自分を見つめなおしたい時におすすめの啓発本~「かぼ」感想
最近、石井裕之先生の「かぼ」という本を読みました。
読むきっかけになった理由は、とある私の尊敬する方がおすすめしていたからです。この本は小説なのですが、見方を変えれば自己啓発本ともとれる本だと思います。
「かぼ」というタイトルも気になっていて、どういう意味だろう?と興味も惹かれました。
まず小説という観点からみると、最後の最後で私は驚かされました。
最後、こんな展開になるとは想像していなかったのでびっくりしましたが、その予想外な終わり方が本を読み終わった後もなんというか、しばらく余韻として残りましたね。
このような終わり方は個人的にはとても好きです。
本購入前にレビューをチェックしてて、「すごく泣きました」というコメントを見たので、自分も泣くかもな~なんて思っていたのですが、泣きはしませんでした。
でも泣くまではいかなくても、感極まったり、考えさせられる箇所がいくつもあって、一気に読み終えた感じ。
続きが気になって、夜中の3時を過ぎているというのに読むのを止められなったです。読みやすい本でもあると思います。じんわり心が温かくなる、優しいお話。
啓発本という観点からは、
・幸せそうにしている人でも、過去に辛いことを経験していたり、とてつもない努力をして今がある。その逆もあって、今辛い環境にいても、努力していけば道は開ける
・目の前の人、目の前のこと、そして今を大事にする(たとえそれが時に無意味に思えたり、その人と別れが来るのがわかっていたとしても。)
・誰かの代わりではなく、自分にしかできないことがある
このようなメッセージをこの本から受け取りました。
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もっと他にもあるんですが、主人公たちの会話が、私自身に質問を投げかけているように感じたり、「私にしかできないことってなんだろう?」と考えるきっかけになったりしました。
なので時々顔をあげて、本を読むのをストップして思いを巡らせながら読んだ感じ。
自分を見つめなおしたい時におすすめの本だと思います。
本の良い所というのは、自分の解釈ができることですよね。画像や動画があるわけではないので、自分の想像する、自分なりの主人公像ができて、「顔はこんな感じかな~」とか、「こんな言い方かな~」と考えを膨らませることが出来るのが魅力です。
また最初に読んだときはこう思ったけど、次に読んだときは違う解釈になったり、自分の成長や心理状態によっても解釈って変わるんですよね。
アメリカに来てから、「せっかくアメリカにいるんだから」と日本の本は積極的に読んでいなかったのですが、基本的には本は好きで、自分の世界・本の世界に浸れるので本を読んでいる時はやっぱり楽しい時間でした。
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