすいので私は結構好きです。夫にもどう思うか聞いてみたのですが、ノーと言われても別に平気、わかりやすいから良いと言ってました。むしろ日本の曖昧な所の方がわかりにくくて困るみたいです。

 

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最後に

イエス・ノーだけではなく、自分の考えや意見、気持ちをハッキリと言葉で表現することがアメリカでは大切になってくると感じます。

 

様々な国から人が集まっているので、自分の考えをはっきり伝えないと通じないことが多いです。で、ハッキリ言っちゃって大丈夫です。

 

「アメリカでは遠慮していたら駄目よ!アンタなに遠慮してんのよ!!」と何度も在米歴長い親戚のおばちゃんにキレ気味に言われてきましたが本当にその通り。

 

自分の意見を持っていることが評価されます。何でもいい、どっちでもいいだと、気を遣っているのでしょうけど「何も考えていない人」と思われてしまいます。

 

もちろん主張するときは、主張すればいいってもんでもなくて、相手を思いやるのは忘れずに、が大切です。この気持ちは日本もアメリカも共通だと思います。

 

●「日本とアメリカ考え方の違い~自信の持ち方編」 についてはこちらでも書いていますのでよろしければ参考にしてください。

http://america2go.net/2018/11/22/condfidence/

 

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