友達いないで辛くて悩んだ私が見つけた海外生活での友達の作り方
海外生活って大変ですよね。海外に憧れてやってきたのに、実際に生活ってなると想像していたのと全然違うわけです。
例えば日本では友達結構いたからすぐ出来るって思ってたのに、意外と出来ないんですよね。私も本当に信頼できる友達っていうのはなかなかできませんでした。
友達っぽいのは出来るんですけど長続きしないのばっかりで、学校が変わったり、引っ越しで離ればなれになったらそれでおしまいでした。
最初友達作る為に語学学校に行きました。
最初に行った学校は超こじんまりしていて、先生もお母さんみたいな感じで包容力あって優しくて、生徒も良い人達で、和気あいあいしてる感じ。
だけどここでは友達どころか、友達の親が経営・販売してる掃除機みたいのを最後売りつけられそうになって、ちょっとショックで。
だからここで知り合った生徒とはその時だけの上辺な関係しか築けませんでした。
その後、この学校だと物足りなくなってもっと大きな学校に通うことにしたのですが、そこは街で1番大きい語学学校で、クラスも生徒も多くて、最初は友達出来るかな?なんて思ってたんだけど、これが意外にもここで友達が出来たんです。
キッカケは、先生に「明日家からキッチンペーパーの芯を持ってきてくださいね、授業で使うから」と言われてそれを持って行った時でした。私は翌日持参したんですけど、忘れる人って必ずいて。たまたま私が余分をあげた子、それがコロンビア出身のMちゃんでした。
彼女はクラスに前からいたのですが話したことはなく、でもちょっとずつ会話をするようになり、そしたら学校からちょっと遠くに住んでて朝5時起きとかで通学している頑張り屋だという事を知って、もう尊敬ですよね。
彼女は自分と境遇が同じでした。
彼女は結婚してないし、8歳も年下だったし、ホストファミリーと一緒に住んでたから何か一見全然自分とは違う状況に見えるんですけど、外国で暮らすことへの不安や家族が恋しくてホームシックになること、今後どうやってアメリカで生きていくか、そういった悩みは一緒でした。
なのでいきなり意気投合したわけではなくて、毎日少しずつ仲良くなっていったという感じ。最後の方はお互い隠し事が無いくらい何でも話し合ってました。
その子とは尊敬し合っているというか、信頼関係が築けたんだと思うんですよね。
今は州も離れちゃったし、連絡は昔ほど取ってないですが、お互い離れてても、頻繁に連絡取り合わないでも、彼女が頑張ってるのがわかるから、私もアメリカで頑張ろうって思えるし、国や言語が違っても友達って出来るんだという自信にもなりました。
だから彼女の存在や出会いには感謝しています。
習い事や語学学校の場では友達作りを兼ねて通っている人もいて「友達を作る為に学校にきました」って自己紹介している人もいたので、みんな思っていることは同じだと思いました。自分だけじゃないし、自分と同じような境遇の人は必ずいます。
ポイントがあるとしたら、自分が親切にしてもらったことや、逆に親切にしたことから会話が弾むことが多いと思います。
自分からガンガン行けるタイプならそれはそれで良くて、でもそうでないなら無理に行きまくる必要はなくて、でも心の持ち方としてはいつも自分からとか目の前の事を全力で取り組むというのが大事だと感じました。
あとこれは参考までにですが、私は真顔でいると怖いと日本の友達に言われたことがあって、なるべく口角をあげるようにしているんですが、買い物中に店内にいた他のお客さんと何かのきっかけで会話したときに「あなたの笑顔とてもいいわ!」と言ってもらえたのが嬉しかった思い出があります。
笑顔ってやっぱり大事だし、話しかけやすい雰囲気が出せるから、そういうのを取り入れても良いかもですね。
あと、人って見ているようで見てないけど、見てないようで見ているなあと思います。
特に前向きに取り組んでる姿は目に留まります。もし毎日休まず語学学校へ通ったとしたら、クラスメイトはいずれ話しかけてくると思います。休まず真剣に語学学校に通い続ける人ってあまりいないですし、昨日休んでいた人から「昨日の授業の内容何だった?」とかって話しかけられると思います。学校に毎日来ているのを知ってるんです。見てないようで、見てる。少なくとも私は頑張っている人から勇気貰えます。
とは言っても、実際私は「ノートを見せて欲しい」とか、「答え何?」って聞かれることが多くて、ここから友情を築けたことはありませんでした。
「考えたけどわからないから教えて?」なら喜んで答えますけど、簡単に聞いてこないでくれるう〜?くらいに私は思ってましたから。
あと学校以外でもジム通ってるだけも友達出来る可能性はあります。
近所の90歳のおばあさんの、ちょっとした手助け(確か、ドアを開けてあげただけ)でも、お誕生日会とランチに招待されたことがあります。
ただ、その後おばあさんと友情が続いたわけではないです(笑)。
むしろランチ行ってお話してたら戦争の話されて、色々質問されて攻めれれている様に感じて、私は泣き出すという始末でした。で、後でおばあさんの娘からお詫びのメールが届くという・・。泣くのは大人気ないし、反省もあるんですけど、まあ、色々あったなw
アパートのジムでダイエットかねてやたら走ってたら、アパートの管理人が「君はいつも走っているね。走るのが好きなんだね」ってそれがきっかけで仲良くなったことがあります。
超親切にして貰って、電子レンジをもっと使いやすい位置にドリルで設置してくれたりしました。走るのは本当は大嫌いだったんですけど、でもその時は走りまくってて良かったなあって思いました。笑
でもこれも引っ越したら終わりでしたけど、でもあの時親切にしてもらったなあ、って温かい感情は今もあります。
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なんで、信頼できる人って見つかるようで見つからないですよね。
私もMちゃんに出会うまで1年くらいかかってます。その間はやっぱり辛くて、「友達できない!」って発狂しそうでした。
そういう時は自分の出来る事を増やしていくとか楽しめる時間を探すとかがお勧めです。中々友達出来ない時に、そんな自分のことを受け止めるだけでも結構私は心がラクになりました。
「友達いない!友達いない!あーどうしよう!」
⇓
「私は友達がいない。でもしょうがないよねー、ゆっくり行こう。今は自分に出来る小さなことでいいからそれをしよう」
と自分を受け入れて、英語の勉強するとかアメリカの文化を学ぶとかそういう方向に向いたら大分良かったです。
自分のペースで、って事でしょうか。
友達いない出来ないも結構普通のことだと今はわかるのですが、その時はわかんないので焦ったりしますけど、でも大丈夫ですよ!
アメリカで日本人の親友は未だに出来てないし、でもしょうがないかあって私は考えていますし、それでいいんじゃないかなって私は思います。
●「海外生活で自分の居場所なかった私が見つけた居心地の良い場所の作り方」
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