寒暖差すごくて山みたい!グランドキャニオン観光気温と適した服装
17億年をかけて堆積した地層が広がる世界遺産のグランドキャニオン。
私はトータルで4回、5月、7月、8月、12月とグランドキャニオンに行きましたが、何度訪れても感動してしまうのがグランドキャニオンの魅力です。
この雄大な自然を実際に自分の目で見て、肌で感じ体験することは、とても貴重な体験ですし、また贅沢な時間でもあると思います。特別な時間を大切に過ごすためにも、季節ごとの服装や持ち物を念入にして、最高のひとときをグランドキャニオンでお過ごしくださいませ。
グランドキャニオンでの服装
グランドキャニオンでの服装は、基本的には日本で登山やトレッキングをする時の服装をイメージしておけば良いと思います。なぜかというと、グランドキャニオンの標高はとても高いからなのです。
サウスリムは2134m、ノースリムは、サウスリムよりも300m以上標高が高くなっています。
グランドキャニオンって標高が高い感じがあまりしないのが正直なところですが、山にいるのと同じでなのですね。平らな山という感じで、山頂に車で行って、山やから谷を見下ろしているのと同じ感じです。
なので、日中は気温が上がり、夜は冷え込みます。寒暖の差が激しいところですし、山なので雨が降ったら気温が急に下がります。
太陽光線がとても強いことと、空気がとても乾燥していることも頭に入れておく必要がありますね。
このあたりって、空気がカラッカラですからね。
私はネバダ州に住んでますけど、全身ボディクリーム毎晩塗ってますからね。ネバダ州は全米で最も乾燥した州ですから、ラスベガスに近いグランドキャニオンも大体同じです。
グランドキャニオンの平均気温はラスベガスと比較すると、どの季節も10度くらい低くなっています。
春、夏、秋はラスベガスは大変暑く、半袖1枚で1日中過ごせますが、グランドキャニオンは一気に下がります。ラスベガスは暑いから大丈夫だろうと思うと大変なことになりますのでご注意下さいませ。
グランドキャニオン 気温表
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高気温 | 5 | 7 | 10 | 15 | 21 | 27 | 29 | 28 | 24 | 18 | 11 | 6 |
最低気温 | -8 | -6 | -4 | 0 | 4 | 8 | 12 | 12 | 8 | 2 | -3 | -7 |
降水量 | 34 | 39 | 35 | 24 | 17 | 11 | 21 | 57 | 40 | 28 | 24 | 41 |
山の天気は変わりやすい
グランドキャニオンは山の様には見えませんが、山の様に標高が高い場所です。しつこいですが大事なので、繰り返しますよ~。
天気や気温に合わせて調節できるよう、重ね着が良いと思います。上着はトレーナーの他に晴雨兼用ジャケットなどがあると良いです。
私も一度、雨に降られたことがあります。ポンチョは公園で売っていますけど、すぐに手に入れることができないかもしれないので、準備しといた方がいいかな~。
帽子とサングラスと日やけどめを忘れずに
日差しがかなり強いので、熱中症や日射病対策にも帽子は必需品。サングラスも重要です。紫外線はお肌の大敵です。特に女性!
バッグ
リュックサックの様に両手があけられるものだと歩くときもバランスをとることができます。グランドキャニオンとかアメリカの大自然って基本柵とかないですから、バッグはリュックが1番だと思います。
靴
アメリカの国立公園は自然のままの状態に保たれています。整備されたトレイルもありますが、殆ど舗装されていないトレイルもあります。石や岩がごつごつしていて、フラットでは無いトレイルも多いです。はきなれた、頑丈なスニーカーやトレッキングシューズが良いと思います。そして出来れば厚手の靴下が◎。
持ち物
■水
このあたりは空気がとても乾燥しており、汗をかいていてもすぐに蒸発してしまいます。その為、汗をかいていない、と思ってしまいがちです。脱水症状を防ぐ為に水を多めに持ち歩いてこまめに補給した方がいいです。
■軽食
国立公園では売店や飲食が出来るエリアは限られています。また必要な時にすぐに食料を調達できるかはわかりません。緊急時の為にもカロリーの高い軽食を持参しましょう。私はいつもキャンディーと、ちょっとしたお菓子は必ず忍ばせています。
あずき飴を日本からお土産で頂いたのですが、本当にあずきを食べているかのようなクオリティで感動しました!アメリカでこんな美味しいキャンディーを食べたことがありません。日本のクオリティってほんとに凄いですね!
グランドキャニオンでは無く、他の国立公園に行った時の話ですが、その時にいろいろありまして、日清のカップラーメンに助けられたことがあります。非常食を車に積んでおいて良かったなって事が実際ありますので、準備は念入りに。カップラーメンありがたや~!
(キングスキャニオン国立公園でのハプニングはコチラhttp://america2go.net/2019/05/04/sequoiankings/)
■ガイドブック
■懐中電灯
自然を尊重する国立公園では人工的なものを最小限にしています。街灯はわずかしかなく、夜は真っ暗になります。帰る時に真っ暗になっていることもあります。
グランドキャニオンで夕日を見てから車で移動したことがありますが、周辺は本当に暗くて不気味にさえ思えました。国立公園マニアの夫も目が血走って運転してましたからね。疲れてたんでしょうけど、暗いと余計に神経使うし大変になるので、基本的には車での移動は明るいうちに。
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これはダメです!
間違っても、サンダルやスカート、ハンドバッグなどではいかない様にした方がいいですね。
実は国立公園にスカートで行ったことがありますが、ずんずん歩けないし、やっぱ自然の中で歩く恰好じゃないと思います(笑)。トートバッグでも行ったことがありますが、手にバッグ持っているとやっぱ邪魔でしたねえ。
より詳しく季節ごとの服装を見ていくと、
春(4月、5月)
日中:薄手の長袖、もしくは、Tシャツ+羽織もの
朝晩:冷え込むので長袖のジャケット
春でも雪が降ることがあります。ノースリムは5月でも残雪がありますし、私の体験では5月にサウスリム行って雪が降ったことがあって、めっちゃ寒かったです。5月に雪が降るのはレアだと思いますが、こうなると冬の服装です。
この時は内側がモコモコしているパーカーと、カーディガン、中はババシャツ2枚重ねて来てましたが、やっぱ寒かったですね。雪が降るって思ってなかったのでダウンジャケットは持ってきてませんでしたから。「5月に雪って、マジ??」と思いましたがこういうこともあるので、天気予報チェックしていって下さいね。
その時の記事はこちら→「5月にグランドキャニオンサウスリム行ったら天気が雪で驚いた」
夏(6月、7月,8月)
日中:30度近くまで上がり暑い。半袖で問題なし。帽子+サングラス
朝晩:10度を下回ることもあるので、夏でもジャケットかセーター
7月8月は、雷雨になることもあります。私が行った7月も、遠くでは雨が降っているのがわかりました。にしても、日中はかなり暑く、日陰がありがたかったです。
とは言ってもですよ、真夏であっても、Tシャツにショートパンツというラスベガスいるときの様なスタイルでは無く、羽織るものを持参した方がいいと思います。
秋(9月、10月)
日中:薄手の長袖、もしくはTシャツ+羽織もの
朝晩:冷え込むので長袖のジャケット
冬(11月、12月、1月、2月、3月)
日中:日中でも氷点下になることも。ダウンジャケット+手袋
常に温かい服装。
12月にサウスリムへ行った時、かなり寒くてダウンを着ていてもブルブル状態~。風が吹いていますから、その分余計に体感温度は寒いですよね。トレイルを一生懸命歩いた時だけは暑かったですが、でも足を停めれば極寒です。トレイル歩いているときにタンクトップ姿の人がいたのに驚きましたが・・。
1月は最も寒く、最高気温10度を超える日がほとんどなくなります。冬なら、ダウンジャケットと、ロングパンツの下には防寒用の下着も必要になってくると思います。
以上のことを参考にして、ダイナミックなグランドキャニオンを存分に楽しんでください!
アメリカの大自然が好きな人におすすめのガイドブックについてはこちらで書いています⇒アメリカ国立公園好きな私のおすすめガイドブック!人気「地球の歩き方」3冊比較有名な本ですが、私もだいぶお世話になっています。
グランドキャニオンについてはこちらでまとめています↓
ラスベガスについてはこちらで書いています↓
アメリカの大自然についてはこちら↓
アメリカ生活に興味ある方はこちらもどうぞ↓
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