欧介のスピーチが超感動!ドラマやまとなでしこ第4話あらすじ感想
東十条の病院にて満杯になっていた携帯電話の留守電メッセージを聞いている桜子。過労で倒れても婚約者の東十条の目を盗んで、合コンで出会ったお金持ちの男たちとデートの約束をしている。
欧介に想いを寄せる若葉は、桜子のお見舞いの帰りに考えを巡らせていた。
桜子は「東十条さんが一晩中付き添って手を握っていてくれた」と信じているが、「桜子さんの手を握って看病していたのは東十条さんではなく、欧介さんなのではないか」と感じていた。
夜7時。
レストラン「Everything」ではいつものメンバーである佐久間、粕屋、花房、欧介の4人がナースとの合コンを開いていた。
同じ時刻。
同じ店の「Everything」で、桜子は合コンで出会った真田、そして後藤と2人相手にデートをしていた。夜8時には病室で一緒に夕食を食べようという東十条との約束もあった。
真田にはコート預けてくると言って、後藤のもとに行く。真田にワインをわざとこぼし、おしぼりを取りに行くフリをして猛ダッシュで病院へ戻り、東十条と夕食。夕食をかきこむように胃に流し込み、すぐレストランに戻る。そして後藤のもとへは「化粧室が混んでいたので」、真田のもとには「お水じゃ落ちないことを思い出して薬局までエタノールを買いに・・」の言い訳で戻る。
同じレストラン内にいる別々の男性の間を何度も行ったり来たりしながら2人相手のデート、そして場所は違うものの、東十条も入れれば3人相手のデートを桜子は何とか上手く切り抜ける。
欧介はナースと合コン中に同じレストランでデートしている桜子を見つけてしまう。ナースとの合コンよりも桜子が気になってしまい、そして桜子を忘れるかの様にお酒をたくさん飲み、ナースたちが引くほど酔っ払ってしまう。
別の日。
もう東十条で手を打つように同僚から諭される桜子だが、
「女が最高値で売れるのは27。27歳が売り時のピークなの。12月の誕生日には何が何でも最高値の男をみつけなきゃ」と更にラストスパートに燃える。同僚の披露宴に招待されるも、披露宴は最も成婚率の高い合コンだと意気込んでいる。
偶然にも魚の配達で桜子の住むマンションにやってきた欧介は、桜子に配達に来たという花屋と遭遇する。だが桜子は留守で、表札もないと言う。
そこへちょうど桜子が帰宅した。「貧血で倒れた自分を見放すような人だ」と冷たい言葉を欧介に浴びせる。いまだに桜子は、あの日、欧介が桜子を助けて看病したことを知らない。
若葉となみは、粕屋を呼び出して「誰が桜子を病院まで連れて行き、晩中寄り添っていたのか」を尋ねる。そしてやはり欧介だったことを知った若葉はショックを受ける。
その日、桜子はまたあの夢を見る。夢の中で自分を迎えに来る王子様。そして倒れたときに手を握ってくれた人。それは東十条なのだ、とつぶやく。
同僚の披露宴の日。
お祝いに出席する桜子たちだが、桜子にとっては出会いの場。1つ空いている新郎側の席に桜子が出会いを求めていち早く乗り込む。
そこへ遅れて空席の主が現れたのだが、それはなんと欧介であった。新郎はマサチューセッツ工科大学に留学していた時の欧介の友人だったのだ。
また会うなんて悪夢だ、いやがらせだと欧介をあからさまに避けていたが、偶然にも桜子は自分の手を握り一晩中看病してくれた人が、欧介だったことを知る。
披露宴会場では欧介が感動的なスピーチをし、拍手に包まれる。
同じ披露宴会場にいる桜子のことが気になる欧介だが、桜子は披露宴で合った他の男性ゲストと先に帰ってしまう。それをかき消すかのように、ワインをたくさん飲む欧介。それに付き合う若葉。
そして気が付くと、欧介は若葉とラブホテルの中にいた。しかし自分が何をしたのか全く記憶が無い。若葉に聞いてもハッキリとは答えない・・。我に返った欧介はホテルを出る。
とそこへ偶然通りかかった桜子は、欧介へ助けてくれたお礼を言おうとタクシーを降りる。お礼の言葉を言いかけたそのとき、少し遅れて若葉が現れる。
2人がホテルから出てきたとわかった桜子はお礼の言葉を引っ込める。
そして「口でいくら清らかなことを言っていても結局下心しかない」「おもちゃのカメレオンなんて私が欲しがるわけない」と若葉が止めに入るまで欧介を責める。
そしてもうこれっきり会うこともない、と去っていく。
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●1対3のデート
第4話の面白かったところは、桜子が3人同時にデートをして見事に成功させた所ですね!
1人目は真田ローンズの真田さん。
2人目は弁護士の後藤さん。
3人目は婚約者の東十条さん。
夜7時から10時までの3時間、3人の間を行ったり来たり。
特に真田さんと後藤さんの2人のお金持ち間を行ったり来たりきたりのデートが面白かったです。
真田さんに会っているときは後藤さんを、後藤さんと会っているときは真田さんを結構待たせているわけですが、その理由が「おしぼりを取ってくる」とか、「あなたの為に薬局にエタノール買いに行っていた(実際は行っていない)」とかなんですよね。後藤さんを待たせた理由は「お化粧室が混んでて」という言い訳。辻褄が合わなくなった時は酔っているフリ笑。
これも全て桜子が美人だからみんな信じている、信じちゃう、信じたいっていうのはありますよね。
見ているこっちが、バレるんじゃないか、というヒヤヒヤ感はありましたが、結局最後まで誰にもばれずに完遂したところが、バレなくてよかった!って自分もホッとしました。病院での10時の検温に遅れそうでしたからね!
普通に考えたら褒められるようなことはしてませんけど、桜子さんだから許される行為です。
それとデートに使われたレストランの名前が「Everythig」、ドラマの主題歌が「Everythig」って同じなんですよね。こういった一致も私は結構好きな所です。
●披露宴での欧介のスピーチ
無理やり披露宴のスピーチに駆り出された欧介さんですが、これを見事にやってのけましたね!
物理学者のファインマンの話を例に、
「人と人が出会うのも何かルールの様なものがあって、其れに則っているのかもしれない、もしそうでなかったら、2人が出会っても、そのまますれ違って関わり合うことも、言葉を交わすこともなかったはずなのに・・宇宙の片隅のこの会場で僕たちがこうして集まることができたのも、岡本がたった一人の女性と巡り会ってくれたおかげです」
という感動的な、温かいスピーチでした。
欧介が言っていた「たった一人の人と巡り会う」というセリフは、桜子の決めゼリフ「今夜はたった一人の人に巡り会えた気がする」にもあるように、このドラマのテーマの様な言葉になっています。
今までは良いところを桜子に見せる機会が無かった欧介ですが、いいところを桜子が知れて良かったと思います。
もちろん良いところをアピールしたくてスピーチしたわけではなくて、欧介の人柄が自然と出たスピーチをたまたま桜子が聞いた、と言う形ですが。
倒れた桜子を病院に運んで一晩中付き添い、手を握っていたのが欧介だった、というのも桜子が知りましたね。
しかも、自分で伝えたのではなくて、偶然桜子が知った形だったのがまた良かったと思います。欧介は「介護したのは自分だ~!」と伝えるチャンスはあったのに、言い訳すらしませんでしたから。
最後に若葉ちゃんとホテルから出てきた所を桜子が目撃したのはマイナスかもしれませんが、欧介の良さを桜子が知るキッカケが2回もあったのは、良かったと思います。
●桜子が欧介にお礼を言おうとする
自分を助けてくれたお礼を欧介に言いかけて言えなかった最後のシーンですが、桜子さんはお金持ちが好きだと公言する、自分にとても正直な人ですが、助けてくれたお礼を言う素直さもちゃんと持ち合わせていますよね。
欧介と若葉ちゃんが一緒にいたこと、しかもホテルから出てきたのを知った桜子はお礼のセリフではなく、ここで怒りの感情を欧介にぶつけるわけですが、これはやきもちだと思います。
普段怒ることが無い桜子の気持ちを引き出すのは東十条さんではなく、やはり欧介さんなんですね。
◆やまとなでしこ第5話 あらすじと感想はコチラ http://america2go.net/2019/02/11/yamatonadeshiko5/
◆やまとなでしこ第1話 あらすじと感想はコチラ http://america2go.net/2018/09/30/yamatonadeshiko/
◆やまとなでしこ第2話 あらすじと感想はコチラ america2go.net/2018/10/04/yamatonadeshiko2/
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