方向性を見失う前に!アメリカ飲食店経営で帳簿づけと経理が重要な理由

お店がオープンして経営をする傍ら、データを取っていく、データを把握するのも大事な仕事だと思います。

 

体感覚でなんとなくこんな感じかな?で想像しているのと、数字で見えるようにして把握するのでは、判断の精度に違いが出てくると思います。

 

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帳簿について

お店を始めるまえに、売上の予想を出していたと思います。

 

経営を始めたら予想よりも売上があるか、それとも少ないか、コスト面はどうか、そういったことを把握します。

 

どうやって把握するかというと、

 

・自分で帳簿をつける

・会計士に任せる

 

どちらでもいいですが、個人経営だったら自分で帳簿をつけるでいいんじゃないかなと私は思います。

 

いずれお店を大きくしていきたいですとか、そんなところに時間をとられたくないですという場合は、会計士を雇ってプロのアドバイスを聞いたほうがいいのかなと思います。

 

自分で帳簿をつける

自分でつける場合、めんどくさいなって思うし、大変なんですけど、自分でできます。

 

私達の場合も、自分たちで帳簿をつけていました。私の担当でした。

 

データを取ると言っても、私がしていたのは家計簿みたいな感じで、売上と何にコストが掛かったのかを、毎日エクセル上に記録して、月ごとにまとめていました。

 

それを夫に報告をしていたんですが、お店の状況を正確に把握していたのは、帳簿をつけていた私の方だったと思います。

 

記録をつけると、思っていたよりもコストが掛かっているなあなど、問題点が数字として浮き上がってきます。

 

予想していた数字と、実際の数字の差を埋めていけば、論理的には理想には近づいていきます(これが難しいことでもあるのですが)。

 

ある程度データがたまると、この時期はお客が多い、少ないなどデータから見えてきます。夏の売上はどのくらいだったかな?と確認できますし、前年度との比較もできます。去年のこの時期ってどうだったかな?って思い出すのにも使いました。

 

入力するだけとはいっても、仕事が終わったあとにやるのは疲れているし、正直大変でした。でもあとでまとめてやろうとすると、量が膨大になっているので、その日のうちに行うことをお勧めします。

 

これをやるだけでも全然違うと思います。

 

ダイエットでもレコードダイエットってありますが、記録をつけるかどうかで随分違いますよね。

 

自分ではそんなに食べてないと思っていても、体重が減ってないとしたら、カロリー取っているんですよね。

 

それと同じで、数字で見ると意識が高まるし、改善するための一助になると思います。

 

ただ記録するだけではなくて、そこに「確認する、比較する」作業を加えると良いと思いました。経営状況を正確に把握出来るというのが1番の理由です。ちゃんと把握できれば、その先の判断とか方向性がしっかりと定まりやすいと思います。

 

確認をしないとどんぶり勘定になり、危機意識も低くなりますし、判断を誤る可能性もありえると思います。

 

私達は個人の会計士を雇ってはいませんでしたが、確定申告は担当の会計士さんにやってもらってました。いついつの売上分を提示してくださいなど指示があるので、記録をつけているとそういったときにも役立ちます。会計士さんに払った金額は1年に1回で1100ドルくらいでした。

 

安くはないですが、お店経営ですと計算が煩雑で自分では出来ないですし、そこはお願いするのがいいと思います。

 

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他のデータ

売れ筋を把握したい場合は、レジに機能がついているので、そこから分析すると良いと思います。

 

これもちょっとメンドクサイですが、ぼやぼやっとしたものじゃなくて、正確に店の状況を把握したい人は、チェックしたほうがいいです。

 

詳しくはこちらで書いていますので、良かったら参考にしてください。⇒アメリカでの飲食店経営を失敗しない為に!メニュー見直し・変更・分析のポイント

 

あと数字のことではないですが、お客さんのフィードバックで、メニューの変更を検討してもいいと思います。

 

例えば、「◯◯を入れて作って欲しい」とか、こうして欲しいといった要望をアメリカ人はよく言ってきますが、同じ要望をするお客さんが多いなら、ちょっとメニューを変えてみようかなと変更を加えるのはありですね。

 

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最後に

個人経営だったら、会計士をつける必要はないんじゃないかなと私は思っていますが、記録をつけるだけといっても時間を取られるのは事実ですし、なんでも自分でやろうとするのにも限界があります。

 

会計士さんを雇うと費用はかかりますが、プロアドバイスを聞けると思いますし、法人化してどんどん大きくしていくつもりだというなら、最初っから会計士さんをつけてしまう方がいいのかもしれないと思いました。

 

自分で行う場合は、つけるだけではなくて数字から状況をあぶり出して対策していくと、判断を間違えないことに繋がるのかなあと思いました。

 

悩みなどありましたら、こちらから気軽にメール下さい。

 

前回の記事はこちら⇒私達が無料で集客UP出来た方法!アメリカで個人飲食店経営する時の売上アップアイデア

 

次の記事はこちら⇒泣き虫オーナーの経営体験談。アメリカ飲食店開業時に大切な【3つの心構え】

 

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