英語が超苦手だった私がアメリカ大手航空会社に転職!客室乗務員の面接 

アメリカで大手航空会社のフライトアテンダントになるにはどうしたらいいのかな?

 

英語がネイティブじゃないから自信ないし、やっぱハードル高いよな・・。緊急時には乗客を脱出させるという重要な使命があるのに、英語がスラスラ出てこないし・・。

 

数年前の私は英語に自信がなかったのでそう思ってました。

 

でも今は転職を経て、アメリカ大手の航空会社の客室乗務員職に合格しました。以前もCAになるための採用の流れを書いているのですが、今回は大手の航空会社の受験体験談を書いていきます。

 

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大手エアライン採用の流れ

採用の流れはどこの会社も基本は同じかなと思います。

 

①募集が出る

②レジュメを出す(ネットで)

③アセスメント(ネットで受ける)

④バーチャルもしくはオンデマンド・インタビュー

⑤フェイスToフェイス・インタビュー

⑥オファー

 

大手はどこもアセスメントを行っているのが、中規模エアラインと違うところかなと思います(※行ってないところもあるかもしれません)。

 

以下細かくみていきます。

 

募集が出たらレジュメをすぐ出す

募集が出たらすぐにレジュメを出せるように、普段からレジュメを準備しておきます。

 

募集が出るとそこに応募が殺到するので、応募は早ければ早い方がいいです。

 

噂では募集が出たら2時間で受付を締め切ってしまう(ホームページ上では募集中になっていても)というのを聞いたことがあります。本当かどうかはわからないですが、思い当たることがあります。

 

例えば、私の友人は、とある会社の募集が出てからすぐに応募しました。私も募集が出た日に応募をしたのですが、やや出遅れました。友人は面接案内、そして採用と割とトントン拍子でした。私はというと、次は面接という段階で未だに待たされている状態です。

 

なので早くだしたほうが、早く選考も進むというイメージです。スピードは結構大事です。

 

レジュメを出すときは最新のものにアップデートして、カバーレターも忘れずに。

 

アセスメント突破のカギ

大手の会社だとどこもほぼアセスメントがあります。

 

これはなにかというと適性検査のようなものです。質問に対して「Agree」「Strongly agree」「Disagree」「Strongly disagree」など自分が感じるレベルを回答します。

 

「アセスメントでは正解・不正解はないです」とうたってはいるのですが、実際、適正がないと落とされます。

 

求められる適正ってなんですか?ということなんですけど、例えば、アメリカの客室乗務員はどんな印象がありますか?フレンドリーなイメージがありませんか?あと客室乗務員はチームワークが大事です。

 

「客室乗務員に求められていることってなんだろう?」と考えた上でアセスメントを受けると、適性検査はパスできるんじゃないかなと思います。

 

バーチャルインタビュー/オンデマンド

アセスメントをパスすると、大体はバーチャルインタビューか、オンデマンドインタビューがあります。もしくは電話でリクルーターと話すというところもあります。

 

バーチャルインタビューでは、実際にリクルーターと会うわけではなくて、コンピューター越しの面接です。

 

リクルーターと受験生、1対1のところもあれば、リクルーターが2人と受験生20人くらいのバーチャルグループインタービューもあります。

 

オンデマンドとは、ビデオレコーディングです。リクルーターはおらず、出されたお題に対して1〜2分くらいで回答、録画したものを提出する方法です。

 

私の受験の話をしますと・・私の場合はビデオグループインタビューをしました。

 

パソコンの画面越しに、リクルーター2名と、受験生が13人くらいいました。そこでの質問は2つだけでした。1つ目の質問はみんな同じだったのですが(質問というよりは自己紹介に近い)、2つ目の質問はそれぞれが異なる質問を受けました。

 

私がされた質問は、「Tell me about a time you went above and beyond for a customer?」でした。

 

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フェイス To フェイス・インタビュー

フェイス To フェイスでは、実際にその会社の本社とかハブ空港に赴き、リクルーターと合って面接をします。会社側が飛行機のチケットを手配してくれます。

 

これも会社によって多少やり方が違うのですが、面接+グループアクティビティというところもあれば、最終面接もバーチャルでやりますという会社もあります。

 

私が体験したのは面接+グループアクティビティです。

 

グループアクティビティって何かというと、8〜10人ぐらいの受験生が1つのグループになり、そのグループでなにかしらの作業をさせます。それをリクルーターが見ているという感じ。

 

難しいアクティビティではなくて、どちらかといと楽しいグループワークです。

 

よくあるのが、「ドリンクサービスのカートをセットアップする」というもの。

 

ここでリクルーターは何を見ているのかな?というと、あくまで私が感じたことはですけど、チームワークや、協力する姿勢かなと思いました。誰かをハブにするとか、一人で強引に進めるとかはあたりまえですけど、だめだと思います。

 

そのあとパネルインタビューがありました。日本でいうグループ面接。といっても日本ほど堅苦しくなくて、ややフランクにした感じです。ただSTARメソッドという答え方で回答したほうがまとまりがあっていいと思います。

 

※STARメソッド

S Situation・・どんな状況?

T Task・・どんなタスク・課題があったか?

A    Action・・どんな行動をしたか?

R    Rerult・・結果は?

 

1分で短く答えてくださいなどリクルーターから指定があると思うので、ダラダラと話さない方がいいかなと思いました。

 

それが終わるとここでやっと企業説明がありました。質疑応答もここでありました。

 

その後、「名前を呼ばれた人は荷物を持ってこちらに来てください」とだけ説明がありました。でも呼ばれた人はこのタイミングで空港に帰らされているようでした。

 

なんとドラマな展開・・。

 

残った人は、リーチテストとジャンプシートへの着席チェックがありました。私は身長158cmで、リーチテストが心配でしたがぎりぎり、大丈夫でした。

 

1対1の面接ではマネージャークラスの方と話すということで緊張しましたが、ここでは簡単な確認という感じでした。真面目に聞かれたのは「なぜ御社を選んだのか?」だけです。あとはパスポートの期限の確認とか書類上必要なことを口頭で確認してただけでした。

 

なのでもっとも緊張したのは、パネルディスカッションですね。

 

みんなの前で話すのが苦手なので、緊張で手が震えました・・。

 

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といっても私はいきなり受かってないです

今は大手の航空会社に今回受かりましたが、いきなり簡単に受かったわけではないです。

 

日本でCAの経験はありますが、アメリカに来てからはジャパニーズレストランで働いたり、空港の地上係員をしたり、地方空港を担う航空会社の客室乗務員もしました(大手ではないエアライン)。もちろんすべて私の糧になっているのは言うまでもないですし、やって良かったなと思っています。

 

あと私は器用じゃないので、今回の採用試験を受ける1つ前の大手の会社では不採用になってます。

 

その時のことを書きますと・・。

 

はっきり言って、超ビビってしまって受験が怖くて怖くてたまりませんでした。だったら準備をしっかりしないといけなかったのに、リサーチをあまりしないまま向かってしまいました。準備不足だったと思うし、それなのに自分はCAの経験があるしと舐めてたんだと思います。経験があることは有利だとは思いますが、それだけでは落とされます。

 

なので面接の途中で帰らされるという体験もしています。でもそのときはリサーチをほとんどしてないまま臨んだので、それが「不合格サイン」であることすら知らなかったんですよ。「あとで合否の連絡くるかな?」くらいにしか考えてなかったわけです。

 

でも他の真剣な受験生たちは「あなたの受験はそこで終わり」と知っていたと思います。

 

でも悔しい想いをしたからこそ、自分の弱点を洗い出して、そこを潰していきました。

 

例えば

 

・試験では緊張してしまう→練習を増やす

・ビビってしまう→知らないから怖い。知っていれば怖くないのだから、リサーチする

 

など。

 

採用試験の流れを知るだけでも、「こんな内容の試験なんだな。準備しておこう」って対策ができますよね。

 

私が今回書いたことは「Glassdoor」で調べれば、いろんな人がそこに情報を載せています。あと最近は企業のホームページでも採用の流れを細かく記載してたりします。

 

私は若いときに渡米したわけではないし、今は40歳を超えているので、英語に関してはほんとに自信がありません。人前で話すことが苦手で、「間違えてもいいや〜」と思うタイプでもありません。だから知らない人に話しかけるのは結構苦手なんです。これはコンプレックスと言っていいと思います。

 

でも今回は準備だけは他の受験生よりも念入りにしていったと思います。だから当日、緊張はしていても、心に余裕がありました。他の受験生を見る余裕がありました。

 

「私は英語には自信はない。でも身だしなみとか面接の練習とかそういった準備をしてきたし、それと過去のエアラインでの経験がある」

 

そういう気持ちが心の中に湧きました。

 

準備をしていったことは、当日の自信にも繋がっています。

 

なので、自信がなくても、じゃあどうやったら自信がつくかな?どうやったら不安が減るかな?と自分に問いかけてみてください。それがチャンスを掴み取るカギになると思います。

 

 

アメリカで客室乗務員になるまでの話→アメリカで客室乗務員に転職!留学経験ゼロから米系航空会社への就職

 

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プロフィール

結婚を機にアメリカに住むようになった30代。
英語力ナシでやってきて、大変なことも多いけど、やっぱりアメリカ生活は楽しい!
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