バレードライブは圧巻!アメリカのモニュメントバレーを自分の車で走る 

バレードライブは、未舗装の約27㎞の道をぐるりと1周しながら、モニュメントバレーの壮大な景色をレンタカーや自分の車でも楽しめるコース。

 

ビュートの真下まで行けるので、迫力が全く違います。モニュメントバレーに来たら、ぜひとも回るべきコースです。

 

ただ、道がかなりボコボコでなので、四輪駆動の車で行った方がいいですし、雨が降ってぬかるんでいるなら、ツアーで行った方がいいかもしれません。

 

自分達の車は4輪駆動ですが、それでも前日雨が降っていたので、その日はモニュメントバレーに行くのは避けて、翌日に持ち越しました。ちょっとお天気が曇っていたので、せっかくだったら晴天の方が写真撮るにも良い、という理由もありましたが。

 

バレードライブのルート⇩

モニュメントバレーでは入園する際に車1台20ドルを支払うのですが(4名まで。1名増えることに6ドル)、バレードライブは自分の車で回るのであれば追加料金はかかりません。

 

バレードライブの営業時間

●5月~8月 7am-7pm

●9月~4月 8am-4:30pm

 

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バレードライブを走る

バレードライブはビジターセンターの駐車場から始まり、暫くは双方向にドライブが出来る道なのですが、途中から一方通行になります。料金所で貰う地図(上の地図)に①番から⑪番までふってあるので、道なりに進みます。

 

バレーに入ると、ビューホテルがいかに立地が良いのかがわかります。やっぱ1度は泊まってみたいですよね~。この立地は凄すぎ。しかも園内のホテル、ココだけです。

 

①ウェストミトン イーストミトン メリックビュート

バレーに行くと、こんなに間近にビュートが!!

 

ビジターセンターの展望台から(下の写真はビジターセンターからの写真)見るのと迫力が違いますね!

ネイティブアメリカンが露店を出しているので、お土産を見てみるのもいいと思います。

 

自分たちが行った時は、①のポイントは大変混んでいたので、全てのポイントを回ってから、一番最後に寄りました。順路通り走ってもいいし、スキップしてもいいし、2度寄ってもいいのです。

 

コチラはメリックビュート↓

近くで見るとやっぱデカい!岩がほぼ垂直!周りは真っ平なのに、岩だけが崩れずに残っているなんて不思議ですよね。麦わら帽子に見えてくる。

 

メリックビュートの名前の由来は、メリックという人がこの付近でシルバーを探していたからそうです。

 

レファントビュート

ゾウの形のビュートなのですが、どうやって見たらゾウに見えるのか・・?

角度変えて見たら、ゾウが現れた!

 

リーシスターズ

3姉妹が並んでますね。長女と三女は強そうな感じ?

 

アメリカにはスリーシスターズって名称、結構ある気がするんですが、ブラザーズはあまりない。シスターズの名前を付けているのは多分男性ですよね。(笑)

車で走行中、大きな水たまりが。みんな避けて走ってます。ここに入ったら車汚れちゃいますね。気にせずに突入していく勇敢な車もいましたが。

 

前方を走行中の車の荷台に、仲良し2人組が後方に体を向けてカメラ持って乗っているのですが、水たまりの写真を私が車内から撮っていたら、ピースを向けてきた。

 

あなた方を撮っていたわけではないけどね(笑)。サービス精神ある2人で私も嬉しくなりました。

 

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④ジョンフォードポイント

ココは西部劇で有名なジョンフォードポイントです。一緒にいた父は大ファンなので大喜び!

西部劇のファンではなくても、絵になるポイントだなあって感激しちゃうと思います。

 

ネイティブアメリカンが馬に乗って右の岩の上に立ってくれたのが様になります。これだけでも十分満足。チップボックスがあるので、お気持ち入れます。

 

馬に乗って写真撮るサービスがあったので、父にどうするか聞いてみました。

 

「乗りたい!」

 

エ?ノル?

 

馬にのってジョンフォードポイントで写真を撮るサービスは10ドルとのこと。馬に乗るお客さんはそんなにいなくてすぐ乗れました。

 

ネイティブアメリカンに声をかけて「馬に乗ってポイントで写真を撮りたい」というと、「ジョンフォードポイントで待っててください」とのこと。

 

父と二人で岩の先端のあたりで待っていると、あれ?子どもが馬に乗ってやってくるではありませんか。

 

はて?

 

子供は先ほど私が話しかけた、ネイティブアメリカンの息子さんのようです。てっきりカウボーイハット被ったお父さんが馬に乗せてくれると思いきや、私たちのお世話係は少年でした。

 

子供が岩の先端で馬からさっと降りて父に「馬に乗って下さい」と促します。

 

私は馬って乗ったことが無いので知らなかったのですが、結構馬の鐙が高い位置にあるんですね。父は乗るのに一苦労。少年の手を借りてなんとか馬に乗れました。

 

が、なぜか少年、その後は馬の手綱を離して、完全に離れてしまい父を放置!!ここ、崖っぷちなんですけど!

 

少年は「フンフンフン~」と鼻歌歌ってて、我関せず。

 

私はその間、馬にのった父の写真を近距離から撮りまくってましたが、崖の上で馬が暴れるかも!!!って父は超ビビって怖かったみたいです。

 

そのときの写真がこちら。

あまり絵になってないw

念願のジョンフォードポイントの崖で、馬にのるも完全に1人にされる父w

 

ちなみに遠くからこの写真を撮っているのは夫です。

 

近距離からワタシが撮った写真はこちら。

少年とウマ@ジョンフォードポイント

 

もちろん馬はちゃんと調教されているので、暴れるとかは一切なかったですし、大変大人しかったので問題は無かったです。お馬さんに関心しちゃいました。

 

それにしても。

 

写真撮るときはウェスタンの帽子じゃないとやっぱダメですね。父はキャップ帽だったのですが、やっぱなんか違いますね・・。せっかくモニュメントバレーで馬に乗っているのにキャップ帽って・・。

 

ちなみにこのサービスはジョンフォードポイントで馬に乗り写真を撮るだけなので、馬に乗って歩くとかは含まれてません。写真を撮り終えたら馬から下りてお金を払って、おしまい。10ドルプラスチップを少年に渡しました。

 

でも父は大満足で、怖い思いをしたことを含めていい思い出が出来たそうです。

 

ジョンフォードポイントで馬に乗る人ってあまりいないと思うので、かなり強烈な思い出になるかも。知らない観光客にもカメラ向けられるかも~。(笑)

 

私も乗っておけばよかった!!

 

キャメル ビュート

確かに左向きのラクダに見えますね。しゃがんでいるラクダ。

バレーを走っていると、どこからか現れたのか犬が。

犬、こっち見てる~。しかもついてくる~。

 

恐らくモニュメントバレーに住んでいるナバホ族のペットだと思います。

 

⑥ザ ハブ

ハブ(中心・中枢)を荷馬車の車輪にみたてているそうですが、ナバホの人たちは家の中心にある火を炊く場所(暖炉)としてみるそうです。ナバホ族の伝統的な家はホーガンと言います。

(出典:https://achihakphotos.wordpress.com/2015/07/22/the-home-of-the-navajo/)

 

ところで、メサとビュートの違いですが、大きくてテーブル状になっているのがメサ、ビュートはもっと小さくなり、かろうじて残っているものをさすみたいですね。

 

⑦バードスプリング

サボテンのお花が咲いているのを発見。ピンクでかわいい。

小さな砂丘が広がっていています。

 

⑧トーテムポール

トーテムポールはわかりやすい形ですね。エレファントビュートみたいに、位置や向きが変わると、「コレ何ビュート?」ってわからなくなったりしますが、トーテムポールは見る位置変わっても、すぐに認識できます。

 

この付近は特に道がガタガタなので気を付けて下さい。

 

メサより小さいのがビュート、ビュートよりもっと小さくなると、トーテムポールやスリーシスターズの様な尖塔(スパイア)なっていきます。

 

⑨アーティストポイント

この付近も道がガタガタ。

ここから見える景色はすごく美しくて絶景でした!

近くにあるスピアヘッドメサ(上の写真)。スピアヘッドの意味は槍の穂先。岩が槍のように尖ってます。

⑩ノースウィンドウオーバールック

クレイビュート(下)

⑪ザ サム

サムはキャメルビュートの一部。

 

確かに、「親指」に見えますね。カウボーイブーツにも見立てるようです。

 

ちょっと向き違う?

 

見所ポイントを制覇したので、バレードライブを終えて、ビジターセンタ―方面に戻ります。所要時間は、1時間30分~2時間くらいですが、私たちは馬に乗ったりして時間をかけているので、3時間でした。

 

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バレードライブは砂埃が凄いのですが、この日は道が乾きすぎず、濡れ過ぎずで、そこまで車は汚れませんでした。ちょっとだけ土まみれ。

ちなみにバレーを走るツアーの車はこんな感じ⇓

ツアーのお客さん、写真撮るのに夢中になってしまっていて、ガイド(ドライバー)さんにマイクで「早くもどってこーい」って言われてました。(笑)

 

車じゃなくて、幌馬車だったらちょっと乗ってみたいかも。そしたらよりモニュメントバレーが楽しめそうな気がするのは私だけですか?

 

ビジターセンターからの写真は昼頃の方が明るく撮れるのかなと思いました。下の写真は朝9時ころビジターセンターから撮ったもの。私は東の方向にカメラを向けていることになります。

コチラはお昼に撮ったものです。⇩

普通のデジカメですけど、太陽の位置によりこんだけ違うのですね。

 

日本に帰った父はすぐに西部劇の「駅馬車」や「アパッチ砦」を見て思い出を振り返ってまた大興奮、大騒ぎをしてました。「おい、これ見ろよ~。行ったとこたくさん映ってるぞ!」

 

実際に行ってみてモニュメントバレーがいかに広いかがわかったそうです。そして実際に見ると、臨場感がやっぱ違うんだと言ってましたね。

 

で、次に行くときはキャップじゃなくて、必ずカウボーイハットで行くそうです。

 

私も次回はジョンフォードポイントで馬に乗ります!

 

モニュメントバレーについては他にも書いていますので宜しければ参考にして下さい⇓

 

「西部劇ファンならザビューホテルよりグールディングスロッジがお勧めな理由」

「撮影された映画は40本以上!モニュメントバレーの見どころと天気」

「想像を超えた絶景!アメリカのメキシカンハットとグースネック州立公園」

 

アメリカの大自然が好きな人におすすめのガイドブックについてはこちらで書いています⇒アメリカ国立公園好きな私のおすすめガイドブック!人気「地球の歩き方」3冊比較有名な本ですが、私もだいぶお世話になっています。

 

アメリカの大自然についてはこちらでまとめています↓

グランドキャニオンについてはこちら↓

ラスベガスについてはこちらで書いています↓

アメリカ生活に興味ある方はこちらもどうぞ↓

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