ボトルネックで決まる収益性。飲食店経営で見えてくる弱み改善方法【アメリカでレストラン】

経営用語でボトルネックとは「制限させられている部分」のことを言います。

 

もともとはワインなどのボトルの形からきています。ワインボトルのネック=首の部分は細くなっており、瓶を逆さまにして早くワインを注ごうと思っても、ネックが細ければ細いほど、時間がかかりますよね。

 

それと同じでボトルネックとは、経営での処理能力が遅い部分や障害など、スムーズな流れを止めている弱い部分のことを指します。

 

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ボトルネックで決まる

サプライチェーン全体の強さは、最も弱い部分に依存している為、ボトルネックを改善しない限り、他の部分を改善しても全体の生産性はあがっていきません。

 

例えばレストランでいうと、お客様が多くいらっしゃって大混雑しているのに、サーバーが少なくてお客様を待たせてしまったり、キッチンシェフが少なくて、料理の提供時間が遅いなども1つの例だと思います。

 

改善方法

生産性を上げるには、スムーズな流れを止めている、ボトルネックの部分を改善していくことが必要になります。ボトルネックの生産能力に合わせて、全体を調整することがポイントになります。

 

①ボトルネックを見つける

②制限の無駄を無くし、強化方法を考える

③他のすべての工程をボトルネックに合わせる

④ボトルネックの部分を強化する

⑤改善したら①に戻る(他のボトルネックはないかな?)

 

弱点を元に最適化を図る感じですね!

 

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自分たちのボトルネックは何だったか?

自分たちの経営のネックは何だったのか一人で振り返っていたのですが・・

 

集客が弱かったのが1つとしてあると思います。要因として、ターゲットを絞りきれてなかったこと、だから品数が多すぎたこと、オペレーションが簡単ではなかったこと・・そんなことを思いました。

 

ここをもう少し強化できれば良かったのですが、コスト削減に力を入れている部分が強かった為、このバランスを取ることが出来ていなかったと反省があります。この2つ(稼ぐこととコストカット)を同時に行うのはとてもむずかしいと今感じます。

 

とはいえ、そのとき「ボトルネック」という言葉自体は知っていましたが、どのように改善したらいいのかまではよくわかっていませんでした。

 

なお、ボトルネックとセットでよく出てくるのが、TOC理論です。

 

・スループット(実際の売上ー原材料や輸送費などの変動費)を増大

・運転資本(流動資産ー流動負債)を低減

・経費(人件費など)を低減

 

これを満たせばキャッシュフローが生まれるという倫理です。このうちのスループットを増やすために、流れを止めているボトルネックをあぶり出し、改善していきましょうというのが今回の話でした。

 

今回の記事がどなたかのお役にたてば嬉しいです。

 

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