なぜトランプは大統領になれたの?政治の素人が大統領選挙で勝った理由

再選を狙うトランプ大統領。11月には大統領選挙を控えています。

 

前回の大統領選(2016年)はトランプVSヒラリーでした。

 

投票数ではヒラリーが勝ったのですが、選挙人を多く獲得し、大統領の座に就いたのはトランプでした。(選挙人についてはこちらで書いています⇒4年に1度のアメリカ大統領選挙!選挙制度の仕組み&選挙人をわかりやすく

 

今回は振り返りを兼ねて、なぜ前回の大統領選でトランプが勝てたのかを見ていきます。

 

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トランプの政策とスローガン

トランプがアピールしていた政策は色々ありますが、大まかには以下の通りです。

 

政策①失われた製造業を復活させて、多くの雇用を生み出す

「アメリカの製造工場が中国に移転してしまったのは自由貿易のせいだ!」

 

政策②アメリカの法と秩序を回復させ、安全なアメリカ社会を生み出す

「メキシコとの国境に壁を作る!」

「テロ多発している国から入国させない」

 

政策③軍事力を背景にした強いアメリカ

「オバマ大統領時代の軍縮小を元にもどす!」

 

そのためのスローガンがこちらでした。

 

アメリカをもう一度偉大にする

アメリカ第一

 

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トランプ大統領はなぜ選挙で勝てたのか?

トランプ大統領が勝てたのは、ターゲットを明確にして政策を打ち出したのが、1番大きな理由なのではないかと思います。

 

ターゲットは誰だったのか?というと、白人の労働者層で、特に大学を出てない人達です。

 

このままだとビンボーになっちゃうよ!なんか見捨てられてる気がするよ!という人達の不満を見逃しませんでした。

 

場所でいうと、ラストベルト(ラストはサビの意味で、主要産業が衰退した工業地帯の意味)の労働者。ペンシルバニア、ミシガン、ウィスコンシンなどです。

 

もちろんここだけというわけじゃないんでしょうけど、メインはこのあたりです。

 

アメリカにとって不公平な貿易が、アメリカの製造業を衰退させたとアピールし、支持を獲得しました。

 

アメリカの製造工場が中国に移転してしまったのは

 

・自由貿易のせいだ!

・安い外国の商品が流れこみ、アメリカの国内産業が衰退したんだ!

・アメリカの経済優先だ!

 

と主張したんですね。

 

伝統的に共和党が強い州はもちろんですが、スウィングステート(どっちに転んでもおかしくない州)のオハイオやフロリダ、ノースカロライナ、そしてスウィングステートでも最近は民主党候補が勝ってきたペンシルバニア、ミシガン、ウィスコンシンでも勝利を収めて当選しました。

 

要はヒラリーが勝つと思われていた州をトランプが抑え込みました。

 

トランプはカリフォルニアやニューヨークでは勝ち目がないので選挙運動をしませんでした。勝てそうな州で集中的に選挙活動を行いました。勝ち負けは得票数ではなく選挙人の数なので、それを気取らない言葉で上手く集めたんですね。

 

トランプを支持したのが金持ち層ではなかったのは意外でした。

 

民主党は元々貧しい人の味方だったのに、最近は企業優遇寄りになってきているので、白人の労働層を失った形になったのだと思います。

 

口が悪くて喧嘩腰だったり、人を侮辱するようなあだ名付けたり、「メキシコとの国境に壁を作る!」「テロ多発している国から入国させない」と言ってたのは、良くも悪くもインパクトはありましたよね。

 

「メキシコから来たやつは強姦魔」発言など、人々の興味を惹き付けるのは間違いないので、演説は上手いんだと思います。

 

気取った言葉じゃなくて、支持層が使うような表現を使ったりしたのも、うまかったですよね。叩かれても全然動じないですし。政治の経験が全くないからこそ、出来たことなのかもしれないですね。

 

そして移民とか中国とか外に対して敵意を向けるようにしましたよね。そうすると団結やすいし、まとまった力が外に向かうと凄い力になるわけです。メディアをもフル活用しました。勝てないと言われ続けてきましたが、最後は勝利しました。

 

人種的なことで言えば、

 

・共和党の支持層:白人労働者やキリスト教信者、福音主義

・民主党の支持層:アフリカン・アメリカン、ヒスパニック、アジア、ユダヤ系

 

です。

 

ただ、選挙と言っても選挙に行かない人も結構いて、前回の投票率は55%くらいでした。その中の70%くらいは白人でしたが、その多くがトランプに流れた様です。

 

今更何を言ってもタラレバになりますが、もしかしたら相手がヒラリーでなければトランプは負けていたかもしれないですね。初の女性候補者でしたが、アメリカは男性優位の社会がまだ強いし、前回のオバマさんの初のアフリカ系に続き、その次も初の女性となれば、そういう流れが許せいないという感情もアメリカにはあったと思います。

 

とは言え、彼女のスローガンってなんだったけ?というくらいインパクトはなかったです。彼女の場合、良くも悪くも人の心を掴みませんでした。

 

それよりもトランプの方がインパクト有りすぎた、というべきか。

 

トランプ大統領は別にダメ元でもいいや〜くらいの気持ちでやっていた所もあったでしょうし、それが良かったのかもしれないですね。

 

尚、ヒラリーのスローガンは何だったかな?と調べたら、「一緒なら強くなれる」でした。

 

そうだったっけ?

 

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次の選挙はバイデン(民主党)VSトランプ(共和党)

ニュースでは今の時点ではバイデンがリードとかって言われれてますね。

 

でも前回、世論調査ではヒラリーが勝つと言われていたのに結果はこうだったので、もうどうなるかわかんないですね。とはいえ、選挙人の数では負けたけど、票数ではヒラリーが勝っていたので、マスコミが正しくないわけではなかったんですけど。

 

今回はコロナのこともありますし、今後の動きによって変わって来そうです。

 

現役大統領ということでトランプ大統領のことは毎日テレビで見るけど、コロナでなかなか人が集まれないのもあって、選挙の中盤はバイデンさんをあまり見なかったです。やはり現役大統領はその分有利ですよね。

 

民主党はなんとしてでも次の選挙で勝ちたいハズで、とにかくトランプを引きずり下ろすためにバイデンを送り込んだといっても過言ではありません。

 

バイデンはアフリカ系に人気ですが、若者には人気がないと言われていますし、若者と女性層をどう取り入れるかも注目ですね。誰を副大統領候補に迎えるのかが気になるなあ。

 

⇒カマラハリスに決定しました。あと若者の支持がアツいバーニーサンダースも、バイデンの支持にまわっています。

 

前回は、面白いからトランプにやらせてみよう!と思った人達は、今回どっちに投票するんですかね?トランプの手の内も大体、わかっちゃったし。

 

トランプ大統領はバイデンのことを「寝ぼけた老人」と言って挑発してますが、トランプ大統領にとっては1番来てほしくない人が一騎打ちの相手になったのは間違いないと思います。

 

トランプ大統領の政策を振り返る!共和党トランプ政権のやったことをわかりやすく

こんなに違うの?アメリカの民主党と共和党の政策違いをわかりやすく

ジョー・バイデンってどんな人?トランプと争うアメリカの元副大統領の性格

低そうで高いバイデンの身長!トランプ大統領やオバマとも比較したらみんなデカい

 

アメリカ大統領選挙についてはこちらでまとめています↓

ハリウッドがブチ切れ!セレブVSトランプ↓

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ラスベガスについてはこちらでまとめています↓

ラスベガスに来たらグランドキャニオンは観光必須!

アメリカ生活のリアルについてはこちらで書いています↓

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