アメリカで現地就職したいけど怖い!臆病者の専業主婦が海外で動き出せた理由

アメリカでキャリアを積み上げて行きたいと思っていても、特殊な技術や資格を持ってない場合、大変そうだと感じてしまいますよね。

 

アメリカは日本と違い、即戦力が欲しいという社会です。

 

英語に不自由が無いならともかく、そうでない場合は「日本で働いていた仕事と同じ様な職種に就くのは難しいことが多い」と聞いていました。

 

私もそれは感じましたし、「自分の英語は完璧じゃない」と怖くて就職活動に中々踏み出すことが出来ませんでした。

 

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現地の仕事に飛び込むのが怖かった

私は結婚を機に渡米して、最初は語学学校に通っていました。

 

初期の頃はアメリカで仕事をしたいという感情は湧いてきませんでした。いきなり現地の仕事に飛び込むこと自体が怖いし、語学が出来ないのに会社で雇ってもらえるわけが無い、そう思っている部分が大きかったです。

 

アメリカで仕事をしたいとようやく思い始めたのは1年半後くらいだったと思います。その時に就職活動をして数社に募集を出したのですが、不採用だったり、自分がやりたくないセクションに回されそうになったりして、やはり自分にはまだ早いんだとすぐ諦めてしまいました。

 

日系企業の斡旋業者に登録したりもしたのですが、自分がどうなりたいのかもよくわかってなかったり、英語出来ないのに米系企業にこだわったりして、悩んだり迷走していたと思います。

 

結局その時に行き着いたのがコミュニティ・カレッジでした。

 

アメリカの大学がどういうものなのかも興味もありましたが、私の英語は完璧ではない、だからもっと勉強すればもっと英語が身につくはずだと思ったんです。きっとここをクリア出来れば違う自分が見えてくるはずだ!と思っていた所がありました。

 

気軽さと必死さ

ちょうど同じくらいの時期に夫の転職の話がこじれて無くなった為、夫は自分の今後やこれからのことを悩んでいました。お金がないわけでは無かったですが、この先どうなるかわからない。それが私にとってとても恐怖に感じました。

 

そんな状況でも私はコミュニティ・カレッジに行き続けていたのですが、夫は1度も私に文句を言いませんでした。

 

それが申し訳ないなと思ったし、夫を頼らないと生きていけない自分、必死さみたいなものがない自分、そういったことを考えさせられました。仕事を選んでいる自分もいたし、海外なんだから気軽に挑戦すればいいんだよ!というフットワークの軽さを私は持ち合わせていませんでした。

 

そう感じた時に、近所に和食レストランがあるのを私は思い出しました。

 

どういった人が経営しているかも知らなかったのですが、翌日レジュメを持ってお店に行き、マネージャーに渡して欲しいとお願いしてお店を後にしました。

 

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自分で自分を勝手に決めつけない

この時はあっけなく採用で拍子抜けしました。

 

いくら日本食レストランとはいえ面接があるし、仕事だし、「私の英語、大丈夫かな?」と勝手に心配していたんです。

 

面接をしてくれた方は日本の人ではなくアジア系のマネージャーで、「あなたの英語問題ないね」と言っていました。和食レストランなので、日本人を雇いたいというのはもちろんあったと思いますが、もっと早くからバイトすれば良かったと感じました。コミュニティ・カレッジに行きながらバイトは大変でしたが、やりがいがあって楽しい所でした。

 

夫には特に相談せずいきなり「バイトすることにしたから」だったので、彼はビックリしていた様ですが・・。

 

その後様々な経験を経て、再び就職活動し始めたときに「私はホテルで働いていた経験がない。だから面接も仕事も上手く振る舞えるかわからない。」そういった気持がまた出てきて、面接に行くのがとても怖かったです。

 

でも私には別の強みがある、それになりたい自分に近づきたいんでしょ?と言い聞かせて面接に行って、それをアピールしました。

 

面接後に暫く返事がなかったのですが「まだ御社に興味を持っていますか?」ということで連絡来た時はとても嬉しかったです。

 

結局コロナで話が立ち消えになってしまったのですが、手応えだけは掴みました。まだまだ試行錯誤は必要だと感じてはいますが、これらを通じて思ったことは、

 

●自分で自分を勝手に評価しない

採用されるかは相手が判断することなので、気になってる、応募したいと思うものは出してみる

 

●完璧になるまで待たない

いつになっても完璧だと感じられる日は来ないと思うので、動きながら少しずつ改善していけばいい

 

●すぐに諦めない

募集出ているならネットで応募が便利ですが、直接レジュメを持っていっていくのもアピールの1つだと思います。

 

●自分の理想のイメージ像は捨てない

私は何かを始めるときに恐怖を感じやすいタイプです。でもなりたい自分に近づいていていってるんだと考えたらとても嬉しいです。あと最初は手っ取り早く就ける仕事を探してもいいと思いますが、それは途中の過程にして、最終的な自分の目標は下げないことも私は大事だと思いました。

 

余談になりますが、カレッジ系は読むことを大量に行います。学科によってはたくさん発言したりもしますし、スピーチの授業が必須になっている場合もあるのですが、英語を話せるようになりたいと思ってカレッジに行くのはちょっと違うのかなと思いました。

 

でも資格を取りたい、アメリカでの学歴が欲しいという方にはお勧めだと思います。

 

引っ越しで単位が取りきれず卒業出来てないのですが、でもそれがムダになったわけではなく、英語の読みは強くなったのでそれはそれで良かったと思っています。

 

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伝えたいこと

応募に出すのが怖いし、出しても断られたら悲しいというのもありますし、外国で今後自分がどういう方向に進むかも悩みますよね。

 

でも「私は資格もないし、全然出来る気がしないから無理だ」と自分で勝手に判断しなくていいんだと思います。応募に出すか出さないかは自分の意志、でもその先は相手の都合とか、タイミングとか、相性とかそういった場合もあります。なので自分で自分はだめなんだと決めないで欲しいなと思います。

 

私はまだ自分の納得いくキャリアを掴めてません。自分には無理だとか私は完璧に出来ないとかそういった恐怖は常に湧き上がってきます。応募して返事がなかった場合はショックだとか、まだまだだなとかっていう気持ちもいつもあります。

 

でも自分で自分を駄目だと決めつけるのは止めたいと思いました。

 

夫がいるから大丈夫とかそういうのではなく、自分の為にキャリアを築いていきたい。今は駄目でも最後は納得出来る地点にたどり着ければいい。

 

自分がなりたい職業に今すぐ就けなくても、私はゆっくりでもいいからなりたい自分になりたいです。

 

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プロフィール

結婚を機にアメリカに住むようになった30代。
英語力ナシでやってきて、大変なことも多いけど、やっぱりアメリカ生活は楽しい!
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