カロリーが意外に高い人工肉!バーガーキングでインポッシブルバーガー食べたよ

アメリカで植物で出来たお肉がかなり注目を集めていると感じます。アメリカではベジタリアンやビーガンのお店が多いですし、専門店なんかもありますし、そういった人達も多いですよね。

 

私はお肉が大好き人間で、ベジタリアンでもビーガンでもないのですが、ビーガンでも食べられる豆腐ナゲットとか、大豆から出来たソイミートとか想像以上に美味しいと思います。ソイミートを使った担々麵なんかは、お肉使った担々麵より美味しいと思っているくらいなので、お肉の様でお肉でないインポッシブルバーガーは気になっていました。見た目も味も限りなく肉そっくりにし、でも原材料が植物という新しいハンバーガーに興味がありました。

 

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インポッシブルバーガーって何?

 

インポッシブルバーガーとは、インポッシブルフーズが提供する、植物で作った限りなく肉に近いパテのこと。

 

おもな原料は、

 

■大豆プロテインとポテトプロテイン・・肉の様な食感を出すのと、重要な栄養素

■ココナッツオイルとひまわりオイル・・これらのオイルで肉の様なジューシーさを出す

■ヘム・・肉を肉の味にする分子で、どんな植物、動物も持っている。インポッシブルバーガーは植物からヘムを取り出して、肉のフレーバーや肉らしさを作っている(遺伝子組み換えを行っているが、安全性は検証されている)

■つなぎ・・メチルセルロース(アイスやジャム、ソースに含まれているもの)がつなぎとしての役割

 

味わいや食感、栄養素がビーフと同じ(ひき肉と同じ量のプロテインなど)でありながら、ファットは少な目、コレストロールや抗生物質、ホルモンなどは入っていません。あとグルテンフリーです。

 

週末のバーベキューとか球場で食べるホットドッグ、夜中に食べるファーストフードの様な楽しいことを残しつつ、動物ではなく植物からお肉を作る。そうすることで好きなだけ肉が食べられて地球を守ることにもなる。それがインポッシブルフーズの考えていることです。

 

牛を飼育するには水とか大地が必要だけど、植物肉にすることでそれらを減らすことが出来、また動物による肉の消費を減らして地球を守るのがインポッシブルフーズのミッションとなっています。

 

インポッシブルフーズ公式サイト

 

チーズケーキファクトリーでインポッシブルバーガーを食べてみた

お肉が好きな友達が、チーズケーキファクトリーファクトリーで食べたインポッシブルバーガーが美味しかったと言っていたので、一緒に行って私も食べてみました。

 

感想は、

 

「え?これ肉じゃないの?」

 

ビーフだよと言われたらビーフだと信じるようなクオリティでした。

 

見た目はほんとに牛肉ハンバーガー。食感もまさしくビーフで美味しかったです。肉独特のくさみが無くて私はそれがいいなと思いました。肉は大好きですが、最近ひき肉の焼ける匂いが気になりつつありまして。サイズが大きくて残してしまったのですが、かなりビックリさせられました。肉が好きな人の為の植物で出来た肉って感じで、違うと言えば肉とは違うのですが、かなり本物に近かったです。

 

味も食感も栄養素もほとんど同じならビーフのハンバーガーを選ばなくてもいいかも

 

そう思いました。

 

確かに全く同じなら植物で出来たお肉の方が動物にも地球にも優しいし、しかもそれがすごくイメージしやすいと感じました。インポッシブルフーズのターゲットってまさしく自分?

 

(実際、ビーガンやベジタリアンの人じゃなくて、肉が好きな人をターゲットにしているみたいです)。

 

私の父親は肉や魚を食べるのですが、でも動物が可哀そうと思っている人なので、こういった野菜のお肉だったら食べるかもと思って次にアメリカに来たら勧めようと思っています。もともとそんなにひき肉食べないので、ちょっと違うのかな?とも思うのですがでも勧めてみよう。

 

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バーガーキングのインポッシブルワッパー

で次に食べたのがバーガーキングのインポッシブル・ワッパー。

 

バーガーキングと言えばワッパーですが、ビーフ0パーセント使用のインポッシブル・ワッパーを販売しています。チーズケーキファクトリーで食べたハンバーガーと同じインポッシブルフーズのお肉です。前回がかなり好印象だったので、じゃあバーガーキングでも食べようかなと思って選んでみました。

 

こちらも見た目は本当にビーフのハンバーガー。

 

食べた感想は、チーズケーキファクトリーの時と違って、なぜかジューシーさがない感じでした。なんでだろう?焦げている部分があったのでちょっと焼きすぎ?ビーフの見た目をしていて歯ごたえもほぼ同じだけど、何か違うものを食べている感じ。美味しいかどうかで聞かれると私はまずくは無かったという感想。すっごく美味しい!という感覚は無かったです。相変わらず肉の匂いがないのはいいと思いました。

 

チーズケーキファクトリーで食べたときと同じ会社のお肉なので、そんな変わらないハズなのですが、なぜかバーガーキングのときはあまり感動を感じませんでした。

 

あとバーガーキングではカロリーが気になりました。インポッシブルバーガーは630calもあって、普通のワッパー660calとそこまで大差がありません。チーズケーキファクトリーでもカロリーはあったと思いますけど、その時はカロリーの事が頭になくて。

 

野菜使っているならヘルシーなのかと思っていたのですが大きな勘違いでした。

 

そもそもインポッシブルバーガーはヘルシーさを求める為に作られてはいないんですね。お肉好きで、同じクオリティのお肉食べるなら、動物より植物のお肉の方が動物や地球、環境に優しいと思いませんか?と言っているのですね。

 

あと加工肉には違いないですし、遺伝子組み換えもしているので(もちろん安全性は検証されている)、そこを自分がどう捉えるかですね。そういった所が気になる人は食べない方がいいと思います。あくまで動物や環境に優しいと言っているのでしょう。

 

私は次に買う時は、牛肉を選ぶかなあと思います。肉っぽいけど、やっぱり肉ではないので旨味がないといいますか微妙に違うし、ビーフもインポッシブルバーガーもカロリーがあまり変わらないから。カロリーがウリな商品ではないのですが、もしこれがカロリーも低いんだったらインポッシブルを選ぶかな。あと値段が今は加工肉の方がちょっとだけ高いのですが、価格が変動していったらどちらを買うかも変わってくるかも。でも人工肉を肯定的には見ています。

 

なのでカロリー気になるとか健康でいたい人は、こういったものは食べずに野菜を食べて下さい!

 

ビヨンドミート

似たような会社でビヨンドミートという会社があります。こちらも未来のプロテインをつくる、動物から植物ベースの肉に変更することで、人々の健康や気候変動、天然資源、動物愛護の問題に取り組むことをミッションとしています。

 

ビヨンドミートの主な原材料は

 

■エンドウ豆、ソラ豆、緑豆、ブラウンライス、ひまわり・・プロテイン

■ココアバター、ココナッツオイル、ひまわりオイル、キャノーラオイル・・脂肪分

■カルシウム、鉄分、塩分、塩化カリウム・・ミネラル

■ビート、リンゴ・・フレーバーと色

■ポテトスターチ、メチルセルロース・・つなぎ

 

飽和脂肪が少なめで、コレストロール、抗生物質、ホルモンなどは入っていません。あとインポッシブルフーズと大きく違うのは遺伝子組み換えを行っていないこと。遺伝子組み換えは賛否両論ある所だと思うので、気になっているならビヨンドミートの方がいいと思います。

 

スーパーなどでビヨンドビートのひき肉やソーセージ売ってますし、カールズジュニア(ハンバーガーチェーン店)ではビヨンドバーガー、ダンキンドーナツではビヨンドソーセージ使ったサンドウィッチなどを提供しています。

 

近くのキングスーパーに行ったら、人工肉の売り場の面積は小さかったですが、ビヨンドソーセージが陳列されていました。

気軽に手に入るという感じ。本物の肉と同じ場所に陳列されていました。

 

ビヨンドミート公式サイト

 

今のところ、どちらの会社もアメリカのスーパーやファーストフードに卸していますが、主に

 

インポッシブルフーズのお肉はバーガーキング

ビヨンドミートのお肉はスーパー

 

で手に入るという事になります。興味ありましたらお試しあれ。

 

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最後に

ビーガンの人になぜビーガンになったのか話を聞いたことがあるのですが、ビーフがどのように生産されているのかを学校でビデオだかテレビだかを見て、それがきっかけになったそうです。どんな内容だったか口頭で話を聞きましたが、途中からもう止めてくれと遮ったくらい人間の醜い部分の話でした。

 

実際に私もその映像とか見たらきっと食に対する考え方も変わると思うし、大好きなお肉が食べられなくなるんじゃないかと思うと怖くて私は見たい気になりません。体格が良くて、お肉好きな10代の男性でもその映像見て数日間はお肉食べらんなかったと言っていました。

 

植物だってしゃべらないだけで、命あるんだから同じだよという人もいるのですが、今回インポッシブルバーガーやビヨンドミートの事を調べるなかで、私は彼らの事を思い出して、現実をちゃんと直視した方がいいのかな?とか色々考えてしまいました。

 

でも私は今すぐにビーフを食べるのを止めることはできませんが、こういった食品が出てきたことによって、考えるきっかけになったのは良かったなと思います。

 

今は当たり前に食べているものでも、未来では食への固定概念が変わっていたり、気候変動とか、世界の人口増えて食料難になってしまったら、今とは全く違う食生活になっているかもしれないですね。

 

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