アメリカ全体の気候の特徴!地域や区分によって天気&気温が全く異なるよ

アメリカは国土が広いので地域によって天気や気温が大きく異なります。
実際に体感しないとなかなか想像がしづらいのですが、アメリカの中に日本はすっぽりと入る大きさなので、日本と同じような気候の地域もあれば、日本にない気候の地域も存在します。
【アメリカと日本の地図。私の手書きなので日本の形が変でスミマセン。】
日本もアメリカも、緯度で言うと北緯30~40度の間に位置します。日本とアメリカで緯度を比較してみると上の図の様な感じになるので、アメリカの東部については日本と同じような気候になります。
冷帯-北海道
温帯-本州
亜熱帯-沖縄
といった所でしょうか。
冬はカナダからの強い寒気が下りてくるので中西部から東海岸は寒くなります。
冷帯の地域にあるミネソタ州の冬はめちゃくちゃ寒くて、真冬の最高気温が氷点下だったりします。そんなミネソタが何と言われているのかと言うと、
「アメリカの冷蔵庫」・・。
言い回しが面白いですね。何かのサイトで見たのですが、
「夏は暖かく・・」
って表記も面白かったです。夏は暑くないんですね。
夏の中西部から東海岸は、カリブ海方面から湿った空気が上昇してくるので暑くなります。
夏から秋にかけて台風の影響をよく受けるのが、テキサスの東部海岸沿いからフロリダにかけてです。
台風にはカトリーナとか可愛らしい名前がついていますけど、家々をなぎ倒してしまうので本当に恐ろしいです。
冬は北から寒気が、夏は湿った空気がというのは日本の気候ととても似ていますね。
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アメリカの西海岸は地中海性気候で大変過ごしやすい天気です。
太平洋に面しているものの、冷たい海流が流れているので台風は発生しません。
以前カリフォルニアの海に足だけ入ってみたことがあるのですが、驚く程海水が冷たかったです。そんな中でも海水浴している人はいますが、温かい水でないことは確かです。こりゃ台風が発生しないハズだあと思った記憶があります。
カリフォルニア州の人口が大変多いのは、気候の良さが理由の1つでもあるんでしょうね。
西海岸でもカナダ寄り付近は西岸海洋性気候。シアトルなんかはこの気候で、雨や曇りの日が多いです。
似ている気候としてはロンドンが近いのではないでしょうか?
私はロンドンに行ったことが無いので詳しくはわかりませんが、曇りの日が多いイメージがあるので、シアトルとロンドンの天気は似ているのかもしれないですね。
ロッキー山脈が南北に走っている付近は標高が高いエリアで高山帯。それ以外は乾燥帯になります。乾燥帯はその名前の通りで、あまり降水量がありません。
ラスベガスなんかは雨が全然降らないので湿度が1桁になるほどめちゃくちゃ乾燥してます。ステップ気候のエリアで雨が降ったとしても、湿度が高いなあという感覚は全く感じないと思います。
アメリカの乾燥している地域ランキングを挙げてみると
①ネバダ州
②アリゾナ州
③ユタ州
④ニューメキシコ州
⑤ワイオミング州
となります。全て乾燥帯に属しているエリアです。
私は現在コロラド州(ステップ気候)に住んでいて、トップ5には入ってないのですが、それでも凄い乾燥しています。アメリカに来てから凄い量の水分を取るようになった気がします。
ハワイなんかは日本から行くと乾燥していると感じるかもしれませんが、アメリカ本土から行くと湿度が高い様に感じると思います。
地図の中央にある黒い線のあたりで降水量の多い少ないが変わってくるのですが、この線のあたりは竜巻が起こりやすい地域でもあります。
竜巻が起こりやすい竜巻街道は、オクラホマ、カンザス、ネブラスカ、サウスダコタ、ノースダコタ、テキサスあたり。竜巻が多発する時期は春ですが、その時期のいつ竜巻が起きるのかは予想するのが難しいそうです。恐ろしいですね。
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アメリカの気候は地域によって全く異なります!
スーパーに行くと1年中ほぼ同じフルーツが勢ぞろいしていて季節感が全くないのには驚きますが、これはこれでいつでも同じものが食べられて便利なのかも。
アメリカの気候を紹介しましたがかなり大雑把なので、旅行に行かれる際はちゃんと天候を調べてから行ってくださいね!
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