アメリカ企業で解雇になる行動ってなに?同期のアメリカ人が仕事をクビになった話

アメリカではいきなりクビになるとか、解雇は珍しくないと言われます。

 

実際アメリカに住んでみるとこれは本当だと思います。企業の業績が良くなければレイオフされたりしますし、勤務態度があまりにもひどくて、改善されない場合はクビになることもあります。

 

最近のことで言うと、ワクチンを打たなければ解雇するという企業のニュースが話題になったりしました。

 

それに対し、ある会社は従業員側がストライキを起こしたのもびっくりしました。

 

解雇と言ってもいろいろなパターンがありますが、今回は同僚のアメリカ人が入社数ヶ月でクビになった話を書いていきます。

 

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クビになった同僚の態度

私の同期は、勤務態度が悪すぎてクビになりました。

 

具体的にどんなところが悪かったのかというと・・

 

・コールアウト(当日欠勤)が多い

・出勤してもやたらとコーヒーや水などを飲みに行く⇒仕事してない

 

大きくこの2つかな。

 

特にコールアウトが非常に多い人でした。

 

 

どんな理由でその都度休んでいたのか詳しくはわからないのですが、私が知っている限りでは、

 

・具合が悪い

・眼科の予約があるから

・食あたりになった

・コロナにかかったかもしれない(かかってなかった)

・ベビーシッターが見つからない(彼女には子供がいる)

 

最初のうちは彼女のことをみんな心配していたのですが、最後は信用してなかったかな。

 

彼女はコールアウトが多くてその分をみんながカバーしていたのに、ハワイに旅行してたのを知ったときは怒るを通りこして笑えました。

 

まだ新人なのに休んでハワイって。笑

 

ということで、彼女がクビになった1番の理由は、欠勤が多かったからです。本当に具合が悪かったなら仕方がないけど、休みたいから理由を作っているように私には見えました。

 

そのほかの理由(細かい部分)

彼女に対する、他の文句を上げますと・・

 

・入社後の研修のとき、バーチャル座学があった。自宅からではなく、空港のオフィスに出勤する必要があったが、彼女だけ自宅からバーチャル座学を受けていた日があった。なぜ彼女だけ自宅から受けることができたのか、理由は不明(多分、目の具合が悪くて運転できないとインストラクターにうったえたとか?)。いやいや、私も自宅から講義うけたかったよ・・

 

・他の同期が、「彼女はこれやってとか仕事のお願いばかりしてくる」と文句を言っていた。まあこんだけ休んでるんだから、仕事がわからないのも当然か。

 

・雨が降りそうだった日。彼女がいきなり、「雨降りそう。早めに帰っていいか上司に聞いてこよう」と言いだした。私は、「は?」状態。どうやら車のワイパーが壊れてて、雨が降ったら運転するのが危ないからという理由。でも上司はオッケーを出したのか、彼女は帰っていった。ええ!?アメリカってこんなにゆるいの?と思った。

 

・彼女が時間通り出勤した。でも受け直しが必要な座学があったようで、一人パソコンの前に座って講座を受けていた。でも気分が優れないとかですぐに帰宅。うーんでも、気分が悪いなら仕方がないか・・

 

・業務中、やたらとドリンクを飲みに行く。いや、水分が必要なのは仕方がない。でもその回数と時間が長い。お化粧室にもやたらいく。その分仕事をしていないんだけど・・

 

・ハワイ旅行の後にも休みを申請していた。ディズニーワールドにいくそうな・・。ってか働いてないのにまた休むの?意味がわからないw

 

彼女の良かったところ

と悪いところばかり目がいってしまったので、彼女の良かったところを書いていきます。

 

彼女の良かったところは、他社での経験があったこと。あと非常にフレンドリーでした。

 

「コーヒーいる?買ってきてあげるよ!」と気さくな人。(買いに行っている時間は休憩中じゃなくて、勤務中だったけどね・・)。

 

第一印象は良いのではないかと思う。私は彼女の声が好きだったかな。とてもかわいらしい声でした。

 

でも言っていることと、行動に大きな違いがあったので、うそばかっかりついているんじゃ・・とやっぱり最後は感じました。

 

会社の対応

会社の対応はどうだったのかといいますと・・

 

いきなりクビではなく、段階を踏んではいたと思います。個人経営の会社じゃないし、一応大手だし・・。

 

もちろんこのプロセスは水面下で行われていました。ターミネート(解雇、契約解除)のプロセスを確認している様子があったので、警告をまずは彼女に出すなどはしていたのかなと。

 

どのタイミングで何を行っていたのかはわかりませんが・・。

 

他の同僚たちは、表立って彼女の文句を言う人はいなかったけど、内心はかなり怒っているみたいでした。

 

そりゃそうだよなー。

 

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私の感想

私は「会社側はいつまで彼女を雇用し続けるんだろう?」と感じていました。

 

合計、何日くらい欠勤したかはわかりませんが、相当休んでいました。「明日は出勤する」と約束しても当日また来ないを繰り返していました。

 

明日は来ると期待していても来ないから、最初は心配だったけど、どうせまた来ないんだろうなに変わりました。来れないなら最初っからこれませんの方が、まだ良かった気がする。

 

自分の会社じゃなくて他人様の会社なのに、自分が休みたいときは欠勤していたイメージですね。

 

だから「これだけ休んでるのに、会社はいつまで彼女を雇用しているんだろう?」と思ってしまいました。人材不足だから、こんな状態でもいてほしい部分もあったと思うけど、他の従業員に与える悪影響を考えるとデメリットの方が大きいのでは?と感じました。

 

約4ヶ月間の雇用中、最後の3週間くらいは、私は彼女の姿を全然みていないのですが、こんだけ休むと出勤するハードルがどんどん高くなるのでは?とも思いました。休んでいるうちはいいけど、休み明けの初日は特に会社に行きづらいですよね。

 

クビになる前、数日会社に来た様ですが、態度は悪かったみたいです。

 

私からしたらどんだけ自分勝手なやつなんだ?と思いましたが、もしからしたらみんなに言えないような理由があったのかもしれません。

 

例えば、メンタルが弱いとか・・(正直、私は相当メンタルが強そうだと思いましたが・・)

 

そういった理由で会社は彼女をなかなかクビにしなかったのかもしれません。シッターが見つからないという理由も、それだったら仕方ないかという気もするし、できるだけ本人によりそっていきたいという上司の考えだったのかもしれない。

 

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最後に

私はここまで欠勤を繰り返す人をはじめてみました。

 

でも逆に言えば、

 

・ちゃんと休まずに出勤する

・真面目に働く

 

という基本的なことをしていれば、クビにはならないと思います。むしろアメリカだと、よく休む人、真面目に働かない人も多いので(日本と比較するとかなり多いと思う)、時間通りに出勤して真面目に働く人は、どこへ行っても重宝されると思います。

 

「みんながやってるから私もいいや、休もう」だと同じになってしまうので、そこは流されないように。見てないようで人は見ています。

 

最初は仕事がみんなよりできなくても、コツコツやっている人はそのうち人を抜いていきます。仕事は毎日の繰り返しだけど、時間とともに糧になり、実力になります。

 

仕事に向き合う姿勢は日米変わらず。大事なことなんだなと改めて思いました。

 

 

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