トランプ大統領とバイデンの対中国政策の違い!真逆なアメリカの政党わかりやすく
2020年の11月にはアメリカの大統領選挙があり、それぞれの党の代表は、
共和党=現役のトランプ大統領
民主党=ジョー・バイデン
この2人が移民のことや環境のこと、外交などについて熱い議論を交わしていきますが、争点の1つになるのが「コロナに対する中国への対応」の様です。
どちらが中国に対して強硬であるかを争う流れになってきています。
共和党にも民主党にも共通していることは「中国への警戒」です。
でも対策は両者で全く違うと思います。
【トランプ大統領】
「コロナの原因は中国!私を再選させないように中国が必死になっている!バイデンは中国ファーストだ!中国寄りだ!中国の回し者だ!」
なんとも過激な発言・・。
トランプ大統領の考える対中国政策は、関税の引き上げや制裁、賠償金の請求だと思われます。
トランプ大統領は以前、
「バイデンは中国政府に働きかけてバイデンの息子の中国ビジネスを支援した。バイデンの息子のハンターは、ビジネスで中国から便宜を図ってもらった!」
と攻撃していました。
バイデンは否定していたのと、その後ハンターはビジネスの幹部から退いて、父が大統領になったら外国企業とビジネスをしないと宣言したので、今後またここをトランプ大統領がつつくことはあまり出来なそうです。まー、トランプのことだからまた引っ張り出すかな?
【バイデン】
「コロナの対応でトランプは中国を称賛していた!トランプはコロナを軽視して、(アメリカでの)対策を十分取らなかった!トランプは口先だけで対応が悪い!」
バイデンさんは民主党のなかでも穏健派で、多国間協調という考えを持っています。
バイデンさんに限らず民主党が中国寄りと言われるのは、自由貿易の推進などそういったスタンスを取ってきたからです。そういった背景もあってトランプ大統領はバイデンを「中国にやさしい」と避難するんですね。
バイデンは、
「トランプが行っている中国に対する追加関税が唯一の解決策ではない」
「他の国と協力して中国に圧力をかける」
という方向で、トランプ大統領に立ち向かう様ですね。
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トランプ大統領は、本音では中国との貿易交渉自体はしていきたいと思うのですが(巨大な市場でもあるからです)、そこはどうするのでしょうかね?
中国ー米国の関税かけ合いの貿易戦争は、世界一の覇権をかけての争いをかけている部分も大きいし、コロナの責任追及もあるし、このまま更に強硬でいくんでしょうか?
それとも米国の農家や企業の為に(大統領選で票が欲しい為に)また譲歩することがあるのでしょうか。選挙中はないのかなあ。
あと、現役大統領+ツイッターはやはり強いなあと感じます。
トランプ大統領は、「バイデンは携帯電話を使うのすら困っている」とツイートしていたり、自画自賛が多いのも、私は子どもみたいだなあと感じてしまいますが、ツイッターのフォロワー数がバイデンさんよりかなりいます。
トランプ大統領・・フォロワー約8025万人
バイデンさん・・フォロワー約555万人
(2020年5月の時点で)
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1265013797334507521?s=20
全体的に感じるのは、トランプ大統領はスキをついたり、わかりやすいフレーズを考えたり、あだ名付けたり、批判の矛先を他に仕掛けるのがほんとに上手いですね。
やはり元ビジネスマンだけあって、マーケット戦略は凄いんだろうなあと思います。
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