苦しくて辛い挫折経験をした私が見つけた自分自身を取り戻す方法

アメリカに渡り、早4年が経ちました。

 

私は大学卒業後に航空業界に入り、現在はアメリカで暮らして割と自分のやりたかったこと、好きなことを経験してきました。

 

でも過去には思い出したくもないし、二度と味わいたくない挫折経験もありました。辛くて苦しくてどう対処していいかわからなかったこと、涙まみれの時期というのがありました。

 

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何をやってもうまくいかない

私の高校生活最後の1年って最悪でした。

 

昔を振り返ってみてもあの時は最強にどん底で、やることなすことすべてがうまくいかなくて、明るいことなんてこれっぽっちも考えることが出来ないくらい、完全に打ちのめされてました。

 

口から出る言葉はネガティブな言葉ばかりで「ほんとにやだ」とか「どうして?なんで?」と黒い感情ばかりが心の中で渦巻いていました。

 

◆大学受験に失敗

私は行きたかった大学に落ち、大学受験に失敗しました。

 

1つだけやっと受かった大学も滑り止めだった為、「やっぱり行きたくない!」と親や友達に言い放って、毎日愚痴や泣き言を言っていました。

 

ほんと最悪ですよね。親は一生懸命働いて、高い受験料を出してくれていたし、滑り止めの大学に行きたい人だっているのに。完全に自己中人間になってたんです、感情のコントロールが出来なかった。

 

だからそんな暴言を吐く私に、最初は同情してくれた友達も次第に離れていき、最終的には誰も寄り添ってはくれませんでした。

 

◆マラソン大会で負ける

高校3年の冬にあった最後のマラソン大会でもよい結果を出すことはできませんでした。

 

ライバルと順位を競っていましたが、私は100位以内にも入ることは出来ず、一方ライバルは悠々と自分のベストを尽くして結果に満足しているようでした。

 

そして私にはもう1つ悲しい出来事が同じ時期にありました。

 

◆失恋

それは好きな人が私の親友と付き合いだしたことでした。

 

当時の私は、例え好きな人が振り向いてくれなかったとしても、私の親友と付き合うという展開は予想していないことでした。

 

詳しいことは省略しますが、このことで人を信用することが怖くなってしまっていました。親友と好きな人を同時に失ってしまいました。

 

◆自分への信用も失っていた

いろいろなことが重なり落ち込んでしまい、毎日泣いて超暗い私に、父や母は「もうそんなに泣いている姿は見たくないよ」、「大丈夫だよ、これがチャンスかもしれないよ」と何度も何度も励ましてくれました。

 

でもそんな優しい言葉や励ましも全く耳に入らないくらいになっていて、「夢だったらいいのに」とか「こんなことが私に起こるはずがない!」となかなか現状を受け入れられなくて、毎日がつらくて苦しくて仕方なかったです。

 

 

でも本当は、何が悪かったのかがわかっていました。

全ての根源は自分にあることがわかっていました。

 

自分が出来る限りのことをせずに迎えてしまった大学受験。大事な時期にやるべきことをしないで遊んでいたこと。

結果、望みがかなわずに文句をいい、家族や友達を不快な気持ちにさせてしまったこと。

トレーニングもろくにしないで迎えたマラソン。

仕方ないことなのに、他人のせいにした恋愛。

 

泣いて同情をかって、不快な言葉を言ってばかりで、カッコ悪くて、そんな自分が嫌で仕方がなかったです。

 

「なんであの時ちゃんと行動しなかったの?」と自分に対する後悔しかありませんでした。

 

私が負けたのは受験戦争やライバルではなく、自分自身にでした。

そして信用できなくなったのは他でもない、自分自身のことでした。

 

すべては自分のせいなのに、逃げ回ってばかりで「人のせいだ!そうだ、○○ちゃんのせいだ!環境のせいだ!」と考えていたからだと思います。

 

そんな大っ嫌いな自分を変えたかった。せめて、自分だけは自分を好きでいられるようになりたい。そんなチャンスがあったら、と思っていました。

 

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もう一度、自分を取り戻すために

大学編入ができるということを知って、挑戦すると決めてからは、そこにすべての力を注ぎました。

 

友達とは連絡取らない、遊ばない、大学の授業はちゃんとでる、できる限り良い成績を残す。後悔するより、今出来ることをすべてやろう。

 

もし編入試験に落ちたとしても、やるだけやったら自分も納得すると思いました。

 

結果、受かって大学3年から行きたかった大学へ編入することができました。

 

 

大きな変化は、やれば出来るという自信がついたこと。人のせいや環境のせいにしないようになれてきたこと。

 

そういった考えがこの体験から得られたことだと思います。編入できたことはもちろん嬉しかったことですが、心が成長したことが何よりも大きな喜びでした。

 

そして今まで嫌だった自分を少し好きになれました。

 

この経験から考え方が変わった

18歳の時に経験したことは辛かったですが、でも苦しいことだけでは無かったです。それ以上に学んだことがたくさんありました。

 

●自分が今やるべきことを精いっぱい取り組む

そうすれば結果はついてくるし、例え望む結果でなくても自分を受け止めることが出来る

●自分の何が悪かったのか、どういった所を改善していくべきなのかなど自分と向き合う時間を持てた

●それまでは自信がなく、周囲の目が気になることが多かったですが、他の人の行動や意見に振り回されにくくなった

●問題が起きても、気持ちのコントロールができるようになった

 

心が成長して、考え方が大きく変化したと思います。

 

もしこの経験が無かったら、私は今も愚痴っぽいまま周囲の人を嫌な気分にさせて、自分に自信が持てないままだったと思います。

 

伝えたいこと

やるべきことがあるのに取り組んでいない、全力でやらなかった、後悔している、というようなことがあると、自分のことをなかなか好きになれなかったりします。

 

特に後悔する気持ちはその後もずっと付きまといます。

 

だからそこから一歩を踏み出してみる。もし失敗したら?という恐怖や、辛い状況になるかもしれないという不安がよぎるかもしれません。

 

でも足を前に一歩だす。やらない方が後悔する。とにかくやる。全力でやる。すべて注ぐ。

 

もし仮にその時は望む結果が得られなかったとしても、その体験は必ず自分の糧になって未来の自分に返ってきますし、自分は納得するはずです。少なくとも私は例え結果が思うようにいかなくても、全力で取り組んだこと(就活など)は納得しました。そんな自分を嫌いになることはないと思います。

 

良い結果が出た場合は自分の成功パターンを知ることになり、次に困難にぶつかった場合にも対応できますし、自信がついて自分のことを好きになって、更にその先も良い上向きの螺旋階段を登っていくことが出来るのではないでしょうか。

 

「私が航空会社に入るまで」はこちら→http://america2go.net/2018/09/29/myfavoritethings/

 

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