辛くて忘れたい過去をもつ私が過去の体験に感謝したエピソード
転職活動を経て客室乗務員として7年程働いてたのですが、転職活動自体は過去の辛かった失敗と経験を活かすことが出来た様に思います。今回はその時のお話です。
転職活動でもラクだと思うことは1つも無かったですが、どのように取り組むべきか、どう気持ちをコントロールするかは過去の失敗からわかっていたので、あとはそれを応用するだけでした。
私の過去の失敗編
◆(大学受験編についてhttp://america2go.net/2018/08/25/inscrutablearethewayofheaven/)
◆(就職活動編についてhttp://america2go.net/2018/09/29/myfavoritethings/)
◆(社会人編についてhttp://america2go.net/2018/10/05/thefutureisinyourhands/)
●遊びたい、ネットしたい、ラクしたいという気持ちを脇に置いて一点集中、転職活動の為の時間を確保する
●自分が出来ることを今、精一杯取り組み、やれるだけのことをする
●落ちても反省だけして、前向きに捉える(クヨクヨしている時間がもったいない)
仕事の合間をぬっての面接練習や企業研究をすること、それによって自分の時間が無くなることはキツイですし、体力的にも疲れますが、感情的には気持ちの良い疲れでした。また過去に失敗と経験があるのと無いのでは、メンタル的にも大分違ったと思います。
新しい職場に変わった後も、どのような態度や姿勢で仕事に臨むべきかが、前回の経験ですでにわかっていましたし、航空会社のことはある程度はわかっていたので、業務知識もすんなり頭に入りやすく、新しい環境や人への順応は比較的早かったと思います。
そう思えるようになったのも、すべては過去にたくさんの失敗と大きな挫折を経験していたからです。
もしも過去につまずいたり、挫折した経験が無かったら、今自分はどうなっていたのだろう?と考えてみました。
「自分には無理だ」とか、「私には出来ない」という言葉を頻発して、何にも挑戦しない人になっていたと思います。
あるいは人のせい、環境のせいにして、文句ばかり言う人になっていたかもしれません。誰かが何とかしてくれるとか、良いことがきっと起こるはずだとか運頼みになっていたかもしれません。
どちらにしても今の自分にはなっていなかったと思います。
そう考えると、過去に起こった泣いて苦しくて辛かった事も、思い出したくもない出来事も、その時の自分には必要なことだったんだ、と思えるようになりました。つらい出来事のお陰で今の自分があるんだと感じるようになりました。
勿論すぐに感謝の対象になったわけではないですし、すぐなるものだとも思いません。やっぱりある程度の時間は必要です。
しかし時が流れ、更に多くの経験をして、今、過去の自分を振り返ると
「未熟な自分に気付かせてくれてありがとう」
と辛かった出来事が感謝の対象になっていることに気づきました。
痛みを伴う経験って、大きな気づきや学びになっているんですよね。むしろ失敗からしか人は学ばないのだと私は思います。
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人生、常に良いことばかりではないですし、むしろ楽しいこと、ラクなことの方が少ないかもしれません。
逆に今が良くても、今後またそういったツライこと苦しいことが起きるかもしれません。
でも無駄なことは1つもないんだと思います。無駄だとか、出来れば自分に起きて欲しく無かったような体験が、自分には必要だったんです。気づかせてくれるんです。あんたのここ、直さないといけないよーって。それが必ず未来に役立ってくれます。
もちろん、悲しい体験ばかりしたくはないですし遠回りのようにも感じる時がありますが、もしもまたそうなっても、必ず未来の自分の血となり肉になっていきます。
すべては勉強ですし、自分のことだけではなく、人の気持ちも理解出来るようになっていきます。
こんな風に私たちは紆余曲折しながら、少しずつ成長していくのではないでしょうか。
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