コロナ外出禁止で引きこもり生活。アメリカ(コロラド州)の様子と心の持ち方
アメリカでコロナウィルスの感染が拡大し、今や米国での感染者が世界で最多、10万人を超えました。
3月の中旬頃からの短期間で生活は一変。外出はスーパーへ行くか、数十分散歩に行くくらい。ストレス溜まりまくりです。
【コロナウィルスの影響で閉まっているグリーティングカード・雑貨のお店】
いつもはメキシコからの移民が多く入ってくる米国ですが、今は逆で、国境付近のメキシコでは「アメリカ人は家から出るな!」の事態。
メキシコはまだ感染者が少ないので、ここで食い止めたい所だと思うのですが、「アメリカ人はメキシコに来るな!」という日が訪れるなんて思ってもいなかったので、ちょっと笑ってしまいました。すみません。
3月の中旬にトランプ大統領が国家非常事態宣言を出してから、スーパーは時間短縮で営業。薬局は開いていますが、レストランやファーストフードは持ち帰りかデリバリーのみ。ジムや映画館はクローズとなりました。
私の住むコロラド州は、26日から自宅待機命令(stay at home order)が出ました。
最初は州都デンバーの一部のみに自宅待機命令が出ていたのですが、感染を防ぐために州全体へと規制がかかりました。自宅待機命令は4月11日まで有効ですが、状況によっては継続されます。→4月26日までに延長。
コロラド州は26日現在で、1734人が感染し、31人が亡くなっています。ニューヨークと比べると数は低いですが、内陸部もどんどん増えてきている感じです。 参照:https://covid19.colorado.gov/case-data
自宅待機命令ってなんなの?と初めてのことなので驚いていますが、食べ物を得る為にスーパーへ行ったり、健康維持の為、病院や薬局へ行ったりはオッケー。家族のケアの為に外出したり、散歩等もOK。特に許可書などは必要はなく、フランスの外出禁止よりは緩めだと思います。
「不可欠な業務以外は禁止」となっているのですが、その線引きがよくわからなくてちょっと混乱しました。
ファーストフードも閉まってしまうのかな?と思ったのですが、持ち帰りとドライブスルーはやっています。アメリカで3食全て自宅で!というのは無理だと思うので(料理しない人が多い)、恐らくオープンしていると予想してましたが、その通りでした。
街の様子ですが、確かに車通りはいつもより少なくなりました。
でもスーパーや1ドルショップは開いているし、ファーストフードも持ち帰りとドライブスルーはオープンしているので、非常事態宣言が出てからと比べるとそこまで大きくは変化はなし。
健康を維持するために、ウォーキングする人、ペットの散歩する人もちらほら。ただ大勢で集まることは禁止で、人との距離を保っている感じです。ワイワイ、ガヤガヤという雰囲気は全くありません。
私の住むところは白人が多くアジア人が少ないです。
コロナのことでいいがかりを付けられても嫌だし・・と思い、3月に入ってから外出する時は特に気をつけたり、最近は外出を避けていたのですが、どうもからだを動かさないと背中が痛くなり、気分もスッキリしないので、今は数十分だけ散歩してメンタルを維持している感じ。
とは言え、やはり感染したくない、させたくないので外出は最小限です。
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コロナで感染者増加、経済が滞るなどの話ばかりだと気持ちが暗くなります。ますます悪い方向へ行くのではないか、感染したらどうしよう、この先どうなるんだろうとか不安でいっぱいになります。
でも見方を変えれば貴重な体験ですよね。よく考えたら私は日本のバブルの時は小さかったのでよく知らないですし、テロのときもリーマンの時も日本にいたから正直他人事でした。世界を巻き込む程の事態って、そうそうないですよね。
不安で暗い気もちもあるけど、でもしょうがないので、本を読んだり、ストレッチしてみたり、英語の精度を上げたりしています。あと部屋の掃除も結構気分転換になるかな。
テレビではガーデニングをお勧めしてました。
あと、ペットを飼う人が増えているみたいで、シェルターにいた動物達が引き取られたニュースは良かったと思いました。
でもコロナが収まったあとに返しに来ないで、責任もって飼って下さいね!
という私も、ハムスターを飼いたいと夫にお願いしたのですがダメ!と言われました。とほほ。
アメリカはマスクしない文化ですが、それでも最近はマスク人口が増えてきているので、DIYしてみようかな。あれ?そういえば裁縫道具あったっけ?
アメリカでベアハントのニュースを見て心が温かくなりました。
え?ベアハントってクマ狩り?
ではなく、クマのぬいぐるみ狩り。
クマのぬいぐるみを窓とかに置いて、歩いている子供がそれを見つけて喜べるように、という地域の試みだそう。他の州でもやっているみたいですね。少しでも子どもたちが楽しい時間を過ごせるように、というささやかな思いやりが良いなあと感じました。
もちろん、人との距離は保っているそうですよ。
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こんなときだからこそ人を思いやったり、そういった気持ちを知ると温かくなりますよね。
道路に励ましのメッセージが書かれているとニュースも見たのですが、私の家の近くでもそれを発見しました!
こういった優しさって、しみるなあ。
私はですね、義理の母から連絡を頂き、ちょっと嬉しくなりました。
日米に離れて暮らしているから普段はあまり連絡を取ってなくて、どちらかとうと、私に厳しい感じがしていたのですが・・
でもやっぱり心配してくれているのがわかって、ちょっとホロっと来ました。心のこもったメッセージでした。
笑顔になったとか小さなことでいいので、私も誰かの役に立ちたいな。
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