アメリカ飲食店はデリバリー導入が絶対お勧め!デメリット以上のメリットがあった

オープン準備の1つとして、オンラインのデリバリーサービスを検討します。

 

デリバリーサービスを利用しているお店もあればしてないところもありますが、今のご時世だと利用しているレストランが多いですね。

 

私達のお店も利用していました。

 

今回は利用する際のメリットとデメリットを紹介します。

 

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オンラインのデリバリーサービス

ピザの配達と違って、第3者がレストランにやってきて、レストランの料理をお客様にお届けしてくれるこのサービス。

 

お客さんがウーバーイーツなどを通してレストランのフードを注文

レストランが承認&フード作成

ドライバーがピックアップ

お客さんへお届け

 

オンラインのフードデリバリーサービスを提供している会社には

 

・ウーバーイーツ (Uber Eats)

・ドアダッシュ (Doordash)

・グラブハブ (Grubhub)

 

※アマゾンも以前は行っていたのですが、今は撤退

 

この3つが有名ですね。

 

特にウーバーイーツは、ウーバーの冠がついているので有名なのではないかなと思います。

 

利用する際のメリット

第3者に配達をしてもらえるのはメリットだと思います。

 

もし自分で配達するとなれば、人件費、車やガソリン代が必要ですが、それらが不要。初期投資を安く抑えられるのはメリットですね。

 

あと自分のお店の宣伝になります。ネット上でお客さんに知ってもらうことになるので、顧客の増加に繋がります。

 

「外に行くのがメンドクサイなあ。あ、でもこのレストランってデリバリーで頼めるんだ、じゃあ使ってみよう」と利用してもらい、美味しかった、便利だったとなればまた選んでいただける可能性は高まります。

 

「いつもオンラインでオーダーしていたんだけど、今日はお店に足を運んでみたわ」という人も実際にいらっしゃいました。

 

ネットでのみ繋がっていたお客さんに、実際会えたときは嬉しかったですよ!

 

あとネットを通じて今ドライバーがどこにいるのかがわかるのはメリットだと思います。

 

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デメリット

デメリットなのですが、正直言うと、儲けがたくさんあるわけではないですね。

 

3割はデリバリー会社が持っていき、お店の取り分は7割です。

 

例えば、10ドルのてりやきチキンをお客さんが注文したとします。そのうちの3ドルをウーバーイーツが持っていくことになります。

 

デリバリーなので、レストラン側はお客さんからチップをいただけるわけでもありません。コンテナを使っているので、そういった代金もかかっています。

 

あとお客様に届いた商品がバラバラになっちゃったとか、見た目が悪くなるということはあると思います。

 

ドライバーさんは雇われた人でもない一般人。

 

配達する人の中には、悪気は無いんだろうけど乱暴に扱う人もいて、「そんなに傾けないで〜!」と心配になることがありました。彼らは中身が何なのかわから、仕方ないのかな。こちらも汁物系は梱包に気をつけているのですが、対応が雑な人もいます。

 

もちろん、「コレは温かいもので、こちらは冷たいものだね!」とちゃんとバッグを別けて運んでくださる人もいます。

 

ほとんどの場合はちゃんと機能してはいますが、トラブルはつきものですし、お店のイメージが崩れやすいのはデメリットだと思います。

 

あと忙しい時にオーダーがたくさん入ったら、対応を工夫する必要があります。

 

例えば、店内が混雑しているときにデリバリーのオーダーがガンガン鳴ってしまうときがあります。お店が混んでいるので、デリバリーの方も作るのに時間かかりますよとボタン1つで時間を遅らせることは可能なのですが、でもなぜかドライバーはお店に来ちゃって、ずっと待ってて怒ってることがありました。

 

オーダーが入ったので商品を作り始めていたけど、お客さんの気が変わったのか急にキャンセル通知がきたということもありました。(サービスセンターに問い合わせれば、その分はお支払いしますねなど、対応をしてくれると思います)。

 

あとドライバーが違うお宅に配達してしまったのか、商品が行方不明とか。笑

 

大概はお客さんから「商品まだ?」と店に連絡があり発覚します。そういう場合はデリバリー側がレストランに代金を払ってくれましたけど、誰に責任があるのかを立証するのが難しいシステムだなあと思います。

 

ウーバーイーツ

ドアダッシュ

グラブハブ

 

この中で、精度が高かったのがウーバーイーツだと思いました。

 

ドアダッシュとかグラブハブって、時間設定を遅らせても、ドライバーにはその通知が行ってないのか、すぐ来ちゃうとか、逆にドライバー不足なのか誰も取りにこないということもありました(今は改善されているかもしれません)。

 

とデメリットが多いですが、それでも私の意見としては、デリバリーサービスを入れたほうがいいと思います。

 

デリバリーはしていませんというお店もあるのですが、こんだけネット社会になっていますし、今どきの流れとしてはやっていた方がいいかなと感じました。

 

開始方法(ウーバーイーツを例に)

オンラインのデリバリーを導入する場合の流れは、

 

・ウーバーイーツのサイトで、あなたの経営するレストラン情報を登録

(ウェブサイトhttps://restaurants.ubereats.com/

・承認されるとタブレットなどのキットが届く

・タブレットの指示に従って設定をする

 

※タブレットなどを含めた最初のスタートキットに350ドルかかります。

 

会社によって多少違いがありますので注意です。

 

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最後に

デメリットも多いのですが、それでもメリットのほうが上回ると思うので、私は使うことをお勧めします。

 

実際、私達は3つの会社すべてを利用していました。

 

とはいえ、お店の雰囲気とか、お店のイメージを大事にしたいという場合もあると思うので、サービス面やコスト面とも合わせて考えるといいと思います。

 

悩みなどありましたら、こちらから気軽にメール下さい。

 

前回の記事はこちら⇒トラブルが起こる前に!アメリカで飲食店開業前にチェックすべき備品と厨房設備の使い方

 

次の記事はこちら⇒初心者でも超簡単!アメリカで個人飲食店ホームページを自作する際のコツと注意点

 

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