アメリカで人生激変!30代で渡米した私が海外生活で学んだこと

アメリカで生活して5年が経ちました。

 

5年前に渡米した日まであと2日だと一人カウントダウンしていたのですが、なんとまさかの当日をスッカリ忘れてしまい、気が付いたら自分にとって大事な日から2日くらいが経過してました(笑)。

 

私は結婚を機にアメリカに渡ったのですが、この5年間は学ぶことが本当に多く、異国に順応しようとしてがむしゃらに過ごしていたら、あっという間に時間が過ぎていた、というのが感想です。

 

最初の3年は現地生活に馴染んだり、語学学校やコミュニティカレッジに行ったりと語学が中心で、そのあとの2年は夫がレストラン経営するというので手伝うことになり、現在に至ります。

 

ほとんどアメリカでの就職経験ないまま、何が何だかかわからないまま、アメリカでのレストラン経営に足を踏み入れてしまったので、特に初期の頃はお客様をはじめ、従業員の方にも迷惑をかけっぱなしでした。

 

「この子がいて、このレストラン本当に大丈夫かな?」とお客様も従業員も感じていたと思います。

 

アメリカ生活3年が経っていたといってもビジネス英語はボロボロ、経営の知識や心構えもしっかりと持っていたわけではなかったので、この2年は精神的にも体力的にも本当にきつかったです。

 

だからこそこの5年間、特に直近2年は学びが本当に多かったと思います。

 

今回はアメリカ現地生活の中で何を得たか、という私の体験を書きたいと思います。

 

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私がアメリカで得たもの

◆自分の存在を大事にするようになった

 

まず1つ目に、アメリカにきて自分の感情を大切にするようになった、というのがあります。

 

日本にいるときはどちらかというと人様の目、世間の目をすごく気にして生きていました。変な発言をして目だちたくない、嫌われたくない、恥をかきたくないと感じることが多く、自分の言いたいことは他にあるのに、一般ウケのいい回答をする傾向がありました。

 

だから「こだわりの全くない人」という風に思われたことがありました。

 

日本はほぼ日本人しかいない島国なので、多少違いはあるといっても見た目や考えがほとんど一緒ですよね。だから小さな違いがスゴク目立つ気がするんです。価値観が大幅にずれていることもないですし、こういう時はこうしなければならないみたいな常識・考えがあるように感じてました。

 

でもアメリカに来たら様々な国の人がいるので、見た目や価値観が全く違うことが前提で人々は生活をしています。違いや個性があって当たり前でそれが普通だから、「私はこう思います」って言いやすいのはとても感じます。言ったところで変なやつだとも思われないし、違いが目立たない。

 

だから自分は何をしたいのか、何が好きなのかとかを考えることが多くなったと思います。

 

日本にいるときは、人に迷惑かけちゃいけない、みんなと仲良くしなくちゃいけない、人から嫌われたくないから自分が我慢する、ということが多かったのですが、自分を最初に考えるようになりました。

 

「嫌われたくない」から「嫌われてもいい」という気持ちが芽生えたんです。これは急に変わったというよりは、少しずつ変化したことで、ビジネスに関わっているのももしかしたら大きいのかもしれません。やっぱレストラン経営していると、従業員を大事にしたいと思いつつも店を守るために、言いたくないことを言う場面もあります。

 

ありのままの自分を受け入れてもらうのと同時に、自分と違う他人を受け入れるという寛容さも身に着いたように思います。

 

日本にいた時は馴染みが全くなかったビーガンや、トランスジェンダー、ゲイや養子縁組がアメリカでは身近です。自分とは違うからといって距離を置くのではなくて、あなたはあなた、私は私、そしてそれでいいのだと思う様になりました。自分も相手もありのままでよく、それを受け入れられるようになりました。

 

最近、アメリカ人の女性が髪の毛を紫色に変えて、首元に紫色のスカーフをしていた日がありました。国際女性デーの3月8日で、その日のテーマカラーの紫をあしらっていたのですが、その女性を私は素敵だなと思ったんですよね。

 

おそらく以前の私であれば、

 

「髪の毛を紫色にするって自分には出来ない。自分とは考えが違うな・・」

 

と感じて距離を置く、という接し方しかできなかった様に思います。でも彼女を見て

 

「自分が同じように髪の毛を紫に出来るとは思わないけど、でも純粋にカッコいい」

 

と思えたんですよね。

 

◆環境が人間に与える影響

 

アメリカに暮らすようになって気づいたことの2つは環境の重要さです。

 

人間は環境の産物と言われますが、それをここまで痛感できたのはアメリカ生活のおかげだと思います。

 

日本にいた時、英語を話せるようになりたくて、でも英語の勉強がなかなか続きませんでした。それは「自分に気合や根性がないからだ・・」と思ってました。

 

でも英語が当たり前の環境にまみれたら、英語の勉強って続くし、根性とかあまりいらないんです。

 

もちろん英語ペラペラになりたいというゴールがあったら、やらなきゃいけない英語の勉強量って日本にいてもアメリカにいても同じだと思います。

 

でも環境を先に変えた方が圧倒的に早いし、モチベーションも続く。これは英語だけじゃなくて、仕事でも、なんでもそうだと思います。

 

痩せたいなら先に痩せている人の輪に入る。ポジティブになりたい!なら先にポジティブの人の輪に入る。

 

先に環境を変えたら、なりたい自分に早くなれる。先に環境を整えることが大事なんだという学びも大きいですね。

 

◆度胸

 

何か起こっても何とかなるという度胸も身に着いたと思います。

 

私は夫とレストラン経営をしてると言いましたが、ありとあらゆるもの(機材)が壊れたし、お客様からクレームもくるし、従業員からも文句言われたりしました。

 

冷蔵庫が壊れた、冷凍庫が壊れた、エアコン壊れた、クレジットカードリーダーが壊れた、強盗に入られた、食材が届かない・・そのたびに大変な思いして、イライラしました。

 

「なんで思い通りにいなかないんだ!」ってストレス溜まりまくってましたね。

 

でも実際はなんとかなるもんなんですよ。たくさんのトラブルが起きても最終的にはなんとかなったんです。

 

イライラしても仕方ないから、その時出来ることを一生懸命取り組んだだけですが、忍耐力や物事を前向きにとらえる力が養われたのかもしれません。

 

それは英語も同じで、すぐに身に付くものではないので、自分に対してイライラもしますよね。でも英語とも戦っているうちに、外国人に対してもビクビクしなくなったし、度胸も身に着いたと思います。

 

だから今後何かトラブルが起こっても、何とかなると思いますし、ちょっとくらいの事ではビクともしない気がします。(笑)

 

失ったものもある

アメリカ生活でプラスのものだけを受け取ったわけではありません。得たものがあれば失ったものもあります。

 

自分に度胸がついたというなら、恥じらいはなくなったと言えるのかもしれません。

 

自分が新しい価値観を身に着けたことで、今まで仲の良かった日本の友達と価値観が合わなくなっているというのを感じます。だから日本のお友達との連絡は減ったと思います。自分の好きな人、価値観が合う人としか今は付き合いがなくなりました。

 

でも仕方がないことだと思うし、成長の証でもあると思うし、自分はそれでいいと思ってます。

 

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最後に

この数年で見た目に変化が無くても、中身は別人の様に自分は変わったのかもしれません。先ほど書いたことだけでなく、時間の使い方も変わったと思いますし、かつて持っていた価値観の優先順位も入れ替わっています。それほどの変化をアメリカ生活はもたらしてくれました。

 

もし読んでいるあなたが、何らか自分を変えたい!という気持ちがあるなら、海外に飛び出すというのはとても有効な手段だと思います。少なくとも私は価値観が崩壊しましたから(笑)

 

もちろんプラスの面だけを受け取れるわけではありませんが、自分の成長につながることだというのは間違いないと思います。

 

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