超役立った!アメリカで就職する為の英語面接レクチャーと練習をしてくれる州の機関
州主催で、インタビュースキルを向上させる無料レッスンがあったので、受けてみました。
あまり期待してなかったのですが、これが超良かったです!!
去年、仕事探しで州のお役所が行っている職安のようなところに行ったときは、担当してくれた人の対応が大雑把な感じだったので、利用しても意味なかったと思っていたんですけど、それとは大違い。
(そのときのことはコチラで書いているので興味ある方はどうぞ⇒アメリカの職安!コロナで仕事がなかなか見つからないので行ってみた感想)
在米の方向けになるのですが、私の経験がどなたかに役立つのではないかと思うのでシェアも込めて、記事をかいていきます。
私が受けたレクチャーはバーチャルで、Zoomを使って行われました。
レクチャーの内容は
・インタビューで大事なこと
・インタビューの種類
・インタビューでの質問の種類
・質問に対する応え方
・インタビューでのマナー
こういったことで、ほとんどは面接に関する基本でした。
内容はベーシックなものではあったのですが、質問したら丁寧に答えてくれましたし、時々私も質問をされながら、2時間をフルに使って行ってくれました。
私が1番良かったと思ったのは、進行役のファシリテーターが凄くプロフェッショナルな人で、優しくて丁寧な人だったことです。説明もわかりやすかったし、質問しやすい雰囲気を作ってくれていたことも感謝したいくらい!
無料レッスンだし、アメリカだからオンタイムで始まらないかもなあと思っていたのですが、この方は時間前からスタンバイしてくれていました。
内容も、基本的なこととはいえ私には再認識することもあったので、受けて良かったです。
例えば、
・「tell me about yourself」では、プロフェッショナルなことを伝えるべき。趣味とか家族のこととかはどうでもよく、そういったことを面接官は聞きたいと思っていない。スキルや経験を伝える
・オンディマンド(バーチャル)のインタビューではジェスチャーをせずに、手は机の下に置いておいた方がいい⇒手を大きく動かしたりするとカメラを遮ってしまうから。
・もしバーチャルの面接なら背景にも気を配る。部屋のファンが回っているのであれば、ファンを止めるか相手の視界に入れないようにする⇒動いているものに目が行ってしまうから
・ライト(光)が自分の正面に当たるようにパソコン置く。光が後ろや横から当たると、自分の顔が影になってしまう⇒ファシリテーターが実際に光の当て方を変えて、自分がどう映っているのか実演してくれました。印象にかなり大きな違いがあったので驚きました。この方自身も、自分がもっともよく映るような設定でレクチャーに臨んでいました。ブラボー!
・カメラの位置は目線の高さか、それより少し上にあると良い
・インタビューには15分前に到着すること。バーチャルの場合でも同じ
・シチュエーショナルクエスチョンでどう応えていくか⇒インタビューアーは、あなたの過去の対応を聞くことで、(あなたの)未来の対応を予測している
・面接官が思っている、質問の背景
・最後に自分が会社側に質問をするときは、最低3つする
色々とありましたが、大体はこんな感じでした。アメリカだと、面接場所には何分前くらいに着いているのが理想なのかなあ?10分?と思っていたのですが、スッキリしました。
あと心に残っているが、
「残念だけど、インタビューアーの中には見た目などの違いによって、最初から先入観や偏見をもってしまっている人がいる。それは事実です。でもそういったバイアスを、自分が前もって準備したり練習したりすることで小さくし、自分の可能性を大きくしていきましょうね」
という言葉でした。
私もそれはアメリカ生活で強く感じています。アメリカ人から改めて言葉で聞くと、「やっぱりそういう人も多いんだな・・」と思って悲しくなりましたけど、でも話を聞いて頑張ろうと思えたので、この方に本当にありがとうと言いたいです。
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きっとどの州にでも、こういった政府が手助けしている機関があると思うので、興味ある方は調べてみてください。もしかしたら図書館とかでも主催していたりするかもしれません。
質疑応答の練習を集中的にしてくれるところではなかったですが、かなり良いレクチャーだったなあと思いました。
私が使ったサイトは、「economic security+州名」を打ち込んで、そのサイト内のイベント欄で見つけました。無料でした。ネットで登録して、指定の時間を選択すると、当日の3時間くらい前にズームにアクセスするためにURLがメール送られてきました。
もともと受講者が6人くらいいたハズなのに、実際は私入れて2人しかいなかったんですけど(他に予定が出来たのかもしれないし、こんなものですね)、でも人数がいなければいないほど質問をたくさんできるし、ラッキーだったかな?
対応してくれる人によって、違いがかなり大きいとは思いますが、良い人にあたれば本当に幸運です。頑張ろうとしている人に対して、追い返すような対応じゃなくて、少しでも助けようとしていることが伝わってくるだけで、本当に救われますよね。
残念ながらそういう人に当たってしまうこともあるかもしれないですが(こういった機関でもどこでも)、気にする必要はないと私は思います。そうじゃない人に、私は目を向けていきたいなと思わせてくれる日でした。
無料ですし、インタビューの事以外にレジュメの書き方などもアドバイスしていたりします。誰でも受けられるようになっていると思うので、使わない手はないなあと感じました。
●アメリカの職安!コロナで仕事がなかなか見つからないので行ってみた感想
アメリカ生活のリアルについてはこちらで書いています↓
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ラスベガスについてはこちらでまとめています↓
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