アメリカ飲食店開業で大事な誠実さ。自分の考えはレストラン経営に表れる

自分の考えていることや想いは、なんらかの形でお店に表れるものです。

 

だからお店を経営するあなたが、どんな考えを持っているのかは非常に大事なことだと思います。

 

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自分の考えはお店に反映される

こんな店にしたいんだよな、こんな風にしていきたいんだよという、自分がもっている理想や価値観、こだわりってあると思います。

 

例えば、

 

・フレンドリーな対応

・丁寧なサービス

・日本食の良さを知ってもらいたい

 

経営者ではなくても、定時より早めに出勤するとか、デスク周りは常に整理整頓するなど、仕事の取り組み方ですら一人一人こだわりを持っていますよね。

 

自分の家や自分の部屋にも、こだわりってあります。ものをなるべく持たないとか、茶色や白色で部屋を統一しているとか、自分の好きな写真を飾っているとか、モノの位置とか。

 

私ももちろんありました。

 

自分のお店に対してのこだわりは、

 

・時間に正確

・清潔

・丁寧なサービス(単にお客様に喜んでもらいたい!)

 

これらを心掛けていました。

 

だから汚れている部分を見つけたらお掃除係の人に「ここをもう少し時間をかけて綺麗に掃除してもらえませんか?」と頼んでましたし、それに応えて自分の家かのように心を込めて掃除してくれる彼を信頼してました。

 

時間に対してもこだわりがあるので、寝坊したことはありませんし、早めにお店に来て準備したり、お店を時間通りに開けてました。(これは当たり前のことなのですが)

 

だから私たちの経営するレストランは、そういう部分が垣間見えるお店になっていたと思います。

 

自分の想いや考えは、何らかの形でお店に出ます。すべてが直接反映されるわけではなかったとしても、従業員を通してお店に出ることもあります。小さい店、小さい会社であればあるほど、経営者の考えはそのまま出ると思います。

 

でも良い事ばかりが出るわけではありません。

 

もし私が時間にルーズだったら、従業員も時間にルーズになるし、お店も予定通りにオープンしません。私たちが清潔にこだわりが無ければ、いくらでも店って簡単に汚くなります。

 

人間って手抜きの天才だから、本心は楽したい、怠けたいですよね。汚くなるのってあっという間です。

 

掃除や清潔にこだわりが無いオーナーは、ペストコントロール(害虫駆除)をしない人もいます。

 

近所のレストランは、店内に虫が出たりして保健所から指摘があり、一定期間営業停止になっていました。

 

ルーズなオーナーが経営すれば、バイトで雇った子も当然ルーズになっていきます。

 

近所のお店ですが、バイトの子が時間通りにお店に来なかったり、勝手にお店を2時間くらい早く閉めてしまったり、お店にはいたとしても、看板をクローズにして友達を呼んで、お店の中で遊んでいる店を見たことがあります。

 

こんなにひどい状況なのに、そのオーナーがその実態に気づいたのはかなりあとになってからです。

 

私はオーナーがどんな人柄かを知りません。でもきっと人任せにしてしまう人なのかなと感じましたし、同情は出来なかったかな。自分で従業員を監督するとか、違う人を雇うとか、何か対策をするべきでしたよね。

 

自分がルーズだと従業員もそれを見て「私もそれでいいんだ」という許可を与えていることになると思います。

 

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誰がやるのかが重要

誰がお店を経営しているのか、誰が会社の代表なのかってすごく重要なんだなと思いました。

 

誠実な人が経営する、というのはとても大事だと思います。いくら素晴らしい経営手腕があっても、誠実さの無い悪い人が経営者だったら、その才能を悪い方向に使ってしまうということがあるからです。

 

誠実でないと、経営が良い時は問題なかったとしても、経営が傾いてきたときに悪い行いをしてしまうというのもあります。

 

例えば、経営が悪くなったレストランのオーナーが、陰で脱税していたとかで、最終的には破産した、というのも聞いたことがあります。でも以前は数店舗を経営するお店だったんですよ。

 

いくら経営状況が悪くなっても、誠実さを持っていれば脱税はしなかったと思います。

 

ピンチな時ほど、正直とか誠実さが問われるものなのかもしれないですね。

 

自分との約束を守る

誠実な人ってどんな人なのか?という部分ですが、

 

誠実=有言実行している人

 

だと私は思います。

 

口ではいくら調子の良いこと言っても、行動が伴っていないのであれば、私は信用はできません。

 

経営のことではなくて、友達同士、夫婦、親子などどの人間関係においてもそうだと思います。行動が伴ってない、ウソばっかりついている人は信用できないし、信用されないと思います。

 

お客様に対してもそれは同じだと思います。

 

行動を伴った発言をすることが、誠実さを示すとても大事なことで、それがお客様や従業員に信頼されていくことに繋がります。

 

言ったならやる、出来ないなら言わないことが大事なのかなと思いました。

 

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最後に

信頼をされるには、有言実行が大事と書きました。これは自分自身との約束を守る、というのも含みます。

 

例えば、

 

「今日はこれをやるぞ~!」

 

と決めたとして、でもめんどくさくなってやらなかったとします。

 

自分との約束なので、誰にも迷惑はかけてないし、また別の日にやればいいとも思いますよね。

 

でも、自分との約束を自分で破っていることになりませんか?

 

なので、小さなことでも自分と約束したら、守る。そうすれば自分で自分を信頼していくことが出来る。

 

例えば

 

「今日はここを掃除するぞ~!」

 

と決めたらやる。面倒でも、実行する。

 

そうしたら、「私は自分との約束を守れる人間だ!」と自分が自分を好きになったり、自分に対する信用・信頼も上がると思います。

 

悩みなどありましたら、こちらから気軽にメール下さい。

 

前回の記事はこちら⇒泣き虫オーナーの経営体験談。アメリカ飲食店開業時に大切な【3つの心構え】

 

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