アメリカで居抜き物件購入する時のクレジットスコア。飲食店開業する際は高い方がよい
アメリカでクレジットカードを持つなら、クレジットスコアも高くキープしておきたいですよね。
家を買うなどローンを組むときは、クレジットスコアが重要になってきますが、居抜き物件を買う時も同じで、クレジットスコアは高ければ高いほどいいです。手続きもスムーズになります。
クレジットスコアとクレジットヒストリーの仕組みをササッと振り返りますと・・
クレジットヒストリーとは、ソーシャルセキュリティ―ナンバーで関連付けられた支払い履歴の事。クレジットヒストリーではいつ何を買っていくら払ったかなどが記録されています。
クレジットヒストリーを基にして計算された数字がクレジットスコアです。
スコアは信用情報機関が導きだした300~850点までの数字で、点数が高いほど信用度が高くなります。
会社によりスコアの付け方には多少ばらつきがありますが、大体は700点あたりが基準。
クレジットスコアは信用度を数値化したものになります。債権者はこれを見ることが出来るようになっていて、ちゃんと支払い能力があるかを判断しています。
クレジットカードの使い方で金銭面での信用力が測られ、それが数値化されているアメリカでは、カードが無いと経済的に信用が無いと見なされます。
よく使われる、FICO(The Fair Isaac Corporation)によるクレジットスコアの基準は以下の通りです。FICOでは670点以上が良い(Good)とされています。
(出典:https://www.experian.com/)
先日、日本のタレントがアメリカに移住して家を買うのに、有り金一括で買ったというニュースを読みました。
それほどの現金を持っていたから買えたと思うのですが、まだ日が浅くてクレジットスコアを構築できてないから、ローンを組めなかったというのもあったんだろうなと思いました。
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居抜き物件を買う時に、
・売り手(オーナー)
・買い手(自分)
・ランドロード(大家)
がいて、あなたはオーナーから機材を含めた物件を買うわけです。でも自分が家賃を払っていく相手はランドロードです。
で、アメリカでクレジットスコアが高いとか、資産が多くあると、ランドロードから「そこで経営していいよ」という許可が下りやすくなります。
クレジットスコアが低いと、信用が低いことでもあるので、そうするとランドロードから許可がなかなか下りません。信用ない人がお店を買って、経営難になって逃げられてしまったり、トラブルを被るのはランドロードだからです。
なのでオーナーと自分の間で、お互いに売買が成立したとしても、ランドロードから許可が下りないと、居抜き物件を買えなくなります。そこで経営出来ないのだから、店を買っても意味がなくなりますね。
大概はオーナーと自分の間で「物件を買います」と交渉が始まったら、ランドロードからバックグラウンドチェック、クレジットヒストリーをチェックされると思います。
あとクレジットスコアの他に、他の不動産を持っているとか、(パートナーが)高収入の仕事をしているとかだと、手続きが早くなると思います。
逆にスコアが低いと、すんなり手続きが進まなくて、審査に時間がかかるという感じですね。
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夫が居抜き物件を買う時、前のオーナーさんから
「あなたのクレジットスコア高い?」
と結構早い段階で質問されていました。低いと「ランドロードから許可が下りなくて、結局はお店が売れないかもしれない」という懸念があったんでしょうね。
クレジットスコアの点数は、700点以上が基準みたいですが(私は専門家ではないので、心配だったら確認したほうがいいと思います)、800点以上あるなら全く問題ないです。
居抜き物件購入を考えているなら、クレジットスコアも大事な要素の一つになるので、気に留めて置いてください。
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