海外旅行は消費かそれとも投資か?旅行で価値観は変化する
海外旅行へ行くことの目的は何ですか?
癒やしを求めた心身のリフレッシュ?
頑張った自分へのご褒美?
見聞を広める為?
その人により理由はさまざまだと思います。
今の時代はインターネットの発達により、どこの国がどのようなところか、調べれば行かなくてもすぐにわかるようになりました。
例えば、
「アメリカは日本の25倍の面積を持ち、多様性の文化で、民主主義国家」
アメリカやほかの国々が、どのような場所であるのか、いつでもインターネットで手軽に調べられますよね。実際の映像も見ることができますよね。テレビからも情報は流れてきますし、スマートフォンでも簡単に何でもどこでも検索できる時代になりました。
行ったことがない人から、よくこんな声が聞こえてきます。
「アメリカってこんな感じの国でしょ?わかるわかる、知ってる知ってる」
でもそれは有り余る多くの情報によって、電子情報の価値が下がり、一方で実体験の価値は上がっていると言えるのではないでしょうか。
ネット情報からはわからない、体験を通じた経験は何ものにも代えがたく、実際に自分で見たり、触れたり、感じたり、においを嗅いだり・・こういった体験は、何倍何十倍もの価値になると私は思います。
そしてネットでただ見るだけの情報よりも、遥かに遥かに自分の体の中に入ってきます。その先もずっと心に残ります。
特に海外旅行はとても価値が高く、そして最高の教育になるといえると思います。
人は物事を考える時に、比べることをします。自分が何かを考える時は、無意識に何かと比較しながら考えます。
思考の質を上げるには、比べる対象としてどれほどの体験をしているかが大切になってくるそうです。
例えば、日本で暮らしていると日本の良さがわからなくなる時があります。もしかしたら、日本の良さについて考えてみる機会はほとんどないかもしれません。
実際、私は日本にいたとき、日本の良さを分かっていませんでした。それがに常に当たり前だったからです。
でもいざ日本の外に飛び出してみると、日本良さがとても良く分かります。
日本の食の質の高さ、治安の良さ、サービスの良さ・・。日本って素晴らしい!
普段、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったんだとわかります。
日本食ってこんなに手間をかけて作ってるんだ
日本って世界的にみればとても治安が良いんだな
日本の公共の乗り物は本当に時間に正確だな
日本について客観的に見ることが出来るんです。
日本にいて、日本の中から日本を見るのと、海外から日本を見るのでは、同じ日本に対する認識が大きく変わるのです。こうやって比較対象を増やしていくと、思考の質はグングン上がっていきます。
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他にも、日本にいて日本人の中にいる時は、自分が普通の日本人としか感じられませんでした。細かい所を言ったらみんな違いますが、だいたいはみんなと同じ様な背丈で、同じ様な髪の色で、同じような服を着ている。
それは比較の対象が大体同じ日本人だからです。
しかし一歩外に出れば、自分の見た目が他の人とは違うことがすぐにわかります。
髪の毛や目の色、身長や体格が全く違う
自分はアジア人なんだ、日本人なんだ、とすぐにわかりますし、日本人だということを今までよりも強く認識します。
そして自分がどのような人間かということがわかってきます。自分が何をやりたいのか、やった方が良いのかも鮮明にわかってきます。
大人になってからの旅行は「旅を楽しむ」ということが目的になることが多いかもしれませんが、小さい子供のうちに海外旅行に行き、比較体験が増えると、思考がどんどん成長していく機会になると思います。
全ての人に言えることは、海外旅行は自分や物事を客観的に見つめなおす、素晴らしい機会だということ。
旅行の体験は形には残りません。
でも価値のある体験として、自分の体の中にその先も強く残り続けるものなのではないでしょうか。
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