コロナが落ち着きつつあるアメリカ・コロラドの現在。行政とのせめぎ合いで一部トラブル
アメリカは一部の州を除いて、ゆっくりと経済活動を再開しています。
5月13日の時点では、NYやコネチカット、ミシガンのあたりはまだですが、私が住むコロラドは4月27日から自宅待機命令は解除になり、徐々にと人々が動き出しています。
コロラド州は、以前はコロナで閉まっていた美容院が既にオープンしていますし、全部の店舗では無い様ですがデパートもリオープンしました。芝生の手入れをする業者が出入りしていたり、アパートのプールの水を新しく入れ替えているのを見ると、もうすぐプールにも入れる様になるんだなあと感じます。
テレビのニュースも、以前は自宅から中継していたキャスターがスタジオに戻って報道しています。
外に出ると以前より交通量が多くなっているので、人の動きが明らかにあります。
ただ、まだ禁止にしているのはレストランやファーストフードでのイートインやバーなどです。あとジム、映画館もまだ閉まってますね。
レストランのイートインが未だに出来ないので、やっぱりまだ通常の生活には戻っていないのだなあと感じます。
でも行政命令を無視してレストランのイートインを開けているオーナーもいて、そこに客が殺到、30日間営業停止になったというニュースをテレビで見ました。お客さんがたくさん来ていて大混雑の中、マスクしている人が全然いませんでした。
お店側は「人との接触が怖いなら入店しないでね」という感じで、お店側もお客さんもコロナに対して楽観的。まだ規制をかけている州政府に対して「解除しろ!」アピールだったみたいです。
政府はイートインの解禁については、もう少し先を予定しています。
お店側はただ「お店開けたから来てネ!」というのではなくて、お客が安心して入れる様な取り組みを示して欲しいなあと思いました。
私もお店の経営を手伝っていた経験があるので、コロナでレストランの経営がひっ迫している状況というのはとても理解出来ます。ただ・・自分のお店を経営することは地域に貢献することで素晴らしいし、せっかく自分のお店を持っているのだから、自分たちが良ければいいではなくて、クラスターが発生するリスクを考えたり責任を持ってお客様の為に経営して欲しいと感じました。
店内で食事が出来る様になる場合は、恐らくテーブルを離すとか、従業員はマスク着用という様な細かい指示が行政から入るとは思うんですけどね。
とはいえ。
コロラド州といっても広いので、人口が多い所とそうでない所があります。
人があまりいない田舎のレストランでのイートイン禁止は、もう解禁でもいいのではないか?と思いました。もちろんお店側にはちゃんと対策を行って欲しいですが、そういった田舎と首都デンバーを同じカテゴリにしてしまうのも可愛そう・・。
難しい判断になると思うのですが、早くイートインも開けろー!という声とまだだー!のせめぎ合いでトラブルは起き始めてますね。
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