アメリカ人が細かい事を気にしない理由!日本と違うアメリカの国民性と特徴
アメリカ人の性格の特徴ってどういったものが思い浮かびますか?
よく言われるのは、細かいこと気にしないとか、フレンドリーだと思います。確かにアメリカ人は気さくで知らない人にも話しかけますし、明るくておおらかで大雑把な印象を私も持っています。
もちろん細かい人もたくさんいますよ。食事のときはここに食器、ここにはコップときちんとポジション決まっている人とか、深読みしすぎる人とか、超細かく食べ物にこだわっている人とか。
でも日本人が秩序を守るとか勤勉だと言われるように、アメリカも大体で見れば明るくてフレンドリーな特徴を持っていると思います。
■国土と気候
1つ目の理由として私は国土が広い&気候に関係があると思います。
アメリカの国土は日本の25倍。とにかく土地が広いし、国立公園なんかに行くと雄大な景色を楽しめます。グランドキャニオンはその典型。ものすごい広大な自然を見てると自分の悩みがちっぽけなものに思えてきたりするわけです。
都市部はもちろん違いますが、でもちょっと郊外に出れば超田舎だったりします。こんなに土地が広いと段々、細かい事が気にならなくなってきますし、適当になってもくるわけです。
私は元々大雑把な人間ではありますが、アメリカ生活が長くなるにつれて、それが加速している様に感じます。
渡米したばかりの頃はアメリカの消しゴムの質が悪かったり、色鉛筆買っても紙に色が付きにくかったりという所に超疑問を抱いてました。消しゴムで文字を消そうとすると紙まで削れるので、なんだこのクオリティは?と思ってました。
じゃがいも買ったら、皮が内側にめり込んでいるとか、いちごは中がスカスカで酸っぱいとか、手間暇かけて育てていないのも、土地が広すぎて目が届かないというのもあるのでしょうけど、そこまでこだわって作ってないというか、細かいとこはどうでもいいというのもあると思います。
あと大陸性気候の為、ジメジメした気候ではなくカラッとしている天気とか寒暖の差が激しいとかも、影響していると思います。雨が降っても全然気にしないし傘ささないし。
■宗教
2つ目の理由は宗教だと思います。
アメリカはキリスト教の国ですが、キリストの教えは「神はいつも我々を愛してくださる、許してくださえる」とか「誰にでも救いの手を差し伸べて助けてくださる」などですね。
日本だと、「みんなが見てるでしょ」
と親が教えたり諭したりすることが多いですが、
アメリカだと、「神様が見てるでしょ」
になります。
神は全ての人を愛してくださる、いつでも助けてくださる、神の愛は大きい、という安心感がアメリカ人の陽気さに繋がってそう。
日本は島国なので、どちらかというと神経質かな?
日本にいたときはそう思いませんでしたが、全体的に見ると細かいことにまでこだわる人種かなと思います。
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出かける準備をして家の鍵をかけた後に忘れものに気がついた時に、靴のまま家に入って忘れ物を取ることが私はたまにあります。カラカラの気候で靴が濡れているわけでもないし、別にいいやと最近はどんどん適当になっています。
アメリカが土足文化なのも、たどっていけばこういう所からきているのかもしれません。ちょっとくらいの汚れなんか気にしない!という風に。
日本の商品やサービスって細かいところまで目が行き届いていて、本当に素晴らしいですよね。
こんなに手間暇かけているのね!アメリカ人に教えてあげて欲しい!って思うんですけど、教えた所でアメリカ人はそんなの関係ねえ!そんな細かいことはどうでもいい!ってほっぽり出しそうですね。
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