1度見たら忘れない絶景!ユタ州のシ―ダ―ブレイクス観光・見どころ
ユタ州にあるシーダーブレイクス国定公園は夏の間だけ訪れることが出来る美しい公園です。標高が3190mもある為、夏であっても涼しく、一方で冬は雪がたくさん降る場所です。
シーダーブレイクスの印象としては近くにあるブライスキャニオンと似ていて、それよりもコンパクトにまとまっているという感じ。
シーダーブレイクスはユタ州にあるのですが、ラスベガス(ネバダ州)からも割と近く、車で約3時間強程で行けます。州をまたいでいるものの、ラスベガスから割と気軽に行ける公園なのです。
行き方は、ユタ州のシーダーシティからUT-14を東へ進み、UT-148で左折すると公園。
ラスベガスからだと、I-15を北上、セントジョージを通過してシーダーシティへ。
ラスベガス付近は岩山で、途中、草木もほとんどありません。カラカラに乾ききった大地ですが・・、
ユタ州のセントジョージを超えて、15号を北上していくと少しずつ緑が増えていきます。だいぶ木が茂っています。
ユタ州シーダーシティの街から14号へ。標高も徐々に上がり、青々とした景色が見られます。
148号を走っている頃には体感的にもかなり涼しく感じられ、気温は75℉(23度)になっていました。ラスベガスとの気温差は約半分です。スズシイ~!
シーダーブレイクス
シーダーブレイクスの看板。こちらのエントランスサインは見た目もまだ綺麗な印象。近くに黄色のお花が咲きほこっていてこちらも綺麗ですね。7月です。
ビジターセンターに寄ってパンフレットを貰います。こちらでは水洗トイレも完備されています。
「10分後にシーダ―ブレイクスの地質について説明するのでよかったら」との案内があったので、パークレンジャーのお話を聞くことに。
お話によると、このあたりは大昔海であり、地殻変動によりシーダーシティあたりは地面が下がり、シーダーレイクスは盛り上がった。そして雨や雪、風などにより浸食し、今のシーダーブレイクスが出来上がりましたのだそう。
浸食は今も続いており、昨日の景色と今日の景色は変化があるとのこと。明日もまた別のシーダーブレイクスになっているのだそうです。
確かに今にも崩れそうな箇所が沢山あります。
土柱だけではなくて、アーチの形をした岩があって、でも肉眼では見えないのですが、レンジャーの望遠鏡でのぞくと確かにありました!肉眼だとアーチあることすらわからないです。レンジャーさんのお話が無ければ完全に見逃していたので、こういった経験もよいですよね~。
上のヘリの辺りは白色をしていますがこちらは石灰を含んでいる為。酸化鉄やマンガンなどもこのあたりの土地には含まれており、それらが赤や黄色、紫といった色のバリエーションを生み出すのだそうです。
標高は3000m以上あるので、夏も快適。風が吹いたり日陰にいれば肌寒く感じます。夜になると気温は夏でも14度。夜は長袖が必要ですね。積雪期は閉鎖されるそうです。11月半ば~5月下旬が積雪期です。
ビジターセンターを後にし、148を北へ進みます。
Chessmen Ridge Overlookにピクニックエリアがあり、テーブルで持参したおにぎりをランチに頂きます。
山とおにぎり。
最強の組み合わせです。個人的にはたらこのおにぎりが好きです。ウマイ!
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花畑のハイキング
148号沿いのAlpine Pond にワイルドフラワーが咲いているとビジターセンターでアドバイスを貰ったので、ハイキングをすることにしました。雨がパラパラと降っていたのですが、強行。
往復2マイル(3.2km)程度の簡単なハイキングです。
「沢山お花が咲いているかな?」とワクワクしながらスタートします。ハイキングコースは池を中心とし、付近を一周できるようになってます。
アッパールートとロウアールートがあり、まずはロウアーから攻めることにしました。
ロウアーは少しだけアップダウンがありますが、シーダーブレイクスの景色をみながら歩けるので、眺めはとても良いです。
シーダーブレイクスは近くにあるブライスキャニオンとほんと景色が似ていますね。規模はちょっと小さいけどね。
(ブライスキャニオンについてはこちらでも詳しく書いていますので宜しければ参考にして下さい。http://america2go.net/2018/08/06/brycecanyon/ )
景色を見ながら歩いていると、目的地のポンドに到着。
エ・・?
ポンドってこれかい?
池なので水の流れが無く、水の色は少しよどんでいるのは仕方ないけど、黄緑色。
ポンドを見てもテンションはあまり上がりませんでした。
ま~、ザイオンのエメラルドプールよりは綺麗かも?
エメラルドプールって、アメリカ国立公園の3大ガッカリに入りそうですよね。国立公園の3大ガッカリって何かというと私が勝手に今つけました。今の所、この池が2つ目ということにしておきましょう。3つ目は何かあったら教えて下さい。
戻りはアッパールートを進みます。こちら側の景色はほぼ草木のみですが、フラットな道になっているのでかなり楽です。景色がいいのは断然ロウアーでした。
肝心の高山植物ですが、まだ咲いているものもありましたが、時期としては少し遅かったかな、という感じで、お花もしぼんでいるものが多くありました。
レンジャーさん、花の様子まではしっかり把握はしてないみたいですね。いちいち花の様子はどうかな?なんてチェックに行けないから、仕方ないですけどね。
もしこちらに行くならば、7月下旬だと遅いかもしれません。6月下旬もしくは7月上旬が見ごろだったのかと思いました。ちなみに、満開のころは下の写真のような感じになります。一面、お花畑ですね!!
今回はブライアンヘッドのロッジに宿泊です。
レストランが遅くまで営業していないのと、食料を持ち込みするするのであれば、スーパーっぽいものがないので、事前に準備していった方が良いかもしれません。
また、ネバダ州とユタ州では1時間の時差があるのでご注意ください。
付近で魚釣りができるので、夫は1人でワクワクしながら出かけていきました。フィッシングに興味ある方はこのあたりでもできますよ。
アメリカの大自然が好きな人におすすめのガイドブックについてはこちらで書いています⇒アメリカ国立公園好きな私のおすすめガイドブック!人気「地球の歩き方」3冊比較有名な本ですが、私もだいぶお世話になっています。
アメリカの大自然についてはこちらでまとめています↓
グランドキャニオンについてはこちら↓
ラスベガスについてはこちらで書いています↓
アメリカ生活に興味ある方はこちらもどうぞ↓
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