お勧め自己啓発本「7つの習慣」の感想と要約!成功したいなら読んでおこう
日本に一時帰国した際ににコヴィー博士の『7つの習慣』を購入しました。
有名な本だということは知っていたのですが、この本を購入した理由は私が尊敬する方が良書だと言っていたから。
その方は成功されていて、私が手の届かないような存在ですが、そういった方達がどのような考えを持っているのかを知りたいと思いました。私も将来は成功したいですし、友達には公言してないんですけど人生変えたい!という沸々とした願望をもっているのでだったら成功の確率を上げる為に読んだ方がいい!と購入に至りました。
と、買ったもののビジネス本だと思っていたし、何か難しそうだし、著者が博士だから論理的なややこしいことがかいてあるのかな?と思っていて、暫くは本棚に眠ったままでした。
で最近になってやっと読み始めたのですが・・
コレ!実践したい、習慣にしたい!コヴィー博士スゲー!という内容と説得力でした。
ビジネスにも通用する話が満載なのですが、仕事の為の本だけではなくて、夫婦のコミュニケーションに悩んでいるとか、息子との関係が上手く行ってないから改善したいとか、人間関係に悩んでいる人も読んでみたら凄くいいんじゃないかな?と思いました(息子との関係に悩んでいる私の父にお勧めしたいけど、大きなお世話かな?兄にお勧めすべき?読んで実践したらこじれた仲が上手く行くんじゃないかと思う)。
一定の人にしか当てはまらないようなテクニック本ではなくて、基本的には長期に渡って成功したい人向けで、考え方の部分を教えている本と言いましょうか。例えるなら、本の中から引用すると枝葉の部分(テクニック)ではなくて、木の根っこの部分を書いていますね。なので今すぐ解決策を知りたい人向けではなくて、コツコツ出来るとか、努力型の人に向いている本じゃないかなと思います。
私はつい昨日読み終えたのですが、これを意識的にしろ無意識的にしろ、成功している人達は7つの習慣を実践している、と感じました。
誠実とか圧倒的にこなす仕事の量とかもそうですし、人生を終えるときにどう思われて死にたいか、最優先事項をやって下さい、の話をしていたので、その章を読んだ時におお!これだな!この本から学んだことを実行されているんだな、と思いました。
とはいえこの本に書かれていることを実践するのはとても難しいです。一時的には出来ても長期間続けるのはかなり難関です。
でも成功している人は本で書かれていることを習慣に移してますね。
個人的な感想としては、小説ではないのでスラスラ読めないですし、解釈がわかりにくい所があったり、たった1行でも何度も読み砕いたりする必要がある部分が多いので、簡単な本ではないです。なので一度読んだだけでは、読んで終わりになって習慣にするのは程遠くなると思いました。
でも知っているのと知らないのでは全然違うし、抱えている悩みが何故か解決できないとか、自分は変わりたいとか、成功したいという人はまず読むべき本だと思います。
別に本を読まなくても誠実であることが大切であると誰もがわかっていることだと思うんですけど、それが想像以上に凄く大事で重いよ、と自覚できるかどうかが重要じゃないかなと感じました。もちろん私の知らなかったことも本には沢山書いてありますけど、そういった当たり前のこと過ぎて見逃されている大事なことが凄く重要なんだよと気付かせてくれる本、ぼんやりしたものが確信になるような本だと感じました。
あと第1の習慣は全ての習慣の土台になるのですが、これが出来ていない人が多いと思うし、だとしたらこれを習慣にするだけでもこの先の人生が全く違うものになると思います。
私は特に、第1と第2の習慣を読んだときに、「これだ・・これが私には要るんだ・・」と半ば放心状態といいますか、胸にバキューンとつき刺さりました。自分は過去の延長上に未来があると思っていたのですが、時間って未来から流れてくるんですね!あと主体的じゃないのも反省です。自分はいつも外に答えを求めるところがあります。どうやってやるんですか?教えて下さい!秘訣はなんですか?とかって考えもせず、自分はどう感じるのかなど、自分自身に問いかけることは少なかったと思います。
少なくとも私はこの本に書いてあることを取り組みたい、習慣にしたいと思ったし、私が今まで読んだ本の中でナンバーワンかな。
この本を読まなかった自分と読んだ後の自分では自覚とか意識が違うので、それだけでも本を手にして良かったと思いますし、自分の人生の最後を思い描いたりすることが増えたので、意識が変化してくるという意味でも私はこの本に出会えて良かったと思います。
簡単に概要を言うと、7つの習慣とは原則を中心とし人格を土台にし、インサイドアウトへのアプローチで個人の成長と効果的な人間関係を実現しようというものです。ここでいう人格とは、誠意、誠実や忍耐、勤勉など基本的なことで、テクニックとは一線を画しています。
依存から自立、そして相互依存へ至る成長の連続体を導くアプロ―チが7つの習慣です。
本の中にはいくつか大事なキーワードが出てきます。
インサイド・アウト・・・自分の内面から始めるということ。例えば、幸せな結婚生活を望むならまずは自分がそうなる、人から信頼されたければ信頼される人間にまずなるということです。
逆にアウトサイド・インだと上手く行かない状況を他人のせい、環境のせいにし、被害妄想な思考になるので幸せな状況にはなりません。(私も過去に人のせい、まわりのせい、私のせいじゃない!と叫んでいた時がありましたが、そう考えている時は物事が好転しませんでした)
パラダイムシフト・・・パラダイムとはものの見方のことで、パラダイムシフトとは1つのものの見方が別の見方に移行することです。
まずは自分のモノサシで世界を見ていることを認識するのが大事です。同じ事実でも他人にはそれが違うように見えているわけです。各々が解釈の異なるレンズをかけており、視点は立ち位置で変わることをさしています。
あとこの本で言う習慣とは、知識×スキル×意欲。
何かを習慣にするにはこれら3つのスキルが必要になります。見方とあり方を変えてこの3つに働きかけて古いパラダイムを断ち切り、新しいレベルへと向かっていこうと博士は言っています(自分にとっては耳が痛い話)。
主体的であるとは、自発的に率先して行動することだけではなく、自分の人生の責任を引き受けることも含まれます。衝動的にではなく価値観に従って行動する能力をさします。そして問題にぶつかったときや過ちを犯してしまったときに、自分で反応を選択できるんですよ、ということ。
例えば、誰かに嫌なことを言われたとして、惨めな気持ちになるのかそうでないのか。どう反応するか自分で選べるんです。え?って感じですけど、解決策は外側(他人)ではなくいつも自分の中にあると博士は言います。
わかりやすく言うと、第1の習慣は「あなたはプログラマーです」ということ。
終わりを思い描くことから始めるとは、自分の人生の目的地をハッキリさせてから1歩踏み出すということです。自分のイメージ通りになるように日々生活していくことです。これはすべてのものは2度創られるという原則から来ています。
過去の記憶や経験を頼って生きるのではなく、自分の価値観に沿って想像力を働かせて生きることです。
わかりやすく言うと、第2の習慣はあなたに「プログラムをかけ」と言っています。
最優先事項を優先するとは自分の思い描いたビジョンを形あるものにしていく習慣です。
主体的な人間として自分の頭の中に描いた創造を、実行して形にしていく力です。緊急なことではなく、1番重要なことや大切にしていることを最優先して、スケジュールを組んで行動に移します。
わかりやすく言うと第3の習慣では「プログラムを実行しろ」と言っています。
第4~7の習慣についてはこちらでまとめています→自己啓発本【7つの習慣】が最強でお勧め!私の感想と要約をまとめたよ
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とにかく、コヴィー博士、マジ凄いです。
アメリカのサービスっていい加減だと私は思っていて、だから余計にこういう優れた考え方の持ち主ってどこにいるんだろう?と疑問で夫に聞いたら、いろんな人間がアメリカにはいるからね、でもいるとこにはいるんだねという話になりました。
博士の故郷はユタ州のプロボと書かれていますが、私はユタ州に住んでいたことがあってその場所に行ったことがあるので、それ知ってコヴィー博士プロボだって!って一人で騒いでました。だから何だという話なんですけど、それだけでなんだか嬉しくて仕方がないんですよね。
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]
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