在米の私が思う海外生活が辛い・疲れた解消法。隣の芝は青くない
海外生活って様々な壁にぶつかりますし、頑張ってもなかなかすぐに成果出なかったりして、自分の思い通りに行くことが最初はほとんどありませんよね。
私はアメリカに来た時、英語できませんでしたし、でも在米の日本人は英語出来る人達ばかりで、そういう人と自分を比較して、自分は劣っていると落ち込んでいた時期があります。憧れの海外生活だったハズなのに、楽しいどろこか辛かったです。
もちろん人と比較してしまうことはアメリカ生活が数年経過した今でもあります。
自分は自分と一番長く付き合っているハズなのに、自分の良さってよくわからなくなったりしませんか?あなたのそういう所が凄く良いよって言われても、え?って感じで自分ではそうは思えなかったり、自分の欠点ばかりはよく見えるので、悪い所ばっかり気になってしまうんですよね。
でも、誰かと私は別人だからそもそも比較しても全く意味がなくて、人それぞれのタイミングとか、その人に合ったやり方とかがあるんだと思うんですよ。
英語で言えば、在米7年とか、10年とかそういった方達と私の英語力を比較すること自体が間違っているのですね。英語に触れている時間があまりにも違い過ぎるので、それは比べる対象にもならないってことです。
だからそもそも他人と比較するという事自体無意味で、やめた方が良いことなのですね。
誰かと自分を比べるっていうのは「桜の木と梅の木を見て、どちらが優れてるのか」と言っているのと同じだとある人が言っていました。
桜には桜の良さがあって梅の木には梅の木の良さがあって、どちらにもそれぞれの素晴らしさがあります。同じ木だけど別物なので、比較しても全然意味がないわけです。私たちもそれと同じなんだそうです。
これは凄く例えがわかりやすいですよね。確かに、全くの別ものなので、比較しても全然意味ないですよね。
とは言えですが、どうしても無意識に比較しちゃうんですよね。
私はよく人と比較してしまって落ち込んで、自分に自信がなくなって、ネガティブな感情に支配されてました。
英語が出来る、出来ないもそうだし、他の事例でいえば元々一緒に入社した同期が大手の会社入って出世しているとか、自分よりも短期間で成果をだしてることを知った時などは、自分はやっぱりダメなんじゃないか、要領悪いんじゃないかとそんな感情に押しつぶされそうになってました。
あと自分が独身の時なんかも、結婚をしていく友達の幸せすら直に喜べないこともありましたし、いまですら人の成功や幸せを素直に喜べない時があります。
逆に誰かより自分が出来ている場合はそれを聞いて安心したり、ホッとしたり喜んでしまうことがあったりするんですよね。こんな黒い感情を抱く自分が嫌になりますよ。
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でも誰かと自分を比べている限り、その苦しみと呪縛からはきっと逃れられないのだと思います。
だから比べるとしたら、自分自身との比較が1番いいんでしょうね。
例えば、私はこのレベルになりたい。でも今はその段階にはいないから、勉強して向上させていこう!とか、どのくらい自分は成長したとかです。そこに他人を介入させる必要がないんです。
英語に対しては私は在米歴数年経ったので、落ち込む回数は減っていますが、それでもまだ人と比較してしまうことがありますし、比べてしまう習慣というか無意識なクセになっているので私自身そこを改善していきたいです。
で、思ったのですが比較してしまうのはもう、仕方がないのかなと思うんですよ。改善できるところがあるとしたら比べてしまったその後な気がします。
例えば、あの人スゴイ、どうやって英語上達したんだろう?とか、どうやってその技術や知識を身に着けたんだろう?凄い人は素直に認めて、じゃあ私には何が出来る?私が今出来ることをやろう、落ち込んでいても仕方ない、何も変わらない、時間の無駄なんだから・・と考えるようにしてみる。
そうすれば「自分はダメな人間だ」と落ち込んでしまうネガティブな部分とか、誰かに対する妬みを、少しでもプラスに変えて行けるのではないでしょうか。
そう考えられるように、私は絶賛悪戦苦闘中です。
あと隣の芝生は青く見えるものだけど、近くに寄って他人の芝生を見たら雑草がボーボー生えていたとか、横から見ていたら美しい芝生も正面からみたら茶色だったということもありますよね。
恋愛でも良くあるやつです。素敵な人だな~!って遠くから密かに思っていたけど、仲良くなったら「こんな人だったのね・・」です。
だから少し離れたところにいるからこそ、他人が素晴らしく見えるというのはありますね。例えばこの人の英語は凄くレベル高いという人でも他の分野は超苦手だとか。やっぱり欠点の無い人なんていないんですよね。
それに自分の目から見ると、物事全て順調に見える人でも、必ず悩みは抱えています。
その悩みを解決する為に陰でものすごく努力をしていたり、苦労をしているかもしれないですし、水やりとか草取りとか芝生の手入れを毎日コツコツしているのかもしれないです。
自分の目にはそういった努力の部分は見えず、ただ青々とした芝生だけが見えてしまうものなんだと思います。隣の誰かのすべてを知っているわけではないんです。
先ほど話した私の同期は英語がペラペラで、憧れの会社に転職して羨ましいって思っていた時期がありました。むしろ羨ましいというより妬みの方が強かったと思います。
でもその時彼女の苦労とか抱えていた不安とか悩みは全く見えなかったです。
後からわかったのですが、彼女は陰でとてつもなく努力していたし、夢を叶えるために何度も挑戦を続けていました。遠回りもしてました。私はそれをまったく知りませんでしたし、彼女の達成した良いところだけにフォーカスが向いていました。
一方で、自分も「アメリカ暮らしが羨ましい」と言われることがあります。
でも生活に慣れるまでは大変だったし、苦労も悩みもたくさんありました。今だってアメリカで劣等感抱えたまま生きているし、苦労の方が多いです。そういった陰の部分は基本人には見せないし、見えないし、わからないことの方が多いので、結局無いものねだりのようなところはあるんでしょうね。
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人って結局自分の欠点ばかりが見えてしまうのかもしれませんね。自分が持っていないものが羨ましく見えたり、時に妬ましくさえ思っちゃったり。
人と比べる必要は全くないのだけど、でもそういった負の感情を抱いたときでもその気持ちをプラスに変えていくことはできるし、他人の優れたところを取り入れていくことで、自分の芝生をどんどん青々としたものに変えていけるのではないかと思います。
他人のことに目を向けるよりも、自分の内側に目を向けていくことが苦しさから逃れ、生きやすくなる為の方法なのでしょうね。
もしかしたら自分の芝生は緑色ではないかもしれないけど、オリジナルな自分だけの色の芝生を、少なくとも枯らさずにしたいですね。
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