4年に1度のアメリカ大統領選挙!選挙制度の仕組み&選挙人をわかりやすく

アメリカ大統領選挙のシステムについて本で何度か読んでいるのですが、複雑でイマイチ頭に入らないんですよね・・。

 

しかもなんかめんどくさいし。

 

アメリカで暮らしていても、私はアメリカ国籍ではないので、選挙権はありません。

 

とは言え2020年は選挙が控えていますし、アメリカに暮らしている以上、知っておいた方が良いことだと思います。

 

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大統領選挙はいつある?

大統領選挙は4年に1度、夏のオリンピックが行われる年と同じ周期でやってきます。

 

大統領が再選出来るのは1度のみで、2期8年が最長。

 

アメリカにはグリーン党とか、リバタリアン党とか多くの政党があるのですが、圧倒的に力を持っているのが民主党共和党の2大政党です。

 

大統領選の流れ

アメリカの大統領選は出馬表明から含めると約2年近くかけて行われます。ものすごく長いですよね。

 

選挙の流れは大まかに言うと、予備選挙と本選挙の2つに分かれています。

 

予備選挙とは民主党と共和党のそれぞれが、党の代表者を決めるプロセス。

 

本選挙は党代表同士の一騎打ちといった所です。

 

■予備選挙と党員集会

 

予備選または党員集会とは、党代表を選ぶプロセスの事をさします。大体はこの2つの事を合わせて予備選挙とまとめて呼ぶことが多いです。

 

どのようにして党代表を決めるかなのですが、党内で代議員数を獲得し合い、過半数を獲得した人が党の代表になります。

 

選ばれ方は州や党により違うので複雑なのですが、投票(予備選挙)か話し合い(党員集会)で決めます。

 

この代議員という言葉がちょっとややこしくて理解するのに時間かかったのですが、予備選では党の代表を決めているんだなあ、とわかれば良いと思います。

 

予備選は選挙の年の2月から全米50州で順次行われていきます。

 

多くの州で予備選と党集会が開かれる3月のスーパーチューズデーはその山場。2020年は3月3日の火曜日にあたります。私が住んでいるコロラド州もこの日に行われました。

 

その間で支持率が低いとか期待が高まらないと資金を集められないので、勝ち目がないと思った候補は撤退していきます。2年とか長い期間を戦うには移動費とか宣伝費とかものすんごいお金かかりそうですよね!

 

7月には党の最終候補が決まりますが、だいたいその前にわかります。

 

2020年は4月上旬にサンダースが撤退表明。民主党代表はバイデンに決定しました。選挙よりコロナという感じで、忘れられている感は否めませんでしたが・・。それよりもNYのクオモ知事がよくテレビに映ってました。

 

■本選挙

一般投票が行われる本選挙は11月。

 

それまでに党代表同士で白熱した討論などが行われ、その様子がテレビで中継されたりします。

 

彼らの衣服が赤とか青、白なんですよね。国旗の色、党カラーをあしらっていて、愛国心を煽るなあと思いました。

 

有権者はどのように投票するかというと、投票用紙に政党名と名前が書いてあるので選ぶだけ(1つ)。

【2020年の投票用紙】

 

各州に一定数の選挙人(人数枠)が振り分けられていて、勝った候補がその州の選挙人のすべてを獲得し、勝敗はその選挙人全体の半分以上を獲得することにより決まります。

 

※選挙人という特定の人物がいるわけではなくて、あくまで人数枠です。

 

投票の仕方は間接的ですが、投票用紙でもダイレクトに候補者の名前を選んでいるので、実質は国民が直接選んでいることになります。(こちらについては次の項目で詳しく解説します)

 

そして年をまたいで1月20日が新大統領の就任式となります。

 

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勝敗の決め方

大統領選の勝敗は獲得票ではなく、獲得した選挙人の総数により決まります。

 

人口により各州に一定数の選挙人(人数枠)が振り分けられ、州ごとに勝った候補が選挙人の全てを獲得するのがポイントです。感覚的には州ごとに誰を大統領にしたいのかを決めている感じ。合計538の選挙人がおり、その過半数の270を獲得した候補が勝つ!

 

※各州にあてがわれる選挙人の数は、上院(すべての州に2人)と下院(人口に応じて1人〜53人まで)を足した数。例えばコロラド州は、選挙人の枠が9人。内枠は、上院2名分+下院7人分=9枠。コロラド州でバイデンに投票する人が多ければ、9という数字を全部バイデンがかっさらっていくことになります。トランプに票を入れている人がいても、バイデンの票の方が多ければ、コロラド州でトランプが獲得する選挙人数は0になるわけです。

 

票の多い少ないではなく、選挙人の数をどれだけ多く取れるかが重要なので、票が少なくても大統領に選ばれるということが起きます。

 

候補者はどの州を抑えるのかが重要となってくるわけです。

 

これはよく陣取りゲームに例えられます。人口の少ない州にも発言権を与える制度であり、面白いといえば面白い方法です。

 

民主党が強い州と共和党が強い州は決まっている

 

【出典:https://solve.nationaljournal.com/battleground-states-in-the-2020-election/ 数字は選挙人の数】

 

民主党が強い州と共和党が強い州は、あらかじめ大体は決まっています。

 

民主党が強い州はブルーステートと呼ばれ、主に北東部や西海岸沿いの州、5大湖の周辺。

 

共和党はレッドステートと呼ばれ、南部、中西部、西部に位置する州が多いです。

 

一見赤が多いのですが、比較的人口が少ない州が多くて、選挙人の数も応じて少なくなります。

 

青でも赤でもない残りの州はスウィングステートと呼ばれます。勝敗は大体このスウィングステートで決まります。

 

例えばコロラド州はスウィングステートで、民主党・共和党の支持者が半々くらいずついることになり、どちらに転んでもおかしくありません。今年はどっちが取るんだろう?

 

人種によって投票のパターンがある

あくまでもパターンですが、

 

・民主党 有色人種で人気

・共和党 白人(とはいえ白人票は民主・共和どちらにも動きやすい)

 

というのはあります。傾向的にはアメリカは有色人種がどんどん増えているので、長い目で見ると今後は民主党が有利になっていくということになります。

 

大統領選の問題点

大統領選ではいくつか問題が指摘されています。

 

・実質2大政党しかない

・投票数で勝っても、選挙人制度により勝てないことが起こる。トランプ大統領がヒラリー候補に勝った時も起こっている。候補者がスウィングステートに力を入れてキャンペーンをする傾向が強くなる

・選挙期間が長いため、現職の政治家の業務遂行がおろそかになる

・選挙では広告宣伝したり移動費にお金がかかる。戦う期間も長いので、資金力のある候補が有利

 

選挙人制度ではなく、投票数によって大統領を決定したほうがいいという意見もあるので、もしかしたら今後変わっていく可能性はあると思います。

 

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感想

前回の大統領選の時にテレビで演説や開票中継を見ていたのですが、感想としてはお祭り騒ぎな感じがしました。

 

ヒラリー候補が勝つだろうと思っていたのですが、まさかの接戦でしたし、獲得票が多くても負けるという事が起きました。日本の友達からもアメリカどうなってるの?と沢山連絡が来た覚えがあります。

 

大統領を選ぶ方法が実質は直接なので、選挙がとても身近なものに感じやすいなあと思いました。

 

国民は自分達が大統領を選んだと感じやすいし、逆に大統領は国民から選ばれた!と感じやすそうだと思いました。

 

日本の選挙はちょっと他人事というか、遠いというか、そんな感覚が私はありました。日本は国会議員が総理大臣を決めるので、ワンクッション置かれてますよね。

 

そういう意味ではアメリカの選挙はとても近いものです。選挙権が無い自分ですらそう思うので、ある人はもっと身近な感覚だと思います。

 

お笑いでも政治ネタはかなりやるので、そういう文化からも政治が身近なものという感覚があります。アメリカ人はこういう話とかネタが好きなんでしょうね。

 

アメリカに住んでいるとかこれから住むのであれば、例え選挙権がなくても移民政策は実生活に直結するので、ちょっと興味も出てくると思います。

 

政治の話ってめんどくさいなあって思ったりもしますけど、共和党の大統領だったら、移民には厳しめな政策を取る傾向にあるので、ビザや永住権の手続きに時間かかるかもなあと予測出来たりします。なのでさらっとくらいは知っておいた方が良いと思います。

 

移民の事意外にも医療のことや外交のことなど争点は色々ありますが、2020年は国内だけでなく日本や世界中から注目が集まりそうですね。

 

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結婚を機にアメリカに住むようになった30代。
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