アメリカ在住なのに英語が恐怖だった私が日本人ゼロの職場に就職(空港)

アメリカに住んでいるのに英語が怖くて仕方がない。

 

仕事を探して応募してるけど受からない。

 

どうしていいかわからない。

 

気持ちが塞いでしまうことがあります。

 

私も同じでした。

 

でもどうにか解決策を見つけて、今はとある州の空港係員(チェックインやゲート業務)として採用されました。

 

今回はそんなつらい時期をどうやって乗り越えてきたかを書いていきます。

 

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私の就職活動は全然うまく行かなかった

結婚でアメリカに来てから語学学校行ったり、夫の経営するレストランを手伝たりしたあと、ちゃんとどこかで働きたいなあという気持ちがありました。

 

2020年の1月あたりから就活を始めたんですけど、そんなときにコロナ。(泣)

 

コロナのときは何をしていたかというと・・

 

ネットで募集を見つけてとにかく応募、ということをしてたかな。でも手応えはゼロ。

 

ホテル受付の仕事に興味があったので受けていたのですが、経験が無いのと少数の募集枠に人が殺到していたみたいで全滅でした。ちゃんと数えてないけど、合計で60社以上は応募したと思います。

 

面接に行っても、「え?経験ないの?うーん系列のホテルが人を欲しがっているから聞いてみるけど」と断られたり、私の英語力が微妙だったりで、チャンスはまったく巡ってきませんでした。

 

それどころか、架空の募集を通じて個人情報を盗まれそうになったり(詐欺)、マルチの仕事に誘われそうになったり、職安に行っても適当な対応だったり。架空のサギ会社に応募してしまったときは、流石に落ち込みました。

 

ホテルだけではなくて自分の興味ある分野まで広げたのですが、その都度レジュメを書き直さなくちゃいけないし、面接の対策も変えなくちゃいけないし、どうしたらいいか迷いました。

 

日系企業はこのあたりにはないし、あってもコロナで募集はないだろうな・・

 

こんな状況だし学校に行き直した方がいいのかも・・

 

そもそもサービス業を選んで生きてきたのは間違いだったのかも・・

 

でもいづれはまた航空会社へ戻りたい・・

 

いやアメリカで就職なんて自分には無理なのでは?!日本に帰った方がよいのかも・・

 

かなり落ち込んでました。

 

その間何をしたか

悩みに悩んでいましたが、自分のやれることをするしかない。それしかできない。

 

やっていたのは、

 

・英語力アップに磨きをかける

・面接でどんなことを聞かれるかな?と調べて練習した

・応募する会社の企業研究

・夫や友達に悩みを相談

・知り合いで仕事を見つけた人に方法を聞いた

・考え方を変えてみる

 

特別なことは何もしてなくて、日本にいたときと同じです。

 

失礼な話、日本食レストランで働くことは2度としたくないと思っていた自分がいたのですが、そういった考えも見直してもう一度戻ることにしました。就活始めて1年以上経ったあたりでです。

 

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悩んだその後

レストランで3ヶ月くらい働いて、コロナワクチンが出回ったあたりでチャンスがやってきました。

 

今、アメリカでは多くの人が外出するようになり、企業は人材が足りないようになってますよね。

 

そんなときに私は航空会社に採用されたので、流れに乗れたように思います。

 

私の職場は日本人はおろか、アジア系の人すらいないです。流れに乗っただけですが、でもそこで採用されたのは大きな1歩だと思います。

 

思ったこと

今回学んだことは、

 

・経験のある分野の仕事は採用されやすい。もしくは同じ分野の学位があると採用されやすい

アメリカでの就職は経験が重要視されますけど、その通りだと思います。私が今回採用された大きな理由は経験があったからだと思います。これはアメリカでの経験ではなくて、日本でのです。

 

・募集に人が殺到しているときに戦おうとしても勝てないけど、企業が人を欲しがっているときは当たり前だが採用されやすい

需要と供給のバランスが崩れているときは、経験がなくても採用してみようと企業側は思うかもしれません。

 

・アメリカ人もかなり応募していると思う

数社出して返事がなくてもへこたれないでください。これは想像ですけど、アメリカ人もかなりの数を出していると思います。

 

・採用する人(いずれ自分のボスになる人物)との相性

採用条件を満たしていても、相性というものはあると思います。過剰な自己アピールする人を好きな上司もいるし、嫌いな上司もいるということです。私は自己PRが苦手なタイプなのですが、私を採用してくれた人は静かめな人を好む人みたいでした。

 

・過去にやってきたことは無駄ではない

面接の練習をやってきたのに、実際は全然違う質問をされたりしました。練習してきたのになあ・・。でも練習してきたからこそ変化球にも対応できたように思います。応答している途中に、「あれ、質問ってなんだったっけ?」とよぎってしまい、「質問なんでしたっけ?」と聞き返したりしました。でもそれで大丈夫でした。

 

・エアライン希望ならジャパニーズスピーカーにこだわらない

ジャパニーズスピーカーの枠にこだわった時期が過去にあったのですが(英語ができなかったときは余計に)、自分の住むところは日本人が少ないし、日本語を話せる人は求められていない・・。だったらそこにこだわるのはやめようと思いました。アメリカ人と競うことになるのが怖かったけど、何でも受けることにしました。

 

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最後に

面接に行く時は毎回怖いです。うまく言えなかったらどうしようとか、変なこと言ったらどうしようとか。

 

でも採用された後も、別の不安が襲ってくるんですよ。トレーニングについていけるかなとか、みんなと上手くやれるのかな?とか。

 

だからいつになっても不安は消えません。だとしたらもう行動に移すしかないと思います。

 

あと採用してくれた私のボスは、私がやってくれると感じたから採用したと思うんですよ。私は未だに劣等感があって英語力に自信が持てないんですけど、自分で自分を決めつけないでいいんだなと改めて思いました。

 

あと私は夫のサポートがあったからこの1年以上を乗り越えられました。本当に感謝ですし、夫がいなければ挫折していたのは間違いありません。

 

あともうひとり、今は他州にいるコロンビア出身の親友。就活がうまく行かないときに愚痴っちゃったんですけど、打ちのめされているとき彼女が言ってくれたのは、

 

「諦めずにどんどん募集を出すのよ。そしたらどこかひっかかるから」

 

ありきたりのアドバイスなんですが、あら不思議!

 

彼女のその言葉でがんばれちゃったんですよ。単純に素直に、「そうだよね・・うん、頑張る!」って思えたし、諦めずにいられました。

 

自分の信頼している友達」に相談したというところに、私は大きな意味があると思います。そういう人のアドバイスって、心にすっと入ってきてその通りに従えるというか、頑張る力が不思議と湧いてくるんですよね。

 

なので苦しくて悩んだときは、信頼できる人に連絡してください(間違っても信頼していない友達には相談しない)。それだけで踏ん張れるし、きっと大きな心の支えになってくれると思います。

 

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結婚を機にアメリカに住むようになった30代。
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