アメリカ生活で就職できず自信喪失。英語も仕事も不安な私が見つけた克服法
アメリカ生活でもどこでも、海外で生きていくって不安や恐怖がつきものだと思います。
英語につまずいてやりたい仕事に就けない、ランクを落としても仕事が見つからない。
しかもコロナでますます厳しい状況になっていると思います。
以前は採用が結構あったと思うのですが、コロナ禍でアメリカ人ですら職を失っています。それはわかっているけど、だからこそこの先が不安で、そんな中で自分のモチベーションをどう保てばいいのかわからなくなりますよね。
私は渡米してすぐは仕事をしたいという気持ちは全く湧いてきませんでした。
そんなレベルでは無かったし、現地で英語を使って仕事をするのが別世界のことに思えて、「就職」という言葉すら出てきませんでした。現地の語学学校には行っていましたが、生活に慣れるので精一杯。学校で友達をつくることすら大変なのに、就職なんてとても・・そんな風に思ってました。
「就職」という言葉がちらつくようになったのは、1年半か2年くらいしたときだったと思います。
働きたいという気持ちが湧いてきたとき、1番初めにレジュメを出したのは航空会社でした。日本で航空会社で働いていたので、その流れが自然かなと思ったんです。行動に移すことが大事、そう思ってよくわからないまま、ウキウキして出しました。
でも・・
レジュメは通りましたが、ビデオ面接でことごとく落とされました。今思えば、自分の英語力も客観的に把握もできてないのに無謀だった、とわかるのですが、このときは行動することが大事だと思っていたんです。もちろん結果はダメで、すごく落ち込んで、航空会社のことはすぐに諦めてしまいました。
他に何をしたかというと、コーヒーチェーンに行って、「採用していますか?」って聞きに行ったりしました。
でもネットの会社のサイトを通して応募して欲しいと言われたり、応募しても返事はなかったりして、これもムリなのか・・とまた落ち込みました。
スーパーに入っているコーヒー屋さんで働くのもいいかと思い、スーパーの面接に行ったのですが、連絡無くて不採用、同じエリアの他のスーパーに行ったら同じ面接官で、また不採用くらってさすがに超落ち込みました。
そのあと近所のジャパニーズレストランで少し働いたあと、夫のお店を手伝ったりして、そのあとまた就職活動を始めました。
レジュメを送っても基本返事なし。
とある会社から返事があり、嬉しくて人事担当とメールのやり取りしていたら、その会社が架空の詐欺会社で騙されそうになって、「私はバカだ!」と自己嫌悪でまた落ち込みました。
面接行った後に「まだ興味持ってますか?」という期待を持たせるメールをもらったあとの音信不通とかもありました。コロナ流行の直前だったので仕方ないとは思いますが、「仕事スタートだ!」という大喜びからの音信不通だったので、これも気持ち的には奈落の底に突き落とされたような気分でした。
私の返信の仕方が悪かったからではないか、私はなにかしたのではないか・・
自分のせいだと思ったし、自分を否定された様にも思いました。
私はいつになったら・・いつになったら・・。
そんな気持ちに支配されて、不安で不安でしょうがなかったです。
ネガティブな感情は本当に厄介ですよね。特に私のアメリカ生活の前半では、落ち込んだときに自分で感情を対処できませんでした。
むしろ自分を否定することを原動力としてきたのかもしれません。
でも夫がレストランを売って、また就職活動を始めようと思ったあたりで、自分を受け入れることの大事さを知りました。
自分の心から湧き上がる不安や恐怖、悲しみ、怒りなどのネガティブな感情が湧いてきしまうのはしょうがない。これはみんな同じです。私は採用のことだけではなくて、人に嫌な事言われたとか、横断歩道を渡りたいのに、全然車が停まってくれないとか、そんな些細なことでも気にしたり、嫌な気分になるタイプです。
以前はこういった自分の負の感情を、何か楽しいことをして打ち消そうとしたり、なかったことにしようとしたり、気持をなんとか持ち上げようとしていました。
でも今はこの湧いてきてしまった気持を、どうにかしようとはしていません。
最近はどうしているかというと、パソコンに向かって自分が思ったことをそのまま書き出して、どうして落ち込んでいるのか、なぜ悲しいのか、なぜそう思うのか、自問する作業をしています。これは自分と向き合う作業になるため、結構辛いですし、面倒だったりもするんですけど、これをすることで自分の気持ちを自分で解消できたりします。
これは友達や家族に話を聞いてもらうのと本質は同じで、でもそれを1人で行っている感じ。
友達や夫に話を聞いてもらったり、愚痴ったりすることで自分の感情が落ち着いたり、逆に質問されることによって、自分がどうしていきたいかが見えてくることがありますよね。特に友達や家族と話すと、それだけで癒やされるなって私は思うし、その人達の励ましでまた頑張れたり。あなたも頑張っているんだね、じゃあ私も頑張る!ってゲンキもらえたり。
これを自分ひとりでやっていくと、自分で自分の感情を対処できるようになる感じなんです。
自分でやるでも、誰かと話すでも、共通して大事なのは「自分を受け止めること」なのかなと思います。
自分の英語力を客観視するのも大事だなと最近は思います。
挑戦すること、行動することはもちろん大事です。それに加えて、相手の反応とか結果で自分が置かれている状況がわかると思うので、そこからどう改善していくか。一生懸命やってダメだったらいい意味でしょうがないです。今は自分はそのレベルに達してなかったということなんだと思います。
もちろん、タイミングもあると思います。そういうときはとにかく焦らない。旦那さまが仕事しているなら、今はそこに甘えるのも1つの選択だと思います。
落ち込むのは仕方ないです。落ち込むところまで私は落ちていいと思いますし、これが自然な感情だと思います。
違うのは、ここからどう動くか。
やめるのか
受け止めて進むのか
進む時にちょっとやり方を変えてみようかな?と自分で考えて、自分のできることをやっていけば、大丈夫かなと思っています。
私のアメリカ生活の前半は、楽しいこともあったけど、落ち込むことも多かったです。
でもそのあとに私は「自分を肯定することの大事さ」を知りました。
レストランを売ってしばらくゆっくりした後、また就活を始めました。自分が理想とするようにはいってないですが、今はそういった状況下に置かれても、自分の感情を自分でコントロール出来るようになってきています。
もし今、自信が無くなっている、怖い、不安だという気持ちを抱えているなら、まずは自分の感じた気持ちを、ありのまま受け入れてあげて下さい。
そのうえで、なぜ怖いの?なぜ不安なの?なぜ自信がないの?と更に自分に問いかけてみて下さい。
それをすると「私は一生懸命やったのに、採用されなかったから」とかそういう感情がまた湧いてきます。見たくない部分に直面することでもあるので、楽しいことではないんですけど、そんな対話をしていると、自分で自分を受け入れるようになります。友達や家族に思いっきり吐き出してもいいと思います。
自分を受け止めたら、また前に向かってあるき出せます。
だから自分を否定しなくていいということ、自信をなくしたとしても、自分を受け入れればまた歩いていけるということ
まだ時間がかかると思うけど、私は自分を受け止めながら、少しずつ歩いていきたいと思っています。
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