離陸が超快感!飛行機マニアな元CAの私が旅客機&空港好きな理由
ちょっと前に日本に一時帰国した際に、3年ぶりくらいに飛行機に乗りました。その時にやっぱり飛行機と空港って最高だなって思ったので今回はそのことについて書こうと思います。
なぜ飛行機に3年も乗ってなかったのかというと、グリーンカードを待っていてまだ手元に届いて無かったのと、夫がレストラン経営を始めてしまったのでそれに集中していて時間が取れなかったからなのですが、3年のブランクあるからこそワクワク感が半端なかったです。
久しぶりの日本、あと自分が以前は航空会社で働いていたなんて嘘みたいに飛行機に関わらない時間が経っていたので余計にそう感じたんだと思いますが、飛行機での移動はとても楽しいものでした。
出発時間が早かったので朝4時くらいに起きたんですけど、飛行機に乗れる!と思うとやっぱテンションが上がってしまい、朝っぱらから空港内で写真バンバン撮るわ、空港内歩きまわるわで、もう嬉しかったです。夫は眠そうで全然面白そうではありませんでした。
(ラスベガス マッカラン空港のエスカレーターに、滑走路を見立てた飛行機の模型が飾られている)
搭乗開始して自分の座席に着席してからもソワソワです。なにせ3年ぶりですし。
とりあえず本とか携帯電話など必要なものはシートポケットに入れて自分の快適ポジションを整えたら機内誌や安全のしおりに目を通して、でプッシュバック始まるとあ~動いてる!って第2の喜びです。自分、完全に子供に戻ってました。離陸の瞬間はワクワク度がマックスになっていました。
窓側の座席からは先行機が離陸滑走していったのが見えます。
次の離陸は自分達の飛行機。この瞬間を待ってました!
飛びました~!みるみる離れていく地上。やっぱり飛行機ってめちゃくちゃ楽しいですね!
自分が乗務していた時はこの瞬間は緊張していたので、やっぱり感覚が全く違います。離陸滑走を始めても離陸中断することあるし(私は1度も体験はしていないですが)、万が一、緊急時になった場合の手順とかその時はどんなアナウンスをするかとか考えていましたし、ギアが収納されて離陸するまでの数分間は気が抜けなったので、やっぱ楽しいという感情ではなかったなあ、などという事も思いだしていました。
◆スピード
自分がなぜ飛行機が好きなのかというと1番は離陸の時のスピード感が好きだからです。離陸するまではノソノソ誘導路を走ってる大型機がいきなり200キロ300キロって出すわけですから、飛行機の本気みたいのを感じるんですよ。かといっていきなり超スピード出すジェットコースターはあまり好きではなかったです。なんというか、超スピード出して離陸するというこの瞬間にワクワクが全て詰まっている感じが自分は好きなんだと思います。
◆特別空間
空港も機内も特別空間だという所が自分は好きです。航空券買って手荷物検査場で検査を受けた人しか制限エリアには入れないし、上空で飲み物飲んだり食事したりって非日常です。上空から景色見るって中々出来ないので、そんな優雅な時間が流れているのもいいなあ。国際線なんかはアルコール飲み放題とかも特別ですよね。
あと細かいところでいうと、アナウンスやチャイムの回数とかも会社によって違うので、飛行機利用する際はそういった違いも楽しんでます。
子供の頃に成田空港行ったら外国人が多くて、でも日本語は通じるので日本にある外国みたいな感覚になって、そんな雰囲気も好きだったかな。到着ロビーで自分の家族とか友達が出てきて久しぶりに会えるとか、再会できる場所っていうのも良いです。
逆に別れの場所でもあるからその時はシンミリしますけど、それも含めて自分にとっては特別な場所です。
◆遠くから見るのも最高
割と家の近くに空港があり離着陸する飛行機が頻繁に見えます。着陸機が徐々に高度下げながら列をなして飛んでいるのを見るのも好きですね。お~、上空混んでるな、みたいな。もちろんすぐ真上を飛んでいく飛行機見たらすごく喜びます。
離陸してあっという間に空高く昇っていく姿って希望が湧く感じがする。自分も上昇したいなと思う。向かい風に向かって飛んでいるのが良いっていてた人いましたけど、私も同感です。
飛行機の嫌いな所を考えてみたのですが、そうですね、自分にとっては国際線なんかは同じ体勢で長時間座るのがちょっときついことくらいですね。それくらいしか思いつかないなあ。
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飛行機が揺れて怖いという方が多いと思うのですが、昔は私も怖いと思っていたのですが、航空会社に入って航空機はそうそう落ちないことを学びましたし、今は大概の揺れでは全然動じないです。
なんというか、まずそもそも簡単にパイロットになれないですし、なったあともものすごい勉強したり訓練していて、そういった人達が操縦桿握っていると知ってからは彼らへの信頼度がめちゃくちゃ高くなっているので、これはそう簡単に落ちないぞっていう安心感があります。
キャビンクルーも同じで、笑顔で丁寧なサービスしながら機内の安全にめちゃくちゃ目を光らせています。例えばいつもと違う音、振動があったらどんな小さなことでも整備士や機長にすぐ報告してますし、五感を働かせながら接客しています。お客様に体調不良の方はいないかとか、怪しい行動している人はいないか、とかそういったことも常に見てます。もちろん整備士もそういった報告を大したことないとは思わずに、必ず確認しています。
地上では管制官にも見守られてますし、整備士も地上の係員も、出発したら終わり、では無くてちゃんと到着地空港に必要事項を引き継いでいて、到着地では無事に飛行機がやってくるのを待ってるんですね。受け入れ万全なんです。飛行機は一人で飛んでいる訳ではないし、安全最優先で社員が全力で取り組んでいるのを知ってるので、飛行機が怖いと思うことはほどんどありません。
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デルタのB717-200
(出典:https://www.delta.com/)
今回私が乗った1つ目の機材はデルタ航空の717-200で、エンジン真横でややうるさく、モニターナシの座席だったのですが、モニター無いからこそ乗務員の安全デモを見ることができたのは良かったですね。
前日に興奮して眠れなくて、睡眠時間3時間だったのでとても眠かったですけど、やっぱり背筋を伸ばして超熱心に注目して見てしまいました。
717って日本では見かけない機材で、非常口が前方に2箇所、翼状に4か所、後ろに1か所あって、ちょっと変わった機体なのも面白かったです。トイレ行くとき後方の非常口をちょっと見たかったのですが、窓側の座席で、しかもお隣のお客さんぐっすり眠ってたので、シートポケット内の安全のしおりで我慢しました。
あとデルタ航空の機内無料Wi-Fiを今回はいじくってみました。
驚きだったのは、今ってWi-Fiにアクセスして、機内からでもメール送れてしまうのですね。速度や容量は地上のときの通信状態と同じではありませんが
●imessage
●フェイスブックのメッセンジャー
●wtahs up
使ってメッセージだけなら送れるそうです。画像は重いので、文字だけということですね。
試しにimessageを使って上空でメッセージを送ってみたら送れた!と言っても送った相手は座席はバラバラだけど同じ機内にいた夫ですけどね。しかもメールに気づいてなくて、全く意味なし。
フェイスブックのメッセンジャーはちょっと重いのか、起動すらしなかったですが、便利な世の中ですね。以前は機内で電子機器を使うことができませんでしたが、今ではWi-Fiを機内で使えるようになているので、もうびっくりです。いずれはもっと速くてスムーズにアクセスできる環境になっていそうですね。
無料Wi-Fi使って機内で映画も見てみました。
自分のパソコンで機内の映画を楽しむのは、乗務員のアナウンスのたびに映画が中断されることは無いし(デルタ航空では中断しませんでした)、結構よかったですね。映画の種類も豊富でした。
ただ、20分おきくらいにWi-Fiが中断するのでその都度接続しなおすのがちょっと面倒でした。いいとこで話が止まる~みたいな。
上空で飲み物とお菓子が配られて、窓側に座って景色眺めながらのクッキー&コーヒーは最高のひと時でした。
シアトルに着く前は雲がずっとかかっていて、着陸態勢に入っているものの、景色全く見えないから高度が下がっているのかがわからず、どの辺飛んでるのか?と思いましたが、ボコっとギアダウンの音が聞こえたので、もうすぐ着陸だとわかりました。最後、雲が切れて地上見えた時は地面がかなり迫っていたので、かなり雲が低くかかっていたようです。
シアトルにランディング。フラップがかなり伸び、角度も変わって風の抵抗をモロに受けています。雲で目の前何も見えてなかったと思うけど、レーダーとかだけで着陸出来てしまうのはやっぱり凄いなあ。
シアトル着いてから成田まで乗り継ぎあったのですが、その霧の影響で3時間遅れになってました。シアトル霧の為、使用機が目的地変更してポートランドへ向かったみたいで。
乗り継ぎ時間が短かったので、シアトルで空港見学できないよ~!とちょっと嘆き気味だったのですが、成田行きが3時間遅れたので見学出来ました。良かった!遅れに感謝していたのって私ぐらいだったかもしれないですね。
でも3年ぶりに乗った飛行機や空港はやっぱ超良かった!
乗り継ぎの出発ゲートが3回くらい変更になって行ったり来たりしましたし、遅延だったので疲れたハズなんだけど、それを差引いても楽しかったし、飛行機は最高の乗り物だなあという気持ちが凄く強いので、やっぱ自分にとっては特別なんだなあと思います。
長い国際線の機内での過ごし方についてはこちらで書いています→飛行機好きすぎてCAになった私流!長時間の国際線機内での過ごし方
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