英語が話せないのにアメリカ移住!日本人主婦が米企業に採用されるまで
アメリカに住んでいるけど英語が苦手で怖い。苦手意識やコンプレックスが消えない。アメリカ在住でもそういう方は多いのではないかと思います。
私は英語を話せない状態で30代でアメリカに移住したのですが、英語を使って話すことが怖くて怖くてしょうがなかったです。正直、7年が経過した今でも恐怖です。
でもそんな自分でも仕事を見つけて、アメリカのとある空港でチェックインやゲート業務をしています。現在の職場には日本人は誰もいません。アジア系は1人いますがアラビア系の人です。
私は英語会話が得意です!とは未だに思えないですが、それでもアメリカ系の職場に就いたので、今回は英語をどうやって上達させてきたかを書いていきます。
渡米したばかりのときは英会話は本当に苦手でした。
・人が何を言っているかわからない
・英語を話すのが恥ずかしい
・何を言っているかわからないと言われるのが悲しい
・誰かから話かけられるのが怖い
そういった感情がとても強くて、英語に対するコンプレックスが非常に強かったと思います。
夫は日本人なので家では日本語を話していました。それが良くないのはわかっているのですが、日本人同士で英語を使うのは微妙だし、その方がラク。
でもこれじゃいかん!
と近所の語学学校に。週に2、3回通っていました。
でも1回につき2時間くらいの授業。物足りなさを感じて、生徒が多い大きい語学学校へ。平日の朝8:20から14:00くらいまで授業がありました。
この学校、高校卒業の資格を取れるとらせてくれるところでもあって、暇だったので高校のクラスを取ってました。アメリカの授業ってこんな感じなんだと楽しかったです。
そのあとコミュニティ・カレッジに行ったのですが、ここは卒業していません。
夫の仕事の都合で引っ越さなくては行けなかったこと、あと自分が将来何をしたいのか定まってないままビジネスのコース(短大の資格を取れ、その後バチェラーの資格を取りたいなら選択できるコース)を取っていたのが大失敗。
でもアメリカの大学ってこんな感じなんだなあと知れたのは良かったです。課題がめちゃくちゃ多いので読むことを大量に行ったのも良かったかも。
その分大変でしたけど・・
コミュニティ・カレッジに通いつつ日本食レストランでバイトもはじめました。アメリカで働く経験はここが初めてだったので、面接行く前は怖かったです。
よくわからないけど、近所だからという理由だけで選んだこのお店のオーナーは日本人ではありませんでした。日本人のサーバーは1人いたかな。
ここで2ヶ月働いたあと、夫が経営する飲食店を手伝ったのですが、これがまたちょー大変で。このときの苦労話はここでは書きませんが、夫の店で働いた期間は2年くらいです。
夫がお店を売ったあと、普通の仕事を探そうかなと思ったあたりで今度はコロナで、就活で苦戦。
再び日本食レストランで働くことにしました(雇われです)。こちらで3ヶ月くらい働いたあと、今の会社に採用された形になります。
米系企業に採用されるまでに、なんだかんだ私は7年くらいの月日が経っていました。
最初にアメリカで「働こうかな・・」と思ったとき、思いついたのが日本食レストランか、日系の企業でした(日本で航空会社で働いていたので、米系航空会社にこのときいくつかトライしましたが即不採用)。
私はこの選択でちょっと悩んでしまったかな。
結果、日本食レストランを選んだのですが理由は、
・夫が日本人なので日本人が少ない方が自分には良いと思った
・日系企業は人間関係がめんどくさそうと思ってしまった
(日系企業で働いたことがないので実際はどうなのか知りません)
ただですね、田舎に引っ越してそこで仕事を探そうかなと思ったとき、日系企業にトライしておけば良かった・・と思いました。田舎だと日系企業は全くありませんし、コロナ禍では特に強く思ったかな。
とはいえ、日本食レストランで働くといっても日本人がたくさん働いているとか、日本人のお客様が多い場合もあるかと思います。
なので、日系企業かそれとも日本食レストランで働くか、私は正解はないと思います。
自分の好みや目標(どういうところで働きたいか)とか家族の方が日本人かどうかでも変わってくるので、自分のライフスタイルによって選ぶといいかと思いました。
英語を上達させるには使うしかありません。魔法もマジックも何もありませんでした。
でも人間ってラクしたいから、日本語を使えるなら使ってしまいますよね。
だからどれだけ「英語を使わなくてはいけない状況」をつくれるかかと思います。困る状況になればなるほど英語を使おうと必死になる。
英語を全然話せないときはネイティブの人と会う機会は少ない。
機会があってもまともな会話はできないと思います。この時期は英語を上達したいという外国人としか基本的には出会えません。
初期に通っていた語学学校では、まわりみんな英語を習得したい外国人でした。だからみんな英語が微妙でわけわかんない会話をしてたなあ。中には英会話が得意な人もいたけど、その場合は読み書きが苦手。ネイティブなのは学校の先生だけ。場合によって先生がネイティブではない場合もありました。
でもちょっとずつ英語が上達し、自分のいる環境が変わってくると、付き合う人が
英語を流暢に話す外国人
↓
ネイティブ
と変わっていきます。
英語を身につける方法として私は大好きなテレビドラマ「フレンズ」を何度も何度も繰り返し見ました。好きな映画やドラマを見るのも英語力をアップさせる1つの方法です。
でも英会話を上達させたいなら英語を話し、使うしかありません。
「英語を話さずに英会話を上達させる」のは無理です。
らくな方法があればいいのですが、語学は困りながら上達していくものだと痛感しています。
特に、大人になってからは・・。
だからちょっとずつ自分に負荷をかける。少しづつでいいんです。一気にかけすぎてもストレスがかかりすぎてしまうので。
私は未だに自分の英語に自信が持ててないですが、やることでしか自信はつかないんだなあと思います。だから私はこれからも英語に対する努力はしていきたいです。
やってるのに上達してないと感じるときありますが、それでも少しづつ続ける。
小さなコツコツはバカにできないと思います。
毎日の小さな積み重ねは、すぐに結果には繋がらないけど、後に大きな威力になって表れると私は信じています。
アメリカ生活のリアルについてはこちらで書いています↓
アメリカの大自然についてはこちら↓
ラスベガスについてはこちらでまとめています↓
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