値引き交渉して安くするコツ!アメリカで飲食店の居抜き物件を買う時のポイント
自分の優先順位に見合った居抜き物件を見つけたら、店内を見せてもらいます。
雰囲気とか機材とか見たり、話を伺った上で気に入ったら、オファーを入れます。
オファーはお店の持ち主(オーナー)に直接言うのではなく、間に入っているブローカーに言います。
欲しい居抜き物件が見つかり、買いたい意思を示す場合、ブローカーにコンタクトを取ります。
直接オーナーに「この店買いたい」と伝えることは基本的にはしません。ブローカーが間に入っているので、ブローカーを通じて連絡を取ります。
このときに物件の値段の交渉が可能で、
・値段を◯◯ドル下げて欲しい
等と要望をブローカーに伝えて大丈夫です。予算内での物件でも、ダメ元で交渉してみます。
・値段はこのままでも良いが、この機材を直して欲しい
という手もありますが、これだと直すのが面倒ですし、それは自分やってくれという感じなので、値段交渉のほうがいいんじゃないかなと思います。
相手も売る基準をもっていて、
・◯◯ドル以下では絶対に売らない
・△△の期限までにどうしても売りたい
等考えています。
相手の出方にもよるのですが、要は「提示された値段でそのまま素直に買う必要はありませんよ」ということです。希望はオーナーに直接伝えるわけではなくブローカーに伝えるものなので、言いづらさはあまりないんじゃないかなと思います。
ただ、交渉が成立したらブローカーやオーナーとも付き合いが始まるので、やみくもに強気な交渉はしないほうがいいとは思います。
そもそも、ブローカーとオーナーのほうが、あなたより付き合いが長いハズです。
例えば、レストランのお客さんにブローカーをやってる人がいて、お店を売る手続きを頼んでいることがあります。私達が居抜き物件を買ったとき、オーナーとブローカーはそういう関係でした。つまり友達だったわけです。
なのでブローカーにもあなたの良い印象があったほうがいいと思います。
自分がオーナーの立場だったらと考えた場合、ここは古いから直してとかたくさん言われたら、「この人は自分の店にイチャモンつけて、なんだかめんどうな人」と思ってしまいます。
それよりも「この人に買ってもらいたい」と思ってもらった方が良いと思います。
自分の中でも、ランクづけみたいなものはるはずです。
例えば、何が何でもこの店を手に入れたいのか、気に入ってはいるけど、そこまでではないのか。それらを踏まえて相手と上手く交渉してみてください。
家賃交渉についてなのですが、家賃はランドロード(大家)に払っていくもので、ランドロードに直接言うしかないと思います。
居抜き物件の値段についての交渉はブローカーに言えばいいですが、家賃の値引き交渉はブローカーやオーナーに言っても出来ないので、言うとしたらランドロードです。
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ブローカーになにか支払いがあるのか?と心配になってしまうと思うのですが、自分が居抜き物件を買う時は、特に何も払う必要はありません。
払う必要があるのは売り手のオーナーなのです。
「お店を売ってくれてありがとうね、これが手数料だよ」という感じで、オーナーがブローカーに払っています。
ブローカーとの付き合いはこのとき限りではなくて、よく動くとか相性が良ければ今後も付き合ったり、自分のレストランのお客さんとしても来てくれると思います。仲良くなってこの人はよくやってくれそうだなと思えば、いつか自分が店を売る際にその人に頼んでもいいと思いますよ。
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