アメリカ生活で必要なスキル3つ。手に入れる価値はあると思います
街を見渡せる小山へ行ってハイキングをしてきました。
別に有名でもないし小さな公園なんですけど、初めて行く場所。ここには一人で行きました。
私にとって、「一人でハイキングをしたこと」にとても意味があるので、今日思ったことを短めに勝手に語ります。
アメリカ生活がスタートしたころ、アメリカ生活で必要なことやスキルは
●英語力
●仕事
●車の運転
この3つかなあと夫に言われました。それは私も納得。
でも当時の私にはそのスキルがありませんでした。唯一、最初に取れたのが車の運転スキルでした。
運転はそもそも得意ではなかったですが、アメリカで免許を取って、自分でなんとか動き回れることで、だいぶ行動範囲が広くなり、嬉しかった記憶があります。夫に頼ることが少し減ったのが嬉しかったです。
だけど英語力と仕事は、別物ではなくてリンクしている部分があります。英語力が上がると仕事もそれなりなものにつける。
今までアメリカで仕事をしていなかったわけではありませんが、自分がやりたかった仕事かと言われるとそうではありませんでした。でも英語力が足りなくて。
でも今年に入って、日本でしていた仕事と同じ職に、アメリカでも就くことができました。
8年前の私は・・
どこに行くのも夫と一緒でした。近所のスーパーに行くのも一緒で、英語ができなかったので夫の後ろに隠れていました。ハイキングにも一緒に行っていました。2人で行った方が楽しいし、2人でいるほうがラクだし、という理由が1つ。
でも1人でどこかに行くのが怖いという理由がありました。それは身の危険とか安全面のこともそうだけど、英語ができないから簡単なことにも対応できない。頼れる人がいたほうが精神的に安心だったから。一人じゃ何もできなかったから。知らないところに一人で行くのはワクワクするどころか落ち着かなくてとても怖かったんです。
でも夫に頼ってばかりではなくて、なんでもひとりでできるようになりたい。時間はかかると思うけど、この山を登る価値はきっとあるはずだ。
少しづつ時間をかけて、スーパーに一人で行ったり、語学学校に通ったり、日本食レストランで働いたりと行動範囲を広げてきました。
そして今日は一人で見知らぬ公園に行って、山頂まで一人で登って、一人で楽しんできました。
最初は知らないところだし、やっぱりちょっと不安だなという恐怖が湧いてきたのですが、でも天気がいいし行ってみよう!怖いというより、一人でも行ってみたいなという気持ちのほうが勝ったんです。そもそもハイキングに一人で行くという発想自体が今までなかった私にしてみれば驚きです。
山頂まで40分くらいだったと思うのですが、登りながら感じたのは、
「あー、私あの3つを完璧とまではいかないけど、手に入れることができたんだ」。
それを今日、じわじわと噛み締めたといいますか、心の内側から湧いてきたものがありました。ずっと夫を頼って来たけど、この8年で少しは一人前になれたのかな。
私にとってはとても意味のあることです。一人でハイキングをしながらそんなことを思いながら歩いていました。山を登った価値は、確かにありました。
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アメリカに来て8年という歳月が経って、誰かに頼らなくてもどうにかなんとか、生きていけるスキルが少しづつ身についてきました。
「私は何事も恐れない」の境地には達してないし、まだまだ「怖いよおぉ〜やだよぉ〜」と思うことは多くてビビリやの私ですが、でもとりあえずはヨシとしたいと思います。
もちろん、私は夫といる時間も楽しんでいます。一緒に食事を楽しんだり、どこかへでかけたり、思い出を2人で作るって楽しいですよね。2人でいる楽しさは一人でいる楽しさとまた違った楽しさがあります。
でも私は自分ひとりでいる時間も好きだし、大事だと思います。
一人でいることを楽しんでいる自分に、もしかしてネクラ?と思ったりしますが・・(根暗の特徴をネットでしらべたらドンピシャだったので、やっぱり根暗なのかもしれない)。
でも1番は、自分でなんでもできるようになってきたことが、じわじわと嬉しいんですよね。
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