マウイ島のシンボル・ハレアカラは別世界!「太陽の家」の観光と見どころ
マウイ島にあるハレアカラ国立公園は、世界最大級の休火山で、マウイ島に来たら絶対に訪れて欲しい観光スポットです。
ハレアカラの1番の見どころはカラフルな色をしたクレーターで、車で火口付近まで行って、そのスケールの大きさや迫力を楽しむことが出来ます。クレーターを見ていると、自分が他の惑星にいるような感覚になります。噴火口の中にはトレイルがあり、クレーターの中を歩くことも可能です。
ビーチでゆっくり寛いでいるだけだとなかなか気づきにくいですが、ハレアカラに行ってみると、ハワイは噴火によって出来た島なのが良くわかります。ハレアカラはマウイ島のシンボルなのです。
今回は太陽の家、ハレアカラの見どころを紹介します。
目次
ハレアカラ国立公園のビジターセンター
ハレアカラ国立公園には3か所のビジターセンターがあります。ビジターセンターに寄って公園内の植物や、動物、虫などについて知識を増やすことも楽しいものです。お土産も売っていますし、小休憩するにももってこいのポイントになりますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ハレアカラ3か所のビジターセンター
●公園本部のビジターセンター(黄色)
●ハレアカラビジターセンター(赤)
●キパフルビジターセンター(ピンク。ハナ方面からアクセスします。サミットからは行くことができません。)
(出典:http://npmaps.com/haleakala/)
尚、ハレアカラは3000m級の山なので天気が変わりやすいです。寒い時は10℃以下になりますし、風も強くなりますし、雪も降ります。日差しも強いところです。ハイキングをするときは標高が高いということをお忘れなく。ガソリンスタンドや売店はありません。
公園本部のビジターセンター Park Headquarters Visitor Center
こちらが公園の本部のビジターセンターです。標高2134mの所にあります。
入口には初代アメリカ国立公園局長のマーサーさんの石。グランドキャニオンサウスリムで有名な「マーサーポイント」のマーサーさんです。
ハレアカラにしか生息していないシルバーソード。まだ小さいです。
シルバーソードは数十年生きる植物で、そして一生に1度だけ花を咲かせます。花が咲くというのは、その一生を終えるシグナルだそうです。最後に一花咲かせて散っていくのですね。なんだか、人生みたいです。
ここのビジターセンターには、ハレアカラに生息する植物の紹介パネルがあったりもします。写真はマウイ島とハワイ島にしかない、ブラックベリー。ネネ(ハワイ固有種のガチョウ)の大好物です。
ネネに注意の標識。
ハレアカラビジターセンターとクレーター
標高2969mにあるハレアカラビジターセンターです。
自分達が訪れた時は、スタッフが十分にいないみたいで閉まっておりましたが、ここから見えるクレーターの景色は色とりどりで素晴らしいですよ!
別の惑星にいるような感覚に陥ります!
クレーターの中にぽこぽこ出来ている小さな小山は火口丘。
ここのビジターセンターからクレーターに下りていくトレイルがあるので、少し歩いてみました(後述)。
ちなみに大昔はてっぺんがあった可能性があるそうですが、それが雨や、がけ崩れなどによって浸食されたそう。もしてっぺんがあったとしたら、4500mほどの高さがあったそうです。
最高地点のレッドヒル
レッドヒルは、ハレアカラビジターセンターよりも更に上にある頂上です。標高3055m。
こちらからもクレーターは見えるのですが、道路が入ってしまうので、ここからの景色より先ほどのハレアカラビジターセンターからの景色の方が良いですね。
ここでもシルバーソードがたくさん生えています。もうすぐ花が咲くのかな?
近くに天文台がありますが一般の人は入れません。
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カラハク オーバールック
カラハクオーバールックは標高2842mの見晴らし台で、ここから近くのハワイ島が見えますよ!
展望台にあった、マウイ島が出来るまでのパネル。
西マウイと東マウイはもともとは別々に出来上がり、時間をかけてくっついたものだったのですね!
尚、カラハクオーバールックは、構造上、下りの時にしかアクセスが出来ません。上がってくる際にアクセスしないようにして下さい。
レレイウィ オーバールック
標高2694mの展望台。雲が出て来てしまいましたが、これはこれで美しい雲海です。
このあたりの崖では海鳥が巣をつくっているそうです。海鳥が飛んでいる姿が見えるかもしれません。
公園内のトレイルを歩く
ハレアカラではたくさんのトレイルがあるのですが、今回はハレアカラビジターセンターから出発のトレイルを歩いてみました。
1つはパカオアオという、ショートトレイルで、上の写真の小山を上って絶景を眺めます。
もう1つはスライディングサンドトレイルという、クレーター内を下るトレイルです。
岩がゴロゴロしている小道を上っていきます。10分~15分で頂上に着きます。往復で640mなので、気軽に登っていけます。
頂きからはクレーター内に続くトレイルがくっきり見えます!歩いている人がいます。
歩いている人見ていたら、自分もクレーター内を歩きたい!と火が付いてしまい、少しだけ歩いてみることにしました。
クレーター内のトレイルは多くのルートがあり、繋がっていたり、中には海辺の方へ抜けるトレイルもあります(もしくは、海側から登ってくるのかも。このルートは許可が必要です)。簡単なものから日数必要なものまであるので、プランを立ててスタートするのがいいですね。
トレイルには日陰が全くありません。標高が3000mくらいあるので、6月でも涼しかったですが、日差しは強いです。半そでになったり、寒くなったらパーカーを羽織ったりして歩いてました。
ほんの少し緑が生えていました。生命力が強いなあ。
クレーターの中にいるなんて、信じられません!それだけで嬉しい。
自分が歩いてきた道を振り返ってみました。結構下ってきた気がしたけど、まだちょっとでした。
火口丘が大分近くなってきました!すごい絶景です。
下まで行くには時間かかりますし、今回は全く行けそうにないので、ハレマウウポイントで引き返します(1.8㎞地点)。
ゆるい感じの上りに見えましたが、意外とキツイ。足場が土ではなくて砂っぽい感じなので歩きにくいです。歩くならしっかりとした靴が良いです。
いつものごとく、多くの人に抜かされながらも、マイペースで登ります。
知らないハイカーに、「あとちょっとだからがんばれ!」って声かけてもらいました。そんな一声、嬉しいですよね。この方は私たちが歩いたよりも随分下の方から歩いてきていたので、私よりも遥かに疲れていたハズです。
実は体調が万全ではなかったので、そんな声かけに元気を貰えて、辛かったけど一歩づつ足を前に出せました。
人生もこれと同じなのかな、とふと思いました。
時々過去を振り返ったりもするけれど、前を見て右足を一歩踏み出す。次は左足をまた一歩。また右足を。疲れたら時々休んで、立ち止まって、心遣いを貰ったりして、そして元気になったらまた少しずつ歩き出す。
山頂にいきなりワープは出来ないのです。だから少しずつ一歩ずつ、なのですね。
登り切ったら、靴はホコリまみれでしたが、でもクレーターを歩けて嬉しかったです。
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クレーター内を歩くっていう発想自体がもともと無かったので、今回は歩けてかなりエキサイトしました。もう少し下まで歩けたら良かったのですが、でも少しだけでもトレイルを下って、サミットから見える景色とは異なる絶景を見れたので楽しかったです。いずれはハレアカラの名物、サンライズと星空を堪能したいですね。
ハレアカラへの行き方・アクセス方法
ハレアカラへのレンタカーでの行き方やツアーについてはこちらで書いています。
「車で行ける絶景!マウイ島ハレアカラへの行き方(レンタカー&ツアー)」
●「マウイ島行くなら立ち寄って!名所イアオ渓谷州立公園の観光・見どころ」
●「マウイ島のホオキパビーチ観光で沢山のウミガメに出会ったよ」
●マウイ島東部をレンタカーでドライブ!「天国のハナ」観光・見どころ
アメリカの大自然についてはこちらでまとめています↓
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