面倒だけど払わないのは非常識!アメリカのチップ相場と渡し方

チップは日本にない制度なので、アメリカに旅行に行ったり、アメリカで暮らすことになった場合にチップの支払いを忘れないようにしないといけませんよね。

 

とは言っても、どのくらいの金額をいつどのように払うのがベストなのか、馴染みがないとスムーズにいかないものです。

 

私も渡米したてのころはレストランへいくとチップをどのくらい払えばいいんだ!といつも悩んでました。慣れるまではやはりめんどくさかったですね。

 

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チップが必要なサービスと払う割合

チップの相場は受けるサービス内容により異なります。

 

担当がついてサービスをしてくれる場合にはチップが発生すると思っておけば大丈夫です。例えばレストラン、デリバリー、タクシー、ウーバー、美容院などでチップが発生します。

 

●レストラン 約15~20パーセント

レストランでのチップですが、昼間はやや少なくても問題なくて、夜はやや多めに払います。私の感覚では、

 

・ランチ 約15パーセント

・ディナー 約18~20パーセント

 

というところですかね。

 

例えば、夕食に30ドル分を食べたら、チップ6ドルという所でしょうか。30×18%=5.4 なので、大体6ドルくらい払えば大丈夫ですね。

 

日本と比較すると、アメリカでの外食ってチップを払う必要が出てくるので、何だかんだ高くつきますね。

 

●テイクアウト

テイクアウトの場合はチップゼロの人も結構います。

 

オーダー金額が上がるほどチップを多く置いていくイメージはありますが、テイクアウトでもチップを15パーセントほど置いていく人もいれば、50ドル分オーダーでチップゼロや、100ドル分オーダーで10ドルくらいとか、テイクアウトに関しては人によるイメージです。これといって決まりが無い様に思います。

 

私だったらですが、テイクアウトであってもチップゼロということはしないと思います。

 

●カフェ

自分でオーダーして自分で取りに行くようなタイプのカフェはチップ不要です。例えばスタバなどは自分でオーダーするので、チップは要りません。チップ記入欄があるファーストフードタイプのカフェとかもありますけど、私はあげてないです。

 

サービスを受けるような場合のカフェは数ドル置いていきます。例えば後払いのカフェなどはチップを置いて行きます。

 

●デリバリー

オーダー金額によりますが、ピザデリバリーなら3~5ドルくらいかな?

 

●タクシー

約15~20パーセント。

 

●ホテル

・ポーター 1~2ドル

・ドアマン 1~2ドル

・ハウスキーパー 1晩1~2ドル

 

●美容院

約10~15パーセントくらい

 

※ファーストフード、フードコートは必要なし

 

支払い方

レストランで支払いをするときは、基本的にはテーブルで払います。「チェックを下さい」というとテーブルに持ってきてくれます。

 

チェックを貰ったら値段を確認して、ホルダーにカードを挟んでおいてサーバーに渡すか、サーバーが忙しくてテーブルを離れて行った場合は取りに来るのを待ちます。

 

でその後は、サーバーがレシート2枚とクレジットカードをフォルダーに入れて返してくれます。1枚はお客様控えで、もう一枚は店側の控えです。

 

レシートにはTipの欄があるのでそこに支払うチップ金額を記入します。合計の欄にチップを足した金額を記入してサインをします。

上の写真の場合は、チップの欄が空白で、合計の所がチップを上乗せした金額になっているのですが、これでも店に人は「チップ6ドルということね」とわかるので大丈夫です。でもサインは忘れずに。

 

終わればごちそうさま、と店を出て行って大丈夫です。

 

現金で払う場合はチップを含めた分を渡してもいいし、一度おつりを貰ってからテーブルを立ち去るときにチップだけを置いて行っても大丈夫です。

 

多めに払って「おつりを〇〇分だけ下さい、残りはあなたのだよ」というやり方もあります。

 

タクシーを利用してカードで支払いをしたときに、チップもカードで払おうと思ったら18パーセントのボタン、20パーセントのボタン、25パーセントのボタンが並んでいた覚えがあります。最低が18パーセントだったので、結構するなあと感じましたけど、そんなものなのかも。

 

空港やホテルでは、ポーターが荷物を運ぶのを手伝ってくれたりしますが、親戚のおばさんはいつもポケットに1ドル札を多めに用意していて、さっと渡せるようにしていたのを思い出します。

 

ホテル(ハウスキーパー)については、夫はチップ払わない派みたいで。まあ置きたかったら置いて、置きたくなかったら置かなくても大丈夫だと思います。

 

うっかり忘れそうになる

チップは、ぼーっとしてるとうっかり支払うのを忘れそうになりますよね、だって日本にはチップの文化がないから。

 

実はですね、美容院に行った時にチップを払い忘れたことがあります・・。その次に行った時、その分多く払いましたが・・。「それはね、あり得ないよ」って後で夫から怒られましたよね。

 

カードで払う場合はチップを記入する欄があるのでまだいいですけど、キャッシュで支払う場合うっかり忘れてしまいそうになるんですよね。

 

でもチップ忘れはアメリカ人でもありますよ。もれなくクレジットカードも忘れて置いて帰っちゃいますけどね。

 

チップ忘れはまあ仕方ないけど、チップゼロはヒンシュクものです。

 

逆バージョンで、学生の時アルバイトしていた飲食店(日本)にアメリカ人がやってきてチップを置いて行ったことがあって、頂いたチップをどうしたらいいのか困った思い出もありますね。

 

「チップは日本では不要ですよ」と伝えたんですが、「受け取って」といって置いて行かれました。ありがたく頂戴しましたが。

 

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お店側の気持ち

私はレストランで働いているので、チップが少ない場合は「自分たちのサービスが良くなかったのではないか」と心配になります。

 

サービスが良ければ多めに置いていく人は多いですし、逆に悪いと少なめになる傾向にありますからね。チップの金額をサービスの質の指標にはしてます。いろいろな考えの人がいるので、あくまで指標ですが。

 

サービスはちゃんとしているのにチップが明らかに少ないお客様に対しては、一緒に働くアメリカ人がいい印象を持ってなかったですね。

 

「信じられないよ」的な。ひどい時には「アメリカの恥だ!!」って怒ってます。これはアメリカ人のチップが常識の範囲を超えて少なかった場合の話です。

 

サービスに満足してたくさんチップを置いて行かれる人ももちろん多くいますよ。そういったときって自分たちのサービスをお客様が喜んでくれたのかなと感じますし、やはり嬉しいですよね。次も頑張ろう、一生懸命サービスしよう!って私は思いますね。

 

レシートに多めのチップ、更にシェフには個別にチップあげている人もいますから、アメリカってもはや商品に値段があってないようなものなんか?って思っちゃう時もあります。

 

全体的にはやはりアメリカ人はチップ多い傾向にあり、日本人を含めアジア人は慣れていないせいか少なめの傾向にあります。

 

最後に

チップの計算が面倒、ということであれば、チップ早見表の小型版を持ち歩くのもいいと思います。実際持ち歩いている人結構見かけますよ。

 

チップ早見表

(参考 www.direct-color.com)

 

その他の方法としては、かかった消費税を2倍にするとだいたいのチップの目安の金額になります。計算が簡単ですが州によって税金違うので気を付けて下さいね。

 

日本にはない文化なので、まごつくこともあるし面倒くさいと思いますが、お互いが気持ちよく過ごす為にもマナーは知っておく必要はあると思います。

 

州によってもチップの支払いが多い&少ない傾向があるようですよ。良かったらこちらの記事も参考にしてください。

https://clark.com/shopping-retail/tipping-best-worst-states/

 

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