海外生活は真面目&頑張り屋ほど辛い。アメリカ生活で落ち込んだ時の対処法
アメリカ生活って楽しそうと言われたり、友達に思われたりすることが多いですが、海外で暮らすって楽しいことばかりじゃないですよね。むしろ実際は辛いとか苦しいとか、そういったネガティブ感情の方が多いと思います。
何故かというと、言葉や文化の違いによって、日本では当たり前に出来ていたことが、外国では当たり前に出来なくなることが大きな理由だと思います。
家族や友達が近くにいるわけでもなく、かなり生活環境が変化しているので、知らず知らずのうちに心に大きな負担になっていることが多いです。
しかもそれが長い間続くわけなので、頑張り屋でも途中でプッツリと糸が切れる時、心が折れる時があるんじゃないでしょうか。むしろ、そういった真面目なタイプほど、一人で抱えこんだり、上手く気持ちをリリース出来ずに苦しむんじゃないかなと私は思っています。
出来ることが何もないと自分を攻めたり、自信無くなったり、劣等感を抱えたり・・。私はそうでした。
海外生活って、自分の抱える負の感情と嫌でも対峙することになりますし、だからといって短期間で解決・解消されるわけでもないので、自分の感情と上手く付き合って行くことが大事だと感じています。
今回は海外生活が辛い時の対処法について考えてみます。
アメリカ生活では、日米での価値観の違いで戸惑ったり、頑張っても英語がすぐに身につかないことにより落ち込むのがほとんどだと思います。
過去の私の事例で言えば、
・外国人が何を言っているか正確にわからない
・それが故にバイトで失敗
・信頼出来る友達がなかなか出来ない
・夫に頼ってばかりで罪悪感
・頑張っている、でも結果が出ない
これらのことで落ち込んでいました。最近で言えば就職活動でもそうです。応募しても全然返事ない、面接進まないで気持ちが下がってました。
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落ち込んだ時に私が試したのは以下の方法です。
■音楽を聞く
好きな音楽を聞くことで楽しい気分になりますよね。私はよくレイチェル・プラッテンの『fight song』『stand by you』『better place』、レディガガの『just dance』などを聴いてました。
この音楽をかけている間はこれしようと行動出来たりするし、『fight song 』の歌詞に励まされました。歌手のレイチェル・プラッテンは中々芽がでなくて苦しんだタイプの人なので、それも自分だけじゃないって共感していました。
ただですね、これはとりあえず感情をそらすだけで、根本的な解決方法ではないと私は思います。
■からだを動かす
私はからだを動かすって基本的には好きではないんですが、でも強制的に散歩を取り入れる様にしたら結構リフレッシュになりました。
と言っても継続する為に、毎日の量は少しにして1日20分くらい。
行動に移すまでは面倒と思ったりするんですけど、散歩しているときは自分と向き合ったり、頭の中で考えがまとまったりするし、私は取り入れて良かったです。
■誰かと繋がる
人に話を聞いてもらうっていうのは効果が高いと思います。
私は「友達は要りません!大丈夫です!」と1人で強がっていた時期があるのですが、人に話を聞いてもらう、自分の気持ちを吐き出す、想いを共有するってホントに大事です。励ましてくれる人がいる、誰かの優しさに触れるって、嬉しいんです、素直に。
それだけで安心出たり、また頑張ろうってまた前を向いて歩けるんです。
自分の感情を吐き出すことでラクにもなるし、人と話すことで自分の価値観に気づいて立体的に物事が見えたり、解決策が見つかるというのもあります。
人の繋がりを大事にしている人は、特にここを大切にすると良いと思います。
■何が良くないのかを考える
状況を脱却出来ないには理由があります。
例えば量が足りない。量をこなすことでわかるのは、こうしたらもっと良くなるんじゃないかな?という考えが生まれたり、知識を頭に詰め込むよりも、車の運転の様に、からだに染み込ませるという感じで有効だと思います。
やり方変えるという方法もありますよね。ここをこのやり方でやってみたらどうかな?と改善出来る所はしていく。それをひたすら繰り返す。そうしている間に出来るようになっていくので、自信に繋がっていくという感じ。
そういえば、カイゼンって英語になってますよね!
■最短で結果を出そうと考えない
海外生活で、語学を「最短」で習得しようと思っている人、いると思います。
でもこの「最短で」というのが自分を苦しめるんです。私はそうでした。なんで結果出ないんだ?!って最短でやろうとしてるから焦ってイライラして、落ち込んで。
語学って1年とかじゃ身につかないので、最短という言葉はちょっと脇に置いて、むしろ急がば回れなんです。
最速で出そうとして挫折するよりも、時間がかかってもいいからメリハリつけて、継続していった方が結果的には良いと今は思います。
■アドバイスを素直に聞く
自分のことは自分で見えないことが多いので、人からのアドバイスは聞いたほうがいいと思います。特に自分が尊敬する人からはよく聞いて下さい。
ただ、人の意見を聞く、受け入れるってとても難しいんですよね。「でも私はこう思うんです!」って頑なに思ったり、怒り出したり、拒絶したり。
でも聞けないから上手く行ってないないんです。
素直になるって駄目な自分を受け入れることでもあるので、辛くて苦しいですけど、ちょっとずつでいいので耳を傾けてみて下さい。「悔しいけど、合ってるわ・・」と思えれば上出来だと思います。
■プライドが高いのではないか?
日本では出来ていたのに・・と昔と比較してしまったり、人の目や人からの評価を気にしてしまうタイプは、高いプライドを持っている傾向にあると思っています。
私はプライド高くて、おまけに認めて欲しい願望もものすごく強く持っていました。
でも苦しい原因はほぼここにあると言っても過言ではないと思います。
プライド高い人がプライドを捨てる、というのはとても難しくて、ちょっとやそっとじゃ無くなりません。もちろん一時的には無くすことは出来ますよ。
でも自分の駄目な部分を認めるっていうことでもあるので、それが辛くて難しいんです。
大事なのは「日本だったら出来るのに・・」って思わずに、良い意味で「しょうがないよね」って自分を受け入れる、「駄目な自分で大丈夫だよ」って自分に寄り添うこと。他人は自分をどう思っているのだろう?ではなくて、自分はどう思っているんですか?ってこと。
プライドを捨てることが出来れば心は軽くなるし、生きやすさにも繋がると思います。
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海外に長く住むつもりだ、永住をするつもりだ、というなら、長期視点で考えることが大事だと思います。
大変だけど、ちょっとずつ成長できればいい、いつか花が咲けばいいくらいに思ってゆっくり進めばいいのではないでしょうか。長期戦なので、いつも真面目に頑張る必要はなくて、時に自分の楽しみとか入れて、休みながらですよ。
私は短期集中型で、そこで結果が出ないと落ち込んでました。しかも自分が短期集中型ということすら気づいていませんでした。だから余計に辛くて苦しくて。
なので自分がどんな性格でどんなタイプなのかわかると解決策も見えやすくなると思います。
落ち込んでもいいんです。
でも最終的にはやるしかないので、落ち込んだ→でもしょうがないよねと受け入れる→続ける→落ち込んだ→でもしょうがないよねと受け入れる→続ける
自分を受け入れて、続けていくことが大事です。とりあえずやるかあ、でオッケーなのかと。
落ち込んだときは自分は駄目だという所だけに目を向けずに「結果はダメだったけど、でも自分は挑みに行ったじゃない」と自分を受け入れて、そしてじゃあどこを直していけばいいかなあ?と繰り返していくのが鍵だと私は思います。
●海外生活で自分が価値のない空っぽな人間に思えて自分を見失った話
●アメリカ生活つらくて苦しんだ私が見つけた落ち込んでも何度でも立ち直れる方法
●現地生活に馴染めないと感じた私が海外在住長い人から貰ったアドバイス
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